2つの趣味を味わえるバイクでの古着屋巡り
アラフィフの筆者が重い腰を上げて大型バイクの免許を取得し、嫁さんに借金までしてハーレーのバイクを購入したことは、前回の古着屋巡りの記事でお伝えしました。あれから3ヶ月経ちましたがバイクに飽きるどころかハマりにハマってしまい、むしろ古着屋遠征を何度も繰り返しております。
今回は神奈川鎌倉市の老舗古着屋シーガルをはじめ、茨城県筑波市の新規古着屋のMAYと名店パラダイスバレー、そして千葉県柏市のグリーフルとエウーゴの一挙5店舗の古着屋をご紹介します。その中でもシーガル、パラダイスバレー、エウーゴはヴィンテージ古着に強いお店として有名なのでお楽しみに🤗
またハーレーの借金で貧乏モード突入中の筆者ですが、今回の古着屋巡りでもしっかりと春夏アイテムを散財しております笑。アメカジオヤジが選びたいUSA製の古着Tシャツについてもレビューしていきますので、まだまだ続く夏日用アイテムの参考になれば幸いです。それでは早速ご紹介します!
教えたくないほど良店!シーガル鎌倉店
まず最初にご紹介する古着屋は、観光地である鎌倉の江ノ電「長谷駅」のすぐ目の前にあるシーガル鎌倉店になります。最初にナビで検索して行った時は、あまりにも駅から近すぎて見つけられませんでしたが笑、長谷駅すぐ隣のビルを階段を使って2階に行けばシーガル鎌倉店に行くことができます。
まず店舗に入って驚いたのがヴィンテージアイテムの物量で、30年前の第一次古着ブームの頃に戻ったような気分になりました。残念ながら2023年現在の古着屋はどこもレギュラー古着ばかりで、ヴィンテージ古着を愛する我々40代オヤジを喜ばせてくれる古着屋はほとんど無くなりました。。
そんな中シーガル鎌倉店ではレジ奥のガラスケースにはリーバイス507XXをはじめ、50sデニムカバーオールやラングラーのロデオジャケットなどズッシリと積まれております。そして店長は非常〜に気さくで話しやすい方(しかもめちゃくちゃお洒落です)で、SNS掲載の許可もご快諾してくれました!
そしてシーガル鎌倉で目を見張ったのは、なんとアンダー10万円という奇跡の価格設定で販売しているブルーベルタグのラングラー27MWです!このブルーベルタグのデニムウエスタンシャツは古着業界でも非常に人気の高いアイテムで、都内の古着屋であれば平気で15〜20万円の値札を付けるでしょう。
実はそれほど高額でもおかしくないくらいレアなアイテムなので、探すことすら諦めていた筆者には輝いて見えるほどです。しかしハーレー購入で万単位の商品を買うのに躊躇するお財布事情では簡単に手が出ませんが、もしサイズが良ければ清水寺からダイブするつもりで試着させてもらいました。
すると残念ながらボタンを閉じて着るには少々キツかったので、泣く泣く断念することにしました(内心ホッとしていたりして笑)。しかしせっかく鎌倉まで遠征してきたので何かゲットして帰りたいと、その後も広大な店内をリサーチし続けました。するとレジ横に何やらイカしたアイテムがありました。それは…
シーガル別注スゲーテキスタイルのヴィンテージバンダナ風手拭いです!恥ずかしながらスゲーテキスタイルという日本ブランドをこの時初めて知りましたが、どうやらヴィンテージのようなエイジングを楽しめるバンダナストール(手拭い)をメインで扱っており、若者からも支持されているブランドになります。
そのスゲーテキスタイルにセンスの良いシーガル鎌倉店の店長が別注を掛けたのが、このドットシリーズのバンダナ風デザインになります。実はこっそりバンダナコレクターでもある筆者ですが笑、ドットデザインはレアなピースで相場も5,000円台以上と高値をキープするほど人気のデザインなんです!
