伝えきれていないアイテムをご紹介
昨年末にお邪魔させてもらったヴィンテージコレクターkosei氏のお宅訪問ですが、アクセス数も大変多くいただき反響が大きかったので番外編を🤗
あれだけのアイテムを所有する氏も、まだまだ欲しいモノがあると言ってるんだから、ヴィンテージの世界は奥が深い…と言うより泥沼です(笑)
今回ご紹介するのはヴィンテージデニム以外で私が気になった、と言うより私が欲しいと思ったアイテムを中心にお届けします。
年代は違えど共通のアイテムを所有してるのは、やはりヴィンテージ好きの行き着く所は同じだってことなんでしょうか。
60s 3つ星のチャックテイラー
第一弾はヴィンテージスニーカー好きには堪らない、60sコンバースのチャックテイラーHi。
しかもこの個体、黒のヒールラベルも完全に残ったナイスなコンディションです!
実は新ブログに引っ越してきてから最もアクセスが少ないのがヴィンテージコンバースのネタ(笑)😂
各記事毎にアクセス数が分かってしまうのがWordpressの辛いところですが…私の大好物なのでもう少しだけ深掘りしていきます🙏
ランバ・ラル大尉の言葉を思い出す
コンバースオールスター好きの中で頂点のモデルと呼んでも差し支えないのが、kousei氏も所有する「三ツ星」黒ラベル✨
相場はカラー・コンディションによって大きく上下しますが、ハイカットよりローカットの方が人気なので相場も高い傾向があります。
写真下は出品終了済みのヤフオク品から画像をお借りしましたが、トゥのシェイプやサイドの補強ステッチだけでなく佇まいが近年のモデルとは完全に別物!
60sチャックテイラーに対して、私の90sオールスターを見ていきます。
靴紐をコットン100%のATHLETIC SHOE LACESに替えてヴィンテージ感を加え、2サイズ上げてやや「デカ履き」することで雰囲気を出しているつもりです😅
しかし本物のチャックテイラーを前にすると霞んで見えますし、90sオールスターはガンダムで言うところのザクであり、60sチャックテイラーはグフなのか…
すると、ランバ・ラル大尉の名言が蘇ってくるではないですか。
「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」
そう、60sチャックテイラーはそんな崇高な存在なのです(大袈裟かw)。
私もいつかグフ(コンディションの良いチャックテイラー)を乗りこなせる漢になりたい😂
オルテガのヴィンテージチマヨベスト
続いてはオルテガのヴィンテージチマヨベスト。
左が私の所有する現行モデルで、右がkousei氏のヴィンテージ物になります。
見た目の違いはタグのサイズ表記が赤文字になっている点くらいですが、このベストの凄いところはレアなクロス柄✝️
古着屋をまわってオルテガが置いてあれば必ずチェックする私でも見たことがない柄です…
と言うか、その前に古着屋にオルテガが置いてあることの方が少ないので、ヴィンテージチマヨベストは好きな人にとって本当に価値があります!
先日のmasagoniaフリーマーケットでインディゴカラーのオルテガをお譲りしましたが、チマヨベストはインナー使いとして活躍してくれるのでオススメです🤗
特にクラシコ系ファッションで「ジレ」の着こなしに慣れている方なら、すんなり取り入れられるアイテムかと思います。
FORTERA(フォルテラ)のジレ
kousei氏の憎いところが、ヴィンテージだけでなくセンスの良いアイテムもしっかり押さえているところ!
写真上は私がリスペクトして止まないアレッサンドロ・スクァルツィ氏がプロデュースするブランド、フォルテラのジレ。
日本での取り扱いは、私の知る限りビームスと伊勢丹新宿店くらいなので流通量が圧倒的に少なく、中古市場にはほとんど出回りません💦
フォルテラのジレの大きな特徴と言えば、写真下のUS ARMYオリジナル生地を再利用して構築し直したジレシリーズ!
ファティーグJKTかM65の生地を使用したオリーブドラブカラーのジレ(写真上)は初めて見ましたが、相当…と言うより死ぬほどカッコ良いです😍
更に写真下、M65インナー用キルティングJKTの生地で作られたジレ(写真下)は、一度ビームスで発見した試着までしたのに即決できず。
気づいた時には既に完売と、即決しなかった事をめちゃくちゃ後悔しているジレなんです😭
ドレスシャツに合わせてハズシで使っても良し、Tシャツに合わせてどカジュアルに着こなしても良しと、こんなミリタリーとドレスの要素を持ち合わせたジレは見たことないです。
今でも喉から手が出るほど欲しい、素晴らしいリプロダクトだと思います🤤
US ARMY プルオーバーデニムJKT
最後に登場するのは、今では入手困難なレアアイテムとなった30〜40sのUS ARMY(アメリカ陸軍)プルオーバーデニムJKT、通称アーミープルオーバーになります!
元々ブラウンデニム生地だった物が、1930年代に写真上のようなライトオンスのブルーデニム生地に変更されました。
さらに1940年代に入ると囚人服や捕虜の服として使われており、この個体ではないですが写真下のようにPW(Prisoner of War=戦争捕虜)のステンシルが入った個体もあります、超レアですが。
やはりヴィンテージのアメカジ好きは、リーバイス等のワークウェアに留まらずミリタリーウェアまで手を出したくなるのが宿命なんですね(笑)😂
kousei氏のお宅訪問【番外編】のまとめ
今回は番外編としてヴィンテージリーバイス等のワークウェア以外でお届けしました。
今回改めて感じたのが、ヴィンテージアイテムを集めるだけならお金があれば誰でも出来ますが、ヴィンテージや古着を大人のファッションとして楽しむにはセンスが必要なんだな、と。
写真上はkousei氏のinstagramから拝借してますが、彼のコーディネートの中で私が最も好きな一枚です📸
決してヴィンテージアイテムだけで全身を固めず、清潔感のある新品アイテムと組み合わせることで大人の品位を保ってます!
私もkousei氏と同じように、ただのコレクションアイテムではなくファッションアイテムとしてヴィンテージと付き合っていけたらと思います。
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