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ヴィンテージアメカジ古着コレクターkousei氏のお宅訪問

古着屋巡り

「東の爆買王」の異名を持つ男、kousei氏

とある年末のこと、東の爆買王の異名を持つ友人であるkousei氏と一緒に原宿の古着屋巡りをした際に氏の自宅を訪問しました。実はkousei氏との付き合いはクラシコイタリア系ファッション時代にオフ会で出会ってからなので、かれこれ7年に及びます。

その頃からクラシコ系のお仲間の間でkousei氏の爆買いは有名でして、スティレ ラティーノのジャケットやムーレーのダウンコート等、貧乏リーマンには中々手が出ない30万円前後もする高額なイタリアブランドのアイテムを次々と購入してましたから。。

そんなクラシコ系のお仲間だったkousei氏も私と同様に学生時代古着kidsだったらしく、今では完全にヴィンテージ古着コレクターに生まれ変わりました笑。また私のコレクションとは比較にならない程ヴィンテージアイテムを所有しているので、この機会に皆さんに一部ご紹介します🤗

 

 

 

 

 

 

高騰が止まらない506XXファーストモデル

先ずは現在高騰が著しいヴィンテージリーバイスのデニムジャケットからご紹介します。画像上の2着はどちらもファーストモデルこと506XXになります。サイズは40〜42でこれだけ色が残っているので、2023年現在ですと冗談抜きで150万円〜はしてしまいます🤯

しかも画像右の個体はなんと4つボタンで胸ポケットのフラップ無しの通称「大戦モデル」になります。kousei氏曰く「ドーナツボタンじゃないから…」と不満な様子でしたが、大戦モデルはファースト前期の中でも圧倒的にレアなので、今では200万円以上の価値があります!

普通の人から見たらただの薄汚れたジージャンが2着で350万円の価値があると知ったら、古着に興味のない一般人はビックリするでしょうね笑。

 

 

 

 

 

見せていただくだけでは勿体ないので、いつも通り試着させてもらいました。どちらも推定サイズ40〜42なので、178cmの筆者が着ると肩の落ち具合がちょうど良いです!個体的には今流行っているTバックほど肩が落ちるのは好みではないので、ちょい大きめが気分です。

また個体差だと思いますが大戦モデルの方が着丈が短いので、中に着ているオルテガ・チマヨベストのはみ出し方が違うのが分かります。実は私が所有する2着の506XXも同じサイズなのに、着丈が1cm以上違います。。

元々ブラウスとして生み出された506XXは着丈が短い設計になっているので、この1cmの差が見た目に大きな差を生み出します。もし506XXの購入を考えている方は襟下からの着丈の長さを確認することを強くオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

ヴィンテージリーバイス501の47モデル

続いてもヴィンテージリーバイス好きにはたまらない501XXの通称47モデルをご紹介します。画像左の濃いデニムは以前の記事で書いたキムタクがドラマ「グランメゾン東京」で実際に穿いた501XXになりますが、今回はお隣の薄い色目の47モデルを試着させていただくことに。

実は筆者とkousei氏とは身長・体型がほとんど一緒なので、彼のジャストサイズは私にとってもドンピシャなわけです。やはり47モデルはワークウエア時代に作られているので、土管ストレートなシルエットになっています。

また47モデルはヴィンテージデニム愛好家の中で「完成された501」としてファンの間で崇められている存在。残念ながら私は53モデルと呼ばれる501XXの1本しか所有していないので、しかいつの日か憧れの47モデルを手に入れたいと思います。→2021年にこの個体を譲っていただきました!

 

 

 

 

 

超レアな20〜40sのヴィンテージカバーオール

続いてカバーオール編へ。先ずは1903年オクラホマ州で創業、鉄道関係の労働者向けのワークウェアブランド、パワーハウスからご紹介します。

こちらの個体、チンストラップ付きのパワーハウスは1930〜40年代製と推測されます。それにしても80〜90年前の鉄道員の作業着がこんな綺麗な状態で残ってるなんて、本当に奇跡としか言いようがないですね。。

しかも身体がバカでかいアメリカ人労働者が着る作業着なのに、我々日本人が着てちょうど良いサイズなのも相当レアなことは間違いありません。折角の機会なので、ここは筆者が試着するしかないでしょう笑。

 

 

 

 

 

試着した感じはサイズ36程度のフィット感で、178cm/68kgの筆者がカットソー&オルテガのベストの上に着てジャストです。しかもインディゴの色もかなり残っているだけでなく、作業着なのにノーダメージのコンディション。あぁ、めちゃくちゃ欲しい…🤤

リーバイスのヴィンテージデニムはここ数年でかなり高騰しましたが、実は30〜40sのヴィンテージカバーオールはタマ数が圧倒的に少ないので昔から高値安定した市場だったりします。おそらくkousei氏もそれなりのプライスを叩いて購入したと思いますが、いくらで買ったかは怖くて聞けません笑。

 

 

 

 

 

続いてご紹介するお宝ヴィンテージアイテムは、1889年ミシガン州に創業したワークウェアブランド、カーハートのカバーオール。ワークブランドとしてはLeeやオシュコシュと並ぶほど有名なブランドです。

今回ご紹介するカーハートの個体は、ハート型のチェンジボタン・変形ポケット・MASTER CLOTHと書かれた赤タグから1920〜30年代製個体と推定されます。もしかすると100年前に作られた可能性があるなんて、もはやヴィンテージではなくアンティークの領域に突入しています😳

