寒暖差の大きい季節の変わり目に
今の時期、半袖でも暑いくらいの日もあれば今日のように長袖でも肌寒い日もあったりと、日替わりで気温が急激に変わります💦
そんな肌寒い日にオススメなのが、今回ご紹介する1960〜70年代製のUSMCユーティリティシャツになります🇺🇸
私がアメカジ古着に完全回帰した3年前に入手して以来、かれこれ3着も購入してしまうほど気に入ってます! 価格も6,000円〜7,000円が相場なので、気兼ねなく使えるのもオススメするポイント🤗
それではUSMCユーティリティシャツの歴史とディテールを見ていきたいと思います。
ユーティリティシャツの歴史
まずユーティリティシャツの歴史ですが、今回ご紹介するコットンサテン生地は1950年代半ば〜1970年代まで作られました。
このコットンサテン生地、洗い込まれた古着だとホントに良い表情をしてます。しかもほど良く肉厚でサラッとした肌触りなので、素肌の上に着ると気持ち良いんです🤗
またマニアックな情報ですが、生地の正式名称は「Cotton Sateen,OG107」、シャツの正式名称は「OG107 Sateen Shirts」になります。詳しくはいつも参考にしているミリタリー専門店「MASH(マッシュ)」のHPをご覧ください。
タックアウトで着やすいシルエット
このユーティリティシャツ、名前は「シャツ」なのに裾がフラットにカッティングされてるので、パッと見カバーオール系のライトアウターに見えるのもオススメのポイント。
ラウンドカットされている普通のシャツだと長すぎたりダラシなく見えたりするケースもありますが、このユーティリティシャツはむしろタックアウトして着たい!
裾のストレートカッティングだけでなくシルエット自体もボックス型なのでラフにガバッと羽織る方がサマになります😎👍
掠れたステンシルと袖口の処理
写真上は私が現在メインで着ている個体で下が先日masagoniaフリーマーケットで手放した個体のステンシルになります。
N-1やA-2のデッキジャケットだと「USN」のステンシルが入っている方が価値が高いとされてますが、ユーティリティシャツはステンシルの有無で値段は変わりません😅
ただし個人的にはステンシルが入ってる方が好みだし、更にミントコンディションより文字が掠れたユーズドの方が雰囲気があるので大好物です!
この手のユーティリティシャツは古着屋にゴロゴロ転がっているので、興味のある方はコロナ自粛が明けたら是非探してみてください。
袖口の処理は先日ご紹介したシャンブレーシャツと同様、剣ボロ部分にボタンはありません。と言うか切り込みを縫ってあるだけで剣ボロすらありません💦
これだと相当腕が太くない限り袖まくりしてもずり落ちてしまうので、シャンブレーシャツと同様に自分で縫っちゃいました!
袖口に近い部分まで縫うことで熟れて見える「ちょい袖まくり」も可能になります。これはボルゾネッラのシャツが剣ボロ下部にボタンホールを設けていたのをヒントに下の方まで縫い付けました。
この辺りのアイデアもドレス系ファッションを一度通っておくと色々と応用できるので、クラシコイタリア系ファッションの洗練を受けて良かった、と改めて感じます🇮🇹
ユーティリティシャツのコーディネート
まずはみんなの大好物、ジャブスアルキヴィオのドローストリングパンツと合わせました。
ユーティリティシャツのオリーブカラーとグレーのウールパンツはとても好相性! 他のアイテムを白で統一すれば爽やかに着こなすことが出来ます。
ここに先日購入したリメイクの巾着バッグではカジュアル過ぎてオヤジにはToo muchなので、上質なレザーを使ったCISEI(シセイ)の巾着を合わせることで大人の品位をキープしたいところ。
最後はゴリゴリのアメカジアイテム、更に言えば全てのアイテムをMADE IN USAで固めたコーディネート🇺🇸
ちなみにコロナ自粛でお出掛けできないので、お気に入りの501XXを穿いて自撮りして自己満足してます(笑)
ここにスニーカーを持ってきてしまうと大人らしさが微塵も感じられなくなるので、「困った時のタッセルローファー」ことオールデン666ダークブラウンスエードを足元に入れて大人の品位をキープします👞
USMCユーティリティシャツのまとめ
と言うことでこの時期にサッと羽織れる便利アイテム、USMCユーティリティシャツを紹介してきました。
写真上のようにゴリゴリのアメカジから綺麗めのウールパンツを合わせたコーディネートまで幅広く使える上、相場も6,000〜7,000円とお手頃なので挑戦しやすいのも嬉しいポイントです🤗
ちなみに178cm/66kgの私が着ている個体のサイズは15ハーフ。肩幅と袖丈はジャスト、身幅はほど良くゆとりがあります。大人が羽織ってもだらしなく見えないフィッティングの参考になれば幸いです🙇🏻♂️
まだお待ちでない方は、洗い込まれたコットンサテン生地の気持ち良さを是非一度体験してみてください!
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