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ウエアハウスのバナーデニムを1ヶ月穿いた感想

パンツ

丸1ヶ月経過したDD-1101

早いもので購入してから1ヶ月経過したウエアハウスDD-1101(1967MODEL)。今月初旬から自宅待機を命じられているのもあって、「ほぼ」ではなく毎日このデニムを穿いてます👖

初めて購入したウエアハウスのデニムを丸1ヶ月穿いた感想を、今まで穿いていた事のあるフルカウントやRLLと比較しながら書いていこうと思います✒️

 

 

 

 

薄くパリッとしたバナーデニム

今回はRLLやフルカウントの時とは違い、糊付けせずに穿き込み始めました。理由は不自然でグッキリしたヒゲを嫌ったからです。

フルカウントの場合ジンバブエコットンが柔らかいので、糊付けしてもしばらく穿き込むとある程度柔らかくなりました。しかし15oz前後もあるRLLの場合、糊付けしたら長期間カチカチのままで穿くのが辛かった😂

しかもカチカチのまま穿き込んだら、生地が鋭角に折れるのでヒゲがグッキリ付いてしまい好みの色落ちにならなかった経験があります。濃淡の強いヒゲは好みがあるので何とも言えませんが、私は自然なヒゲを求めてウエアハウスには糊付けせずに穿き込みをスタートしました。

 

 

 

 

このバナーデニムは13.5ozと言うことで、穿き込む前はフルカウントの13.7ozと似た生地感だと勝手に想像してましたが、その予想は全く間違ってました…

フルカウントが「履き心地の良い柔らかさ」を追求したデニムなのに対し、バナーデニムはあくまで「当時のリーバイス」を目指しており、硬くてパリッとした穿き心地です。

しかも13.5ozと比較的生地は薄めなので、腰周りのヒゲがすぐに定着します。写真上は穿き込み始めて1週間後の腰周りのUPですが、薄く硬い生地は多数のヒゲを生むだけでなく定着にも一役買ってるみたいです👖

これには正直驚きましたし良い意味で予想を裏切られました。今回購入したDD-1101は濃紺デニムとして活躍させたいのでハードに穿き込む予定はないのですが、ここまでヒゲが定着するとデニム愛好家としてはガッツリ育ててみたくなります(笑)😅

 

 

 

 

硬いが故に膝が出まくる

ヒゲの定着面では素晴らしい生地のバナーデニムですが、ことシルエットに関してはデメリットもあります。それは膝がガッツリ出てしまうこと…。

せっかくのテーパードストレートの綺麗なシルエットも、深く膝を曲げた姿勢の後は自分でもビックリするくらい飛び出てしまいますから(笑)

なので座った後は手で膝の辺りをさすって生地を戻してやってますが、それも嫌なので最近はこのデニムで胡座や正座はせずに椅子に座るようにしてます😅

私は忖度しないブロガーなので敢えてデメリットも書きました。しかしヒゲの定着やパリッとした生地感だけでなく、毛羽立ちのあるザラついたデニムの表情など総合すると非常に良い生地だな〜と感じてます🤗

 

 

 

 

1stウォッシュ後、早くもアタリが

まだ1ヶ月しか穿いてないので洗いたくなかったのですが、とにかく膝の飛び出しが気になって仕方ないので軽く洗ってやりました。

濃紺デニムとして使いたいので極力色落ちさせない為、今回はオシャレ着用洗剤(中性洗剤)を使って軽く押し洗いするのみです。もちろん乾燥機なんかには入れず天日干しです☀️

何かの雑誌で読んだのですが、1940年代まではアメリカで乾燥機が一般家庭まで普及しておらず、デニムの赤耳のアタリもそこまで出てなかったが、1960年代に入ると家庭用乾燥機が一気に普及した為、ゴリゴリに耳のアタリが付いたデニムが増えたみたいです。

そう考えるとリゾルトは66モデルを意識しているので乾燥機を使うエイジング方法は年代的にもドンピシャで、まさにリアルアメリカンなメンテナンス方法なんですね🇺🇸

 

 

 

 

こちらは1stウォッシュ後のDD-1101ですが、乾燥後はパリッとした生地感が復活しており、軽く立たせることも可能なレベルです(笑)

軽く押し洗いしただけですが、早くもバックヨーク部分にパッカリングが発生してるのが分かります。これもウエアハウスが当時のリーバイスを再現したバナーデニムの賜物なのでしょう!

