初対面は遡ること4ヶ月前
現在の私が金欠になった最大の理由、それが標題の50sLeeハウスタグのメモリアルジャケットとの出会い。それはかれこれ遡ること4ヶ月前のこと…。
埼玉は大宮にある伝説のヴィンテージ古着屋DUFFの実店舗が復活したと知った私、居ても立っても居られずすぐさま訪問することに。
その訪問については以前記事にも書きましたが、実はそこで今回ご紹介するメモリアルJKTにも出会っていたのです✨

実はクラシコイタリア系ファッション→ヴィンテージアメカジ古着に戻って以来、メモリアルジャケットを2年以上探していました。これまでにも何着か古着屋で発見したものの、サイズ・状態・価格の三拍子揃った個体には出会えずでした。。
そんな中DUFFで見つけたメモリアルジャケットは、オフホワイトのボディにシミ1カ所のみのミントコンディションなのに埼玉価格の98,000円(+TAX)とお値段以上byニトリってなレベルの激安価格だったのです!
あとは気になるサイズさえ合えば…そう、Leeのカバーオールは他ブランドより作りが大き目なので、実際に着てみないとフィット感や雰囲気が分かりません。
シンデレラフィットに一目惚れ
最初は表記サイズ40なので「どうせデカ過ぎてダメなんだろうな…」と諦め半分で試着してみました。すると「めっちゃジャストフィットだわ、これ」と自分でも驚くほどのシンデレラフィッティングだったのです!
後に仲良しの古着屋オーナーと話したところ、メモリアルJKTに使われるボディは通常のLeeカバーオールとは違い1サイズ小さ目の作りになっているとのこと。しかも古着好きが愛して止まない50sハウスタグも装備された1953年卒業生のモデルと、出生証明書もバッチリです。
しかし当時は当時でリーバイスのスエードジャケットその他を爆買いして金欠だった為、後ろ髪を引かれながらも即決を断念…。でも私には「しばらく放置しても多分買えるだろう」と言う謎の予感がありました。
その理由は「古着の人気は一極集中する」から。例えば2022年現在ですとTバックのリーバイス506XXなんか200万円以上もするし、若者の間で流行っているバーバリーの「一枚袖」トレンチコートなんかも15〜20万円するなど、とにかく一極集中しがちなんです💦
なので現在人気があるヴィンテージアイテム以外は、レアだったり歴史的な価値があったとしても、昔からのヴィンテージ好きな人以外に見向きもされません…。ちなみにこのブログでも「メモリアルジャケット」の記事はワースト3に入るほど人気がありませんでしたから笑。
そんな理由から全く注目されてないメモリアルJKTは「物好き」か私くらいしか手を出さないと予想したので、3ヶ月後に訪問したら案の定私を待ってくれていました!改めて試着しましたが、少し肩が落ちる感じのフィット感だったので今っぽく着られそうです。
卒業生ネーム入りの素晴らしい個体
今回購入したメモリアルJKT、実は卒業生のネームタグ(しかも刺繍!)が縫い付けられてました。この個体は「S.D.Whitford」さんが卒業式後のビアパーティで着用したジャケットだと言うことが分かります。
おそらくビアパーティ以外では大して着なかったようで、襟の汚れもほぼ無いミントコンディションでした!これが10万円で買えるなんて、リーバイスに人気が一極集中してることに感謝です!
また、このような出世証明があると、その当時を思い浮かべて空想に浸れるのも古着好きあるあるだったりします(笑)
ヴィンテージのワークウエア好きの方なら必ずチェックするのがユニオンチケットの有無。この個体も腰ポケットの内側に縫い付けられてました(写真上)。
ユニオンチケットは1970 年代後半に他の品質表示タグと一緒に付けられてしまうので、独立して縫い付けられている場合は70s以前の証明になります。
またこのメモリアルJKTは50sなので基本イラストがモノクロで描かれてます✒️ 60〜70sのカラーイラストの方がレアですが、「着こなす」という面で見るとモノクロの方が使いやすいです。
春に着たいアイボリーのアウター
やはり春になったら季節感を出したいので、明るい色目のアイテムが着たくなります。いつもならホワイトデニムやライトブルーまで色落ちしたデニム等のパンツで春らしさを取り入れますが、今年はトップスで取り入れたい気分です。
そんな時に使えるのが、前回の記事でお伝えした薄手のスプリングコートやこのメモリアルジャケットなんです。特にオフホワイトのメモリアルジャケットはいつものコーディネートにサッと羽織るだけで春らしさを取り入れられる季節感のあるアウターだと感じます🌸
話は逸れますが、赤のバンズ・オーセンティックはどんな着こなしにもワンポイントとして使える便利アイテムなのでとても気に入っています。また値段も6,000円くらいと気軽に買えるのでオススメです!
Lee メモリアルJKTのまとめ
今回は全然流行ってない50sヴィンテージのLeeメモリアルJKTを購入した件について書いてきましたが、誰も注目していないおかげで素晴らしいコンディションの個体を格安で購入することができました。
確かに飽きたり服装の嗜好が変わった時に売却することを考えると、やはりリーバイスのヴィンテージデニムがロレックスばりに堅い選択になると思います。しかし、このメモリアルジャケットは一生着続けるので市場価値なんて気にしません!
まぁクラシコ系ファッションを卒業してアメカジに戻ってきた、コロコロと服装の好みを変える私が言っても説得力がないんですけどね笑。これからもアメカジに関しては流行に捉われず、自分が欲しいと思ったアイテムを買い足していこうと思います。以上です!
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