大阪のヴィンテージ古着屋pigsty東京に出店
それでは「東の爆買王」ことkousei氏との古着屋巡り後編に突入します。前編では遊歩道と表参道が交差する辺りまでの古着屋について書いてきましたが、更に渋谷方面に向かって歩きます👣
するとkousei氏より「ここも中々面白い古着屋ですよ」と勧められたのがpigsty渋谷神宮前店。pigstyと言えば若者向けのレギュラー古着をメインに扱っているイメージでしたが、ヴィンテージも意外に(失礼💦)扱っているじゃないですか!
店内は我々40代の古着オヤジ達が青春時代に通っていた当時の古着屋の雰囲気を醸しており、非常にノスタルジーな気分に浸ってしまったのはここだけの話。そんな中、kousei氏が試着したのは…
1980年代製バナナリパブリックのステンカラーコートになります。前々回の記事でも出てきましたが、80sの創立初期モデルなので、タグはもちろんバナナタグになります🍌
この個体は薄手のコットンポプリンを使用しており、春や秋に活躍してくれる一着になります。もちろんコットン100%なので肌触りも良く、綿特有のシワ感も楽しめます。
私も同様のコットンコートを90s LLビーン製で所有してますが、カジュアルスタイルだけでなくスーツの上にも羽織れる一粒で二度美味しいアイテムなのでオススメです。
今回はノーゲットでしたが、我々古着オヤジも楽しめる品揃えだったので、またpigsty渋谷神宮前店に遊びに行ってみたいと思います!
ヴィンテージロレックスの聖地巡礼
続いてはヴィンテージ古着から一旦離れてヴィンテージ時計のお店へ。我々40代古着オヤジはヴィンテージ古着と同じくらいヴィンテージ時計が好きな方が多いと思います。
かく言う我々二人も大好物で、特にヴィンテージのスポーツロレックスに目がないんです。ここ最近はスポロレの高騰が著しい為、現実的な価格帯で購入できるヴィンテージのチュードルに注目してます👀
ちなみに画像下は私の愛用するヴィンテージのスポロレですが、この枯れた雰囲気は現行モデルには絶対出せない魅力の一つ。しかも一生飽きずに使い続けられますしね!
と言うことで今回お邪魔したのは遊歩道にある有名時計店で原宿にあるアンティーク・コルリオーネにお邪魔してきました。kousei氏はこちらでチュードルの通称「イカサブ」を購入してます(画像上左)。
店内を見回すとヨダレが出そうなほど素敵なヴィンテージのスポロレとチュードルが大量に置いてあります。今回kousei氏が気になったのがチュードルのモンテカルロ(画像下)。
40mm弱のケース計は腕の細い我々日本人にとって絶妙な大きさ。しかもこの文字盤、どことなく初代エクスプローラーIIと似たカラーリングとデザインが素敵です😍
コルリオーネで私が気になったのが、ここ1〜2年で一気に高騰したチュードルのクロノタイムになります。しかもその中で一番人気の79160前期モデルを試着させてもらいました!
見た目は兄貴ブランドのロレックス・デイトナを彷彿とさせるデザインで、黒文字盤に白のサブダイアルが組み合わさった通称「逆パンダ文字盤」が私の心を鷲掴みします🐼
ちなみにカマボコケースの791〜シリーズの前期・後期モデルの違いはいくつかありますが、最終モデルは文字盤がグロッシー(艶あり)になるので、ヴィンテージの雰囲気を求めるなら断然前期モデルがオススメとのことです!
ホームページでも大量のヴィンテージスポロレとチュードルを掲載してますが、気になる方は是非一度コルリオーネに遊びに行ってみてください。
新規オープンしたSTEP AHEAD
本日のメインイベントはkousei氏のホーム店であるSTEP AHEADの新店舗、原宿2号店。キャットストリート(遊歩道の通称)沿いに新規オープンした際は、とんでもない行列ができたそうな😅
そんな原宿2号店にお邪魔すると、早速レジ奥に良い感じのデニムが吊るされてるじゃないの。店長に聞いてみると、どうやらこの個体はリーバイス501XX「47モデル」とのこと。
どうりで雰囲気がハンパなく良いわけだ…。値札を見ると他のヴィンテージ古着屋より良心的な値付けですが、さすがに即決できる価格ではありません。。
他に物色していると、色の残った70sラングラーのデニムウエスタンシャツ8,000円(+TAX)を発見!せっかくなので501XXと一緒に試着させてもらいました。すると…
ジーパンのサイズも色具合もドンピシャすぎる😂
何故お金がない時に限って素敵な個体と出会ってしまうのだろう。。今回は501XXに後ろ髪をひかれながらもラングラーのデニムウエスタンシャツのみお買い上げ。
このSTEP AHEAD原宿2号店、お買い得なヴィンテージアイテムが豊富なので、原宿古着屋巡りをする際に訪問することをオススメします!