恥ずかしながら私、この年代のカーハートを見るのが初めてなんですが、購入価格も100万円近いスペシャルなカバーオールをkousei氏は普段使いしているそうです。私なら金額にビビって着られないかも…笑。

 

 

 

 

 

珠玉のヴィンテージウォッチコレクション

続いてはガラスケースに収納されていた9本のヴィンテージウォッチについてご紹介。9本もあるので全てはご紹介できませんが、今回はその中でも私が気になった2本を見ていきます。画像上から順にチュードルのミラー文字盤レンジャーとIWCのパイロットウォッチマーク11になります。

まずはレンジャーですが、通常のマット文字盤でも最近は出てこないのにミラー文字盤仕様なんてそう簡単に見つかりません!もしアンティークウォッチ専門店で販売するとしたら、恐らく100万円以上はすると思います。

更にそれの上をいくのが相場120〜140万円はする超レアなパイロットウォッチマーク11です。このモデルはイギリス空軍に納入された個体で、その証拠にダイヤルにイギリス空軍のマークであるブロードアローと夜光塗料のトリチウムを表すTマークが鎮座しています!

 

 

 

 

 

 

ヴィンテージのライダースジャケットたち

続いてはヴィンテージのライダースジャケットをご紹介。1着目のkousei氏自ら洗いをかけてオイルを落とした90sバブアーのインターナショナルジャケットになります。私もバブアーにお湯をかけてオイルを落としたことがありますが、臭い・ベトつきがかなり軽減されます。

またkousei氏のインターナショナルジャケットはオイルを落とすことで色味がグレーがかった墨黒に変色し、熟れた雰囲気になっているのも素敵です。オイルが入った真っ黒な色味よりグレーがかった色味の方がコーディネートしやすいでしょう。

ちなみに画像下はヴィンテージのインターナショナルジャケット用ピンバッジになります。私も初見でしたが、バブアーワッペンと同じブラック×イエローのカラーリングなので、カラーリンクコーデになって洒落ています。

 

 

 

 

 

続いてはヴィンテージの70sルイスレザーのブロンクスというモデルになります。恥ずかしながら私はレザーアイテムに疎く知識を全く持ち合わせていないのですが、こちらのアイテムもかなりレアな個体らしく高額だったとのこと。

私も最近ヴィンテージのライダースジャケットを探してますが、角や屈折部の銀面がハゲた個体が多く、kousei氏所有のルイスレザーのように日本人サイズかつダメージの少ない個体はなかなか見つかりません。。

せっかくなので試着されてもらいましたが、バイクに乗っても風を通さないガッシリとしたレザーの質感や頑丈な作りと、ルイスレザーならではの英国的な品のあるデザインにファンが多いのも納得です🇬🇧

 

 

 

 

 

USA製のバンズSlip onとオーセンティック

続いてはUSA製のバンズSlip onとオーセンティック。実はUSA製コンバース オールスターに比べて球数が圧倒的に少ないだけでなく、スケボーに乗る時に履かれていたのでコンディションが良い個体が本当に少ないです。。

たまたま当日履いていった私の現行バンズSlip onと比べてみると、ヴィンテージ品はつま先にかけてシャープなカーブを描いています。逆に私のABCマートで購入したチャイナ製現行Slip onはぽってりとした丸いフォルムなので全然別物ですね。。

またkousei氏はスニーカーなのにコルドヌリアングレーズのシューツリーを入れて保管しており、革靴同様の扱いをするあたりドレス系ファッションを通ってきた氏のらしさが出ています。

 

 

 

 

 

 

 

ヴィンテージバンダナとリーバイスのポスター

まだまだ紹介しきれていないアイテムもありますが、キリがないので最後にインテリアをご紹介します。まずは額装されたバンダナですが、これはかなりヤバいアイテムで1920年代製のカーハートになりますが滅多に出てこない超レアな個体でお値段も◯◯万円とのこと😳

私もここ数年でヴィンテージバンダナを集め始めましたが、こんなヤバい個体は見たこともないですし、そもそも普通の人間はバンダナに万円単位でお金を掛けられませんから💦

しかしインテリアとして使うにもとてもセンスが良く、カーハートの名前を文字ってハートが敷き詰められたデザインも素敵です。私も同じバンダナコレクターですが、所有せずとも眺められただけでもう満足です笑。

 

 

 

 

 

そして最後は、1984年にアンディ・ウォーホル氏が手掛けたリーバイスのポスター。当時リーバイス社がウォーホル氏にオリジナルポスターの製作を依頼し、各国のリーバイス代理店に配られたモノになります。

またポスター下部の空白部分はショップのロゴやインフォメーションを追加するスペースになってますが、こちらの個体は空白のままなので恐らくデッドストック品でしょう。

ただヴィンテージウェアを集めるだけでなく、部屋の雰囲気作りの為にヴィンテージアイテムを活用するkousei氏のインテリアへの拘り、もはや脱帽です🙇🏻‍♂️

 

 

 

 

 

kouseiのヴィンテージコレクションまとめ

と言うことで、様々なジャンルのアイテムを収集するヴィンテージコレクターkousei氏のコレクションはいかがでしたでしょうか?さも自分のアイテムかのように紹介しましたが、どれも高額なので貧乏リーマンの筆者にはとても手が届きません。。

そんなkousei氏のコレクションの中から今回ご紹介したサイズ42縮みのリーバイス1stこと506XXと501XX47モデルを譲っていただきましたが、この2着は一生売らずに大切に着ていきたいと思います。実は他にも欲しいkousei氏のアイテムが沢山あるので、虎視眈々と狙っています笑。以上です!

 

 

 

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