通っている古着屋で出会ったジャケット
愛知県が緊急事態宣言に入る前、相変わらず週末に古着屋巡りをする私。この日も古着仲間と3人で大須界隈をブラブラしていました👣
我々アラフォーオヤジがオシャレに着られる手頃な古着を多く置いていることで有名な古着屋CROUT栄では毎回何か良いブツを見つけてしまっては購入を繰り返してます笑。
今回こそは手ぶらで帰ろうと思ってましたが、お仲間が気になるブツを発見し試着してるではないですか。それこそが今回のお題であるサファリジャケットになります。
お仲間がサファリジャケットを試着している姿を見た瞬間、「めっちゃカッコイイ!」と正直思いました。やはりベルトで絞るアウターは色気がありますね!
しかし彼には少しサイズが大きかったようで私に試着を促すもんだから、折角なので袖を通してみると…案の定ジャストサイズでした😂
と言うことで、全く買う予定のなかったサファリジャケットを連れ帰った私。意図しない突然の素敵な出会いがあるのも古着屋巡りの醍醐味なんですけどね。
イタリアブランドもサファリJKを展開
出典:Legare
ここ数年ドレスファッションのカジュアル化が進んでいることから、クラシコ系のイタリアブランドからもサファリジャケットタイプのアウターが展開されています🇮🇹
画像は楽天市場で検索して出てきた商品になりますが、シャツブランドのオリアンやトータルブランドのラルディーニもサファリジャケットを作ってますね。
また画像のコーデから、サファリジャケットは綺麗めに着こなせるアイテムであることが分かります。大人のリラックスした休日コーデにピッタリな雰囲気を醸し出せます!
出典:男前研究所
実際にイタリア人のコーデを見ていくと、白パンやグレーのスラックスなどテーラードジャケットと同様の組み合わせでドレッシーに着こなしているのが分かります。
私も古着屋で試着した日はたまたま白パンを穿いてましたが、ベージュとホワイトの組み合わせは春夏らしい季節感が出せるだけでなく、とても洒落て見えるので大変気に入ってます!
また古着屋で見かけるサファリジャケットは大抵ベージュなので、それ以外のカラーが欲しい場合はイタリアブランドのサファリジャケットをチョイスするのもアリかもしれません。
80sバナナタグのバナナリパブリック
アメリカ古着が大好きな私ですが、実はこのバナナリパブリックの初期モデルに付くバナナタグについては全く知りませんでした😅
いつものCROUT栄のスタッフさんの説明によると、この頃のバナリパは非常に作りが良くて集めているコレクターがいるほど人気があるとのこと。
確かに目の詰まったコットンポプリンの生地は地厚でしっかりしており各部の縫製も屈強なので、ガチでサファリ(日本語訳で冒険旅行)に着ていけそうなほどです笑。
出典:PRAYER ARROW
出典:Hi-smile
実はバナナリパブリック、1978年にカリフォルニア州で創業した比較的若いブランドだったりします。何なら私より若い…😂
また創業当時はサファリ系ファッションを扱うブランドとして成長しており、まさに今回私が購入したサファリジャケットも当時展開していたアイテムにドンピシャで当てはまります。
ちなみに画像上は90sバナリパのポケットTシャツで、地球儀のイラストが入ったシリーズとアニマルのイラストが入ったシリーズ(通称アニマルシリーズ)がありました。
実はこのポケT、私が高校生の頃に一部の並行輸入ショップでしか取り扱いがありませんでしたが、アンテナ感度の高いファッション好きの間でブレイクしたアイテムなんです!(懐かしい〜)
サファリジャケットのディテール
それではサファリジャケットのディテールについてチェックしていきます。まず見た目で特徴的なのが4つポケット・肩のエポレット・ウエストのベルトかと思います。
特に剥き出しボタンの4つフラップポケットがサファリジャケットを印象付ける最大のポイントで、どこのイタリアブランドもこのディテールだけは踏襲しています。
逆にエポレットやベルトのディテールは無くして作っているブランドもあります。特にエポレットが付くとラギッド感が強くなるので綺麗めに着こなすのが難しくなりますからね。