501XX「47モデル」をゲット!
実は今回kousei氏と古着屋巡りをする際に、とあるブツを譲ってもらう約束をしていました。それこそがリーバイス501XX「47モデル」になります。
kousei氏は既に数本の47モデルを所有してますが、ジージャンばっか着てジーパンはほとんど穿かないとのこと(なんで買ったの笑?)。確かに上下デニムってなかなかコーデしませんからね😅
そこで穿いてない47モデルを一本、ビンボーリーマンである私に売ってくれることになったのです。ここで値段は書きませんが、相場より俄然お安く譲ってくれたkousei氏に感謝です🙏
画像上は1年半前にkousei氏の自宅訪問した際に試着させてもらったリーバイス501XX「47モデル」ですが、あの時に感じたジャストフィットなサイズ感は変わってなかったです!
先程STEP AHEAD原宿2号店で試着させてもらった個体に比べると色は薄いですが、ノーリペアでジャストサイズの47モデルは年々見つからなくなってきてるので大変貴重です。
私もヴィンテージデニム好きな端くれなので革パッチの53モデルくらいは所有してますので、そのうち47モデルと比較した記事を書く予定です。
(番外編)クラウンのダンスシューズ
出典:ビームスオンライン
今回の古着屋巡りの中でビームスにも訪問しました。私のお目当てはイギリスのバレエシューズブランド、クラウンのダンスシューズです。
ここ最近のフレンチアイビーブームに乗っかって、フランスきっての伊達男、セルジュ・ゲンズブールのように熟れた雰囲気で白革のバレエシューズを履けないかなと。
ちなみにゲンズブールが愛用したバレエシューズはフランスのレペット製になります。それにしてもカットオフした空色ジーンズと空色デニムシャツに白革靴の組み合わせがイカしてる〜!しかし普通の日本人オヤジである私が試着すると…
あれ、なんか全然イケてなくない?
そうなんです、白スニーカー感覚で履けるかと思ってましたが、実は白い革靴感覚で履かないとコーデが成立しません。よってラギッドな濃紺デニムとの相性は良いハズもなく…。
あとコバが全く無いので、かなりドレッシーな印象を与えます。もし普通の方がダンスシューズに合わせるならウールパンツやチノパンが良さそうです。
ちなみにゴリゴリのアメリカ古着好きの私には白革靴は似合わなかったので、残念ながらゲンズブールを真似るのは諦めました笑。もしチャレンジするなら黒革を選ぶと思います。
原宿の古着屋巡り後編まとめ
2015年3月にクラシコ系オフ会で初めてお会いしてから、かれこれ7年以上お付き合いしているkouseiさんですが、今では完全に古着仲間になっちゃいましたけどね笑。
ここ数年はクラシコ系ファッションも元気がなくなってしまいアパレル産業の今後が心配ですが、サステナビリティの観点から古着がもっと注目されても良いかな?とも個人的には考えています。
ちなみに我々二人のコーデ(画像上)を構築しているアイテムのほとんどが古着ですが、コンディションの良い個体を選べばオヤジが着ても小汚く見えないですからね😅
しかも二人とも今流行ってるボーダーTシャツを偶然お揃いで着てますが、オヤジの古着ファッションとは言えトレンドを軽く取り入れた方が今っぽく見えますからね!
そんなクラシコ仲間→古着仲間になったkousei氏から譲り受けた片面赤タブのリーバイス501XX「47モデル」ですが、今ではビックリするくらい高騰してるので大切に穿きたいと思います。
久しぶりに原宿の古着屋巡りをしましたが、やはりファッションの中心地だけあって活気がありますね!ただし若者向けのレギュラー古着を扱うお店が増えた一方でヴィンテージ古着を扱うお店は残念ながら減っている印象を受けました。
またコロナの緊急事態宣言が終了して落ち着いたら、都内や関東圏のヴィンテージ古着屋を訪問する予定ですのでお楽しみに!
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