行くと何か見つけてしまう古着屋
関東では観測史上最も早い「春一番」が吹いて、そろそろ春の足音が聞こえてきそうな今日この頃。とは言えまだまだ朝晩は冷え込みますね🥶
季節の狭間である1月下旬〜2月に古着屋巡りをすると、まだ寒いせいか冬物のアウター類が気になります。あと1ヶ月ちょいしか着られないのに…笑。
そんな1月最後の週末、元セレクトショップスタッフのカトーさんと共に行きつけの古着屋であるCROUT栄にお邪魔すると、春物のカットソーやシャツが早くも陳列されていました。
手前には色鮮やかなラルフローレンのコットンリネンシャツが陳列されていますが、カラフルな服を見るといよいよ春が来るのかな〜とワクワクしますね🌸
なのに私の目を釘付けにしたのは色鮮やかなシャツではなく、その横に陳列されていたライトブラウンのコーデュロイボアジャケット。
ジージャンタイプのジャケットは既に9着も所有していますが、いくら持っていても欲しくなるから不思議です笑。
友人が購入したコーデュロイJKT
そもそもコーデュロイジャケットが欲しくなったキッカケは、年始に古着屋巡りをした際に友人がベルベルジンでライトブルーの個体を購入したから。
今までコーデュロイジャケットは完全にノーマークでしたが、改めて見てみると洗い込まれたコーデュロイはデニムとは違った魅力があるように感じます!
ちなみにリーバイスのコーデュロイジャケットはエメラルドグリーンとサーモンピンクの2色がレアカラーで、価格にも反映されています💸
このコーデュロイジャケットはデニムパンツとの相性もバツグンで、友人のライトブルーの場合は色落ちしたジージャン感覚で着られます。
さらにジージャンとは違い西海岸のサーファー系の雰囲気が出るのがコーデュロイジャケットの魅力の一つ。逆に言えば一歩間違えるとチャラく見える可能性があります笑。
また気になる価格帯は1万円台中盤と手が出しやすいプライスゾーンなので、この日以降古着屋でチェックするようになったわけです👀
コンディション良好な一着
で、話は戻ってCROUT栄で出会ったリーバイスのコーデュロイボアジャケットについて。ディテールについては後ほど書きますが、この個体は非常に綺麗なのがポイント。
1970年代製と約50年前のモデルな上に、汚れが目立ちやすい白いボアにライトブラウンのコーデュロイボディですが、スタッフさん曰く「ここまで綺麗な個体は最近めっきり減ってますね」とのこと。
我々オヤジ世代にとってコーデュロイジャケットはレギュラーに近いアイテムでしたが、気が付けば50年前の立派なヴィンテージアイテムに昇華してました。
この個体はサイズ38ですが、身長178cm/68kgの筆者でジャストフィット。これはリーバイスのデニムジャケットと同様のフィット感です。
今の若者はオーバーサイズで着るのを好んでいますが、やはり我々オヤジ世代はジャストサイズで着た方がしっくりきますね!
それにしても、いつ行っても欲しい物が見つかるCROUT栄はホントに恐ろしい古着屋です。。次はお財布に余裕ができてから訪問します笑。
Levisボアジャケットのディテール
このリーバイスのコーデュロイボアジャケットは正式には70605という品番になります。初期モデルではBigEも存在しますが、こちらはスモールeの個体になります。
スタッフさん曰く「コーデュロイジャケットはBigEでも価格がほとんど変わらない」とのこと。デニムだとビックリするくらい値段が上がりますけどね💸
ディテールを見ていくと、ボタンはスナップタイプで白タブ仕様。襟のタグは所謂バットウィングと呼ばれるデザインで、1970年代以降のデニム以外の製品によく見られます。
裏地を見ていくと、ボディにはボアが付いていますが袖裏にはキルティングの中綿が付いています。実際に着てみるととにかくメチャクチャ暖かい!
その暖かさは大袈裟ではなくダウンジャケットに匹敵するレベルです。またコーデュロイ&ボアのボディは意外にも防風性があるので、よほどの強風でもない限り風を通しません。
こんな暖かいショート丈のジャケットは所有したことがなく、寒い日に車で移動する時なんかに大変重宝します。実はメチャクチャ気に入っており、購入してからヘビロテで着てたりします🤗
ボアジャケットのコーディネート
襟の白いボアやコーデュロイ独特の雰囲気から見た目にクセのあるボアジャケットですが、コーディネートは思ったより簡単です。
特にライトブラウンのコーデュロイジャケットは存在感が強いので、その他のアイテムをモノトーンで合わせればスッキリと纏まりやすいです。
またインナーにモノトーンカラーのハイゲージニットを合わせれば大人っぽい見た目になりますし、非常にシンプルなコーディネートなので取り入れやすいです。
インナー:ユニクロ
パンツ:ジャブスアルキヴィオ
靴:パラブーツ ビットデッキシューズ
バッグ:シセイ
先程のコーディネート画像を参考に、もし私がボアジャケットを着るならこんな感じで着てみたい。
インナーにはブラックのクルーネックニットを入れてパンツにはチャコールグレーのウールパンツ、靴もブラックにしてボアジャケット以外をモノトーンで纏めてみました。
こうして見るとバッグのダークブラウンが統一感を邪魔してますね〜。これもブラックにした方が更にコーディネートが纏まると思います(黒いバッグ持ってないけどw)。
インナー:US ARMY サーマルTシャツ
ベスト:オルテガ チマヨベスト
パンツ:80sリーバイス501先染めブラック
靴:ユケテン スエードビットモカシン
もう一つのコーディネートがこちら。カジュアルで柔らかい雰囲気になるよう、先程のコーデよりブラックアイテムの分量を減らしてみました。
また色落ちしたブルーデニムとの相性は悪くないのですがサーファー臭が出てしまうので、ここはグレーに色落ちしたブラックデニムを合わせた方が無難かと思います。
さらにインナーに白いカットソーを持ってきた場合、白ソックスを合わせると全体としてのコーディネートが纏まるような気がします。
余談ですが、今シーズンはオルテガのブラックベストとパラブーツの黒靴を頻繁に着用しました。モノトーンコーデやモノトーンアイテムが確実に自分の中に浸透してきているのを実感します○●
リーバイスのボアジャケットまとめ
今回は70sのリーバイスコーデュロイボアジャケットをご紹介してきました。デニム素材のジージャンを7着所有する私ですが、実はボアジャケットを購入するのは人生初だったりします。
襟のボアが見た目のインパクトが強いので敬遠してきましたが、実はメチャクチャ使いやすいアイテムだったことが判明しました。なんでも食わず嫌いはいけませんね😅
また私が購入したライトブラウンのコーデュロイであればスエードのレザージャケット感覚で着られるので、とても取り入れやすいのでオススメです。
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