草彅剛氏も絶賛のデニム
ユーチューバー草彅チャンネル、素のヴィンテージ好きな剛氏の姿が見られて楽しいですよね!しかも300万円オーバーの超ド級ヴィンテージピースを雑に扱うところが凄いです(笑)😂
また草彅チャンネルからは剛氏のデニム愛がとても強く感じられ、one peace of rockのデニムを買いにわざわざ滋賀まで車で行ったことを嬉しそうに語っている剛氏を見て、共感できる私も彼と同じ人種だな…と感じてしまう自分がいます😅
今回は剛氏も大絶賛のデニムブランド、BONCOURA(ボンクラ)のデニムについて掘り下げていきます。今まで紹介した3ブランドに負けずとも劣らない魅力のある一本です!
私が所有していたボンクラ
今は手元にないのですが、3年前に所有していたのが写真上のインディゴ染めされたジャングルファティーグJKT。
ミリタリーの知識がついた今改めて見てみると、ジャングルファティーグの中でも2ndと呼ばれる肩のエポーレット付きのモデルをイメージして作られているのが分かります。
オリーブグリーンが当たり前のミリタリーウエアをデニム風にカスタマイズするあたり、デザイナーの森島氏の高いセンスを感じます!
ところでボンクラをご存知でない方の為に簡単にブランドについてご紹介すると、モデル・古着キュレーターとして有名な森島久氏が2011年に立ち上げたブランド。
ブランド名の由来は、デニム発祥の国フランス語の「Bon Courage(ボンクラージュ)=がんばれの意味)」と日本語の「ぼんくら=愛すべき馬鹿人間」を文字っております。
ユニークなネーミングセンスは流石関西人だなぁ、と感心しちゃいましたが、それと同時に日本のレプリカデニムブランドは関西発が圧倒的に多いことにも気付きました😳
3年前に撮影したボンクラのデニムファティーグJKT着用画像が出てきたので、折角なのでオリーブグリーンのファティーグJKTと印象の違いを比較してみました。
ちなみに3年前の私はアメカジへの移行期で、着ているアイテムもジャンネットのシャンブレーシャツ、モンテドーロのジレ、サントーニのスリッポンとクラシコ臭がプンプンしてます(笑)
それより今見ると白パンツがスキニーばりにめちゃくちゃ細く、時代の流れを感じさせますね…
現在の私、ジーンズ以外はオリジナルのヴィンテージ品に傾倒している為やむなくこのファティーグJKTも手放しましたが、今見るとクリーンな印象で素敵なカスタマイズだな、と改めて思いました👌
そんなデザイナー森島氏のこだわりが沢山詰まったボンクラのジーンズ、大変評価も高く品切れを起こしているモデルもあるほどなんです👖
デニムパンツは4モデル展開
気になるモデル展開ですが、最も太いシルエットの「XX」、次に太いのがバックストラップの付いた「シンチバック」、程よいテーパードシルエットの「66 」、最も細い「Z」の4種類。
使われるデニム生地は1日に30m(ジーンズ10本分)しか作れない旧式力織機で織られており、ボタンやリベットといったパーツ全てが日本製という拘りよう😳
また縫製に使われるステッチは経年変化で飛んでもいい場所とダメな場所で糸の太さを変えている為、ヴィンテージデニムさながら穿き込んだ際のステッチ飛びも安心して楽しめる仕様になっております🧵
https://item.rakuten.co.jp/ontheearth/bon19ss25/
こちらは楽天ショッピングから画像をお借りしたXXモデルの着用イメージになります。
XXモデルはワタリ〜裾にかけてゆとりのあるパイプドステム(煙突のように上から下まで同じ太さの意味)に近いシルエットで、ワークウェア時代の雰囲気が強く出てます。
こちらXXモデルは1年もの歳月と100パターン以上の試作品を経て完成させた14.5ozのデニムを使用した、デザイナー森島氏が手掛ける最初のモデルであり、今現在も一番人気のあるモデルです。
私が狙うのはやはり66モデル
https://salonboncoura.com/?pid=142038405
とは言えゴリゴリのアメカジファッションではない私、XXモデルを大人のキレイめMIXスタイルに合わせて穿きこなす自信はなく(笑)、やはり落ち着くところはテーパードシルエットの66モデルかな、と😅
この66モデル、生地に関してはXXモデルと同じ14.5ozデニムを使用しており、XXモデル同様の色落ちも楽しめます!