また以前ウエアハウス名古屋店の店長とお話しした際、洗濯までの期間について伺いましたが、大体30回穿いたら洗うことを推奨しているそうです。

そう考えると、私はこの1ヶ月毎日穿いていたので1stウォッシュのタイミングはあながち間違ってないのかもしれません🤗

 

 

 

 

反り返って丸まった赤タブに感動!


上:ウエアハウスDD-1101
下:60sリーバイス501Sタイプ

ブログやinstagramで色々な方のウエアハウスDDシリーズを拝見してきましたが、私が最も注目したのがこの赤タブの反り返り

これはレーヨン製でないと発生しない現象らしく、残念ながら私が今まで穿いてきた濃紺デニム達に付属してなかったディテール。そもそもAPCやRLLは赤タブ自体が無かったけど(笑)

やはりオリジナルリーバイスを追い求めると、この赤タブとアーキュエイトステッチはどうしても欲しいディテールになります。今回のDD-1101は購入当初カンヌキ止めされておりピンと張った状態でしたが、今回の1stウォッシュで見事丸まってくれました🤗

この反り返った赤タブは写真上にもあるようオリジナルのリーバイスの赤タブを再現してくれています。またDD-1101はポケットを縫い付ける運針もオリジナル同様の幅にするなど拘って作られている為、パッと見はヴィンテージリーバイスに見えるほどです!

 

 

 

 

折り返し無しのノークッション穿き

先程から何度も書いてますが、とにかく膝が出まくるので折り返して穿くと、O脚の私の場合シルエットが大変なことになります(笑)😂

そこで今回は思い切ってノークッションのジャストレングスに裾上げをし直してもらいました。また何度でも裾上げを無料でやり直してくれるウエアハウス直営店の顧客サービスには頭が下がります🙇🏻‍♂️

当初ノークッションのレングスに戸惑いましたが、慣れたらこっちの方がシルエットも崩れないし裾の折り返し幅がズレないか心配する必要もないので快適そのもの!

しかし「ちょいロールアップ」はお洒落に気を遣ってる人のアイコン的スキルなので、ただ丈の短いデニムを穿くと「ダサい人」に見えるリスクも出てくるので全員にはオススメ出来ませんが😅💦

 

 

 

 

ちょいロールアップの丈から2cmほどカットして完全にくるぶし丈に裾上げしましたが、見た目のレングスはほとんど変わりません。

個人的に「ちょいロールアップ」スタイルはヤコブコーエンのデニムを穿いていた2009年頃からやり続けたスタイルなのでかなり食傷気味でした…

そこで久しぶりに1cm単位で攻めていったノークッションのレングスがとても新鮮に感じ、今後リジッドデニムはノークッションでいこうと思うほど気に入ってます!

しかしヴィンテージデニムに関しては基本「裾上げタブー」なのでロールアップスタイルを継続する予定です👖

 

 

 

 

バナーデニム1ヶ月後の感想まとめ

今回初めてウエアハウスのバナーデニムを入手しましたが、フルカウントと同じ13oz台の生地でもブランドによってアプローチが全然違うことが分かって勉強になりました。

語彙力のない私がこのバナーデニムを言葉で表現すると「薄くて・ゴワゴワして・パリッと硬い」になります(笑)。

見た目はヴィンテージのリーバイスより生地がボコボコしてザラついているので「レプリカ然」としていますが、育て甲斐がありそうな生地は学生時代に初めて購入したレプリカデニム「ドゥニームのXXタイプ」以来のワクワク感があります!

これからしばらくの間はウエアハウスDD-1101(1967MODEL)を中心に穿いて、1年後を目安に経年変化を報告したいと思います👖

 

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