実際に店長オススメのデザインを購入して何度か洗濯しましたが、みるみるうちに染料が落ちてヴィンテージさながらの雰囲気になりました。涼しくなったらインスタにバンダナストールコーデをUPしますが、気になる方はシーガル鎌倉店にお問い合わせください(多分完売してるかもですが)。
宝探し気分が味わえる筑波の古着屋MAY
続いてご紹介するのは、筑波にあるレギュラー古着を扱う古着屋MAYになります。こちらのお店ではゴリゴリのヴィンテージ古着は扱っておりませんが、店内にビッチリと置かれたレギュラー古着の中から面白いアイテムを探せます。しかも価格設定が安めなので、思わず買いたくなってしまいます。
基本的にヴィンテージ古着にしか興味がない筆者なので、店内の中から気になるヴィンテージピースがないか探してしまうのは本能でしょうか…笑。とは言え「レギュラーをメインなら扱う古着屋でヴィンテージなんて見つかるわけないか」と諦めかけた時、出てきたのがチャンピオンのコーチジャケット。
しかも60〜70sのディテールであるランナーズタグのチャンピオンなのに4,800円という激安価格じゃないですか!いくら土地代が安い筑波だからと言っても(失礼だろ)、ここまでお安くして利益は大丈夫なのかと心配になってしまいます。とは言えせっかくなのでコーチジャケットを試着させてもらうと…
はい、ジャストサイズってことでお買い上げとなりました笑。実はバイクのツーリング用にナイロン製のコーチジャケットを探していましたが、せっかく買うならヴィンテージ古着が良いな〜と考えていました。しかし探してみると赤とか黄色とか派手カラーの個体ばかりで、オヤジが着るにはちと恥ずかしい。。
そんな中MAYで出会ったチャンピオンのコーチジャケットは安心の?ネイビーカラーで落ち着いた印象ですし、アメリカの鉄製造メーカーである「ARMCO」のロゴがシンプルかつ可愛らしいので即決しました。やはりコーチジャケットとは言えランナーズタグが装備されたチャンピオンはテンションが上がります!
しかも訪問したのが5月だったのもあり、店名のMAY(5月)を記念してセール価格で10%オフになっていました。もうどこまで安いんだか…とにかく掘り出し物を見つけたい方は茨城県に行く機会があれば是非MAYまで足を運んでみてください。東京の古着屋とは価格設定が全然違うことに驚くと思いますよ😁
山の中の天国?17:00閉店のパラダイスバレー
続いてご紹介するのは、MAYと同じ茨城県筑波市にある老舗古着屋のパラダイスバレーになります。こちらのお店は2019年に初めて訪問してジャングルファティーグ3rdを購入して以来、何度も足を運ぶほどお気に入りの古着屋で、筆者のようなヴィンテージ古着フリークのオヤジやオバサンが多く来店しています笑。
ツーリングがてらアメカジ好きの友人をパラダイスバレーに連れていきましまが、相当気に入ってくれたのか後日嫁さんを車で連れて再訪問するほどでした笑。やはり都内の古着屋はレギュラー古着すら相場が以上に高いので、これからは地方の古着屋がもっと注目されて然るべきなのかもしれませんね。。
実際にパラダイスバレーの2階に置いてある古着コーナーは3,000円以下の価格設定ですし、我々30年前の第一次古着ブームを知っている人間からすると安心感のあるお店だな〜と感じます。やはりオヤジには90sは所詮レギュラー商品=現行品という扱いで考えてしまうので、どうしても高額を払えません😅
そしてパラダイスバレーで筆者が購入したのは、ここ数年若者の間で流行っているハーレーダヴィッドソンの古着Tシャツと60sヴィンテージのブラック半袖スウェットになります。先日高円寺の古着屋巡りをしてハーレーTをチェックしましたが、相場は5,000〜8,000円と意外と高値でビックリしました。
しかしパラダイスバレーのハーレーTは筑波価格の2,900円と激安な値段設定なので、何も迷うことなく即決できます!確かに都内の古着屋はテナント料や固定費が高いので、商品は価格転嫁しないとやっていけないのも理解できます。しかし消費者としては少しでもお安く購入できるのは正直言って嬉しいです😆
もう一つ購入した半袖スウェットは2万円ジャストと安くはないですが、そもそもブラックボディの半袖スウェット自体がレアアイテムなので仕方ありません。しかも半袖スウェットは小さいサイズしか見つからないので、ノーダメージかつゆったり着られるサイズだったのも即決を後押ししました。
パラダイスバレーは掛け値なしで良店のヴィンテージ古着屋なので、筑波に行く機会があれば是非立ち寄ってみてください。またパラダイスバレーの店舗の場所は山の麓かつ閉店は17:00とかなり早めなので、もし行かれる際は余裕をもって早めに到着されることをオススメします。
センスの良い若者向けの古着屋グリーフル
続いては千葉県柏市に足を延ばしてみましたが、実は30年前の第一次古着ブームの頃から古着屋のメッカとして柏は有名でした。ただし筆者も30年前に1〜2回しか柏に行ったことがえりませんが、そんな中最初に訪問したのはグリーフルになります(店内の撮影許可をいただきありがとうございました🙇🏻♂️)。
こちらの古着屋はどちらかと言うとレギュラー古着を中心に取り扱っており、ヴィンテージではなくセンスの良さで勝負されております。実際に店内の雰囲気も陳列の仕方も非常に洒落ており、このお店の商品を買ったら自分もオシャレになったかのように思わず勘違いしてしまいます笑。
今回の古着屋巡りは夏向けのアイテムを探しており、特に大好物であるUSA製のポケットTシャツで良さそうな個体に巡り合ったら即決する予定でした。その事を感じのとても良いスタッフさんに話すと、「何枚か広げてみましょうか?」とこんなオヤジ相手に素敵な接客をしてくれるじゃないですか!