更に66モデルなのにXXのようにオールコットン糸を使用し、部位によってカラーや番手を替えて縫製していますので、穿き込んで経年変化した際にボンクラ特有の「ステッチ飛び」を楽しむことが出来ます👌
http://www.seekandfind.jp/onlinestore/brand/boncoura/66/
ボンクラの66モデルはワタリにややゆとりがあり、そこから裾に向かってテーパードする穿く人やスタイルを選ばないシルエット。
個人的にはピタッとし過ぎない腰回りのもっさりした雰囲気が、オリジナルのヴィンテージリーバイスに通じる部分だと感じます。
更にテーパードシルエットなのでローファー系の短靴やスニーカーとの相性も良く、トップスもキレイ目なテーラードジャケットからカジュアルなミリタリーアウターまで服を選ばない点も66モデルの美点です。
合わせる服を選んでたら、いつまで経っても穿き込めませんからね(笑)😂
ボンクラデニムの素晴らしい色落ち
https://boncoura.jp/archives/65693748.html
写真上の「66」はinstagramから、写真下の「シンチバック」の画像はボンクラHPからお借りしました。
特に写真下はデザイナー森島氏自らが穿き込まれた一本ですが、色落ちの良さは言うまでもなくジャケットスタイルにも違和感なく合わせられるシルエットの良さも特筆すべきポイントかと🤗
66モデルをイメージしたモデルで最初に思い浮かぶのがリゾルト710になる方は多いと思います…と言うか私もそうです(笑)
そのリゾルトはブルーの色味が売りのデニム生地が特徴ですが、タテ落ちやヒゲ落ちを狙うのが難しいと友人や当ブログ読者の方より伺ってました💦
その点ボンクラならXXモデルと同じ色落ちに拘った14.5ozのデニムが66モデルにも採用されているので、キレイ目に合わせられるシルエットと素晴らしい色落ちを一緒に楽しめる一本が手に入ります!
ボンクラデニムのまとめ
https://www.wwdjapan.com/articles/595694
と言うことでお届けしました気になるドメブラその④「ボンクラ」のデニム。
今まで「気になるドメブラ」シリーズでご紹介したブランドのデザイナーは、皆さん強い信念や拘りを持って製作にあたられてますが、ボンクラの森島氏も独自のフィロソフィーをお待ちで、その中で私が名言だと感じた森島氏のコメントを以下に載せました。
「ヴィンテージは好きやけど、常に進化し続けたいと思ってるから昔の良いものを取り入れながら今の良い物も着ていきたいねん!
リーバイスはオレにとって憧れやけど、オレのつくる物はリーバイスじゃないし、まったく同じものは作られへんからBONCOURAジーンズは501の進化系やと思ってる!」
https://boncoura.jp/aboutより抜粋
私が凄いと思ったのが、リーバイスに憧れているけど同じものは作れないことをあっさり認めているところ!
普通のレプリカブランドは、「どこまでヴィンテージリーバイスに近づけるか」にフォーカスしていると思っていたのですが、森島氏はボンクラデニムを501の進化系と言っているところが他のブランドにはない考え方だな、と。
そんな進化系の501、是非一度足を通してみたいと思わせるのに充分な力強い言葉です🤗
そんな訳で、一度試着してみたいなと思ってボンクラの販売店を調べてみたところ、現在日本国内では37のお店で購入できます(実はイギリスに2店ボンクラが買えるお店があるので「日本国内」と書いておきました)。
靴リペアの第一人者であるユニオンワークスとアダムエロペ以外は個人でやられている各地方のセレクトショップでの取り扱いになります。
以下に販売店のリンクを貼っておきましたので、気になる方はチェックしてみてください👀
てか、名古屋にボンクラの販売店が無いじゃんね〜(三河弁でw)😭
仕方ないので、東京に行った時に販売店をのぞいてみようと思います!

コメント
はじめまして。愛知在住のものてす。以前ラシックのブリティッシュメイドに置いていたような気がします。記憶違いならすみません。
HYさん、コメントありがとうございます。
リストに載ってなかったので知りませんでした(^^;)
今度ラシックに行った際にブリティッシュメイドをのぞいてみます!
貴重な情報ありがとうございましたm(_ _)m