そこでエポレットの男臭さを中和してくれるのがウエストのベルトになります。ラギッド感が強いサファリジャケットにベルトが付くことでややドレッシーな雰囲気を与えます。
またベルトをギュッと絞ることで色気のあるシルエットを作れる上に洒落て見えるから不思議です。個人的にはゆとりのあるサイズのジャケットを絞って着た方がシルエットにメリハリが出るので好みです。
あと面白いディテールとして捲り上げた袖を留めるボタンとフラップが内蔵されてます。がしかし、ここまで捲り上げるとガチのボーイスカウトみたいな見た目になるので使いませんが笑😂
アメカジオヤジの綺麗めサファリコーデ
今回のお題でもある「オヤジだから似合うベルト付きアウター」ですが、実際に40代中盤のアメカジオヤジである筆者がサファリジャケットを着てみましたのでご参考まで。
こちらはCROUT栄で試着した時の画像ですが、たまたまベージュのサファリジャケットにピッタリな色合わせだったので掲載しました。
やはりベージュのジャケットにはホワイトパンツと茶系の革靴を合わせると全体的に柔らかい雰囲気が出せるかなと。今回はダークブラウンの靴でしたが、もっと明るい茶靴の方が良いかもしれません。
ちなみに画像では先程のフラップで袖を留めてますが、半袖ばりに短くなるのが分かります…。これだと今にも冒険に行きそうに見えますね笑。
続いては私の大好物である色落ちしたリーバイス501赤耳とのコーデ。先程のコーデでは茶系で纏めましたが、こちらではネイビーのボーダーTシャツやデニムなどブルー系と組み合わせてみました。
ちなみにこの色の組み合わせはクラシコ系ファッションでは定番のアズーロ エ マローネ(青と茶の意味でイタリア語ね)と呼ばれる鉄板コンビネーションになります。
最近マイブームの黒革靴も検討してみましたが、靴だけ黒だと浮いて見えるので今回はパス。同様に濃紺デニムも重たく見えてしまい季節感が出ないので、ここは色落ちしたデニムの方が良さそうです。
またこのコーデで履いてるパラブーツのバースですが、以前読者の方より「マッケイのバースは雨の日に履いたら水が靴内に侵入するか?」と質問をいただきました。その答えは…
ガッツリ水が侵入するので靴下はビチョビチョに濡れます笑
あとブラウンの乳化性クリームを使うとモカ縫いの白ステッチが茶色に染まるのでご注意を😂
ちなみに私はバースで川に入ったりとスニーカー感覚で履いているので、気にせずブラウンのクリームを使ってステッチまで茶色に染めてやってます笑。
オヤジのサファリジャケットまとめ
今回は「オヤジだから似合うベルト付きアウター」ということでサファリジャケットについて書いてきましたが、改めて買ってよかったアイテムだと感じております!
その理由はほど良いラギッド感とベルテッドアウターが洒落て見えることになります。これがミリタリーアウターの場合、エポレットが付くだけで男臭さ全開になりますからね笑。
あと古着屋で探せばお手頃価格で購入できるのもサファリジャケットをオススメしたい理由の一つ。ちなみに私の80sバナナリパブリックの個体で1万円台中盤で買えますから、気軽にお試しできますね。
最後に私がサファリジャケットで最も気に入っているポイントは、なんと言ってもベルトをギュッと絞って着るだけで洒落て見えること。これに尽きます!
ちなみに画像の左右ではウエストベルトの絞り具合が違いますが、個人的には画像左のようにキツイくらいに絞ってからブラウジングしてやると熟れて見えるかなと(腹が苦しいですが笑)。
4つポケットのほど良いラギッド感があるサファリジャケットは我々オヤジにこそ似合うアイテムだと思いますので、同年代の読者の方でまだお持ちでなければ是非チャレンジしてみてください🤗
コメント
以前、マッケイ製法の浸水についてコメントした者です。
やはり浸水しましたか……(笑)。
素足で履くならあまり問題にはならないでしょう。お書きになっているように、乱暴に履くのが似合う靴だと思います。
banninさん、コメントありがとうございます。
はい、めちゃくちゃ浸水しました笑(ToT)
かなり乱暴に履いてるので色がハゲますが、乳化性クリームで補色しながら長く使えたらと思ってます!