その若いスタッフさんが店舗のソファに5着ほどのポケットTシャツを並べてくれたので、どれにしようかな〜?と多少迷いましたが、さすがにオヤジが原色系派手カラーのTシャツを着ていたら自分でも引きます笑。よって消去法で残ったのがNORTH CREEK TRADERSという聞いたことのない謎ブランドのポケTです。
実は80〜90sのUSA製無地ポケットTシャツの中でも、古着業界で評価の高いフルーツオブザルームやBVDを探していました。しかし接客がとても気持ち良かったですし、Mサイズ表記とは思えないビッグシルエットが今っぽくて気に入ったので即決しました。しかもポケットに耳が付いていたのでお得な気分です!
ちなみに胸ポケットに耳が付いていると80sの可能性が高く、この頃のポケットTシャツはサイドに縫い目がない丸胴編みなので着心地が良いのも特徴です。もしセンスの良いレギュラー古着を気持ちの良い接客で買いたい方は、柏のグリーフルに是非足を運んでみてください🤗
これは凄い!エウーゴのヴィンテージ古着達
最後にご紹介するのはグリーフルと同じ柏にある古着屋で、今回訪問した古着屋の中で最もリーバイスのヴィンテージデニムを置いていた古着屋エウーゴになります。お世辞にも広い店舗とは言えませんが、お宝アイテムが所狭しと置いてあり1990年代にタイムスリップした気分になります。
残念ながら店内の画像はありませんが、レジ奥の壁にはリーバイス507XXや501XX、タイプ物などびっしりと掛かっておりました。またヴィンテージスニーカーにも異常に強く、ミントコンディションの70sコンバース・チャックテイラーや90sニューバランス576レザーなど我々オヤジがときめくアイテムばかり🤤
またヴィンテージアイテムの価格設定は都内に比べれば安いので、電車や車を使って柏まで遠征する価値はありそうです。そんなお宝アイテムだらけのエウーゴで筆者がめちゃくちゃ気になったのが、天井から吊るされていた40sの両Vスウェット。実はヴィンテージスウェットの世界で両Vは別格のレアアイテムになります。
しかも定番のオフホワイトやライトグレーではなく、ヴィンテージ古着愛好家にはグッとくるフェードしたレッドなんです。これ着たらマックCMのキムタクになれるかも?と妄想しながら試着させてもらうと笑、178cmの筆者が着てもゆとりのあるサイズ感かつミントコンディションなのがたまりません!
ただ即決できる金額ではなかったので店内で死ぬほど迷いましたが、今回は断念することに…。しかしエウーゴはヴィンテージ古着だけでなくレギュラー古着も通好みのチョイスをしており、USA製の無地ポケTも数多く取り揃えていました。その中で筆者が選んだのがタウンクラフトのポケTになります。
ご存知の読者さんも多いかと思いますが、タウンクラフトはストアブランドJ.C.ペニーが展開する1ブランドになります。古着屋巡りの締めにミントコンディションのUSA製ポケTをゲットしましたが、リーバイスのヴィンテージデニムをお探しの方はエウーゴ目当てで柏まで遠征することをオススメします。
ハーレーで行く古着屋巡りパート2まとめ
と言うことで今回は、愛車ハーレーダヴィッドソンで神奈川県鎌倉市、茨城県つくば市、千葉県柏市の古着屋5店舗を訪問してきました。正直な話メチャクチャ高騰している都内の古着屋に行くより、少し遠いですが地方の古着屋に行った方が掘り出し物に出会えるチャンスが多いと感じました。
この5店舗の中でもヴィンテージ古着をお探しの方は、シーガル鎌倉店、つくばパラダイスバレー、柏エウーゴに行くことをオススメします。またシーガル鎌倉店は湘南海岸での海水浴や鎌倉観光も兼ねて行ける立地にあるので、休日の家族サービスを同時にこなせるのが我々責任世代のオヤジにとっては嬉しいポイントだったりします笑😆
次回は群馬県、静岡県、そして久しぶりの愛知県名古屋市に凱旋帰国して古着屋巡りをする予定ですので、楽しみにお待ちください。また読者の方からオススメの地方古着屋の情報がありましたら、是非教えていただけると助かります。そして行ける範囲であればハーレーに乗って訪問する予定です。以上です!
コメント
愛車で巡る古着屋さん。
グリコアーモンドチョコですね。(一粒で2度美味しい)
私事ですが愛機SRX600のエンジンオーバーホールが終わり帰ってきました。ON THE ROAD AGAIN
(私の好きなカントリー曲)
です。
ジョニーゲップさん、いつもコメントありがとうございます!
グリコアーモンドチョコの謳い文句をどれだけの人が覚えているか…笑
SRX600オーバーホール完了おめでとうございます(^^)
いつの日か一緒にツーリングしたいですね〜。