家ごもり=ヤフオク三昧
自宅待機が始まってかれこれ1ヶ月。テレワークにも限界があり、たっぷり空いた時間はネットサーフィンに浪費する日々を送ってます😂
以前記事にも書きましたが、どうせ古着を買うなら出来るだけ古着屋のオンラインショップで購入することで、微力ながら古着屋の運転資金に充ててほしいと考えてます。
しか〜し、タマが枯渇してる現在のヴィンテージ市場では古着屋より個人の方が良い個体を所有してる事が多々あります。そうなると人の性かな、どうしてもヤフオクに目がいっちゃいます(笑)😂🙏
ちなみにヴィンテージアイテムの出品数に関してはメルカリより断然ヤフオクの方が多いので、気になる方はチェックしてみてください。
今回は以前から気になっていたUSA製バンズのオーセンティック。ヤフオクで「バンズ USA製」と検索して見つけた70sの個体を入札し競り勝ったのでご紹介します🤗
VAN DOREN表記の70sバンズ
こちらが30件の入札に競り勝ったバンズのオーセンティック。アメカジ古着に興味がない人が見たら「ただの履き古した汚いスニーカー」にしか見えません😭
しかし我々古着好きから見ると、明らかに現行バンズにはない雰囲気やシルエットなので、一目でヴィンテージバンズだと分かります!
この個体のディテールですが、サイドのピスネームに記載される「VANS」の横に®️マークが入ってません(写真下)。1970年代製はVANSの下に®️マークが入るので、見えたり見えなかったりします。
ヴィンテージバンズの詳しい情報は、いつも私が参考にしている「ヴィンテージの知識をまとめて伝えるブログ」でマニアックに説明してくれてます!興味のある方は是非以下のリンクから覗いてみてください🤗
70sのコンバースオールスターは三ツ星や一ツ星の黒ラベルが目印ですが、70sのバンズはこの「VAN DOREN」と記載されたヒールパッチが目印になります!
また1980年代に入るとピスネームのVANSの横に®️マークが入り、ヒールパッチはお馴染みの「VANS」表記に変更されます。
そもそもバンズはアメリカでスケボー用スニーカーとして流行ったので、当時の靴も履き潰されてあまり残ってません。更に残ってたとしてもソールが擦り減ってヒールパッチが読めない個体が多いです…。
今回落札した個体はレアな70sモデルな上、ヒールパッチも読める状態だったので頑張って落札した訳です💪
インソールと靴紐をカスタマイズ
この時代のバンズは贅沢にもレザーのインソールを使っています。こちらにも「MADE IN USA」の記載がありますが、私の個体は何とか読める程度まで薄くなってます💦
また使っているラスト(木型)が違うのか、同じサイズでも随分大きく感じます。それはヒモをMAXまで絞めてもゆとりが出てしまうほど…😂
だもんで、インソールの印字を保護するのと同時にフィット感を高める為に100円ショップで買った厚めのインソールを入れてます。この技を使うと履き心地も良くなるので、デカめのヴィンテージスニーカーをお持ちの方にはオススメです🤗
続いて靴紐ですが、この個体に付いてきたのはポリエステル製のテカテカしたヒモ。恐らく前オーナーが付け替えたんでしょう。そもそも消耗品の靴紐にオリジナルを求めるのはナンセンスだと個人的に考えてます。
ここはいつも通りATHELETIC SHOE LACESのコットン100%シューレースにとっとと入れ替えます。カラーはもちろんヴィンテージスニーカーと相性抜群のナチュラルを選択。付け替えた瞬間から馴染んでます!
今回のスニーカーはバルモラル(内羽根)なので、ヒモの通し方をいつものアンダーラップではなくパラレルにしてみようかな?と試してみました(写真下)。しかし見た目がイマイチだったので、結局いつもと同じようにクロスして通すアンダーラップに戻しました😂
現行オーセンティックと比較
せっかくなので私が所有する現行のオーセンティックと比較してみたいと思います。パッと見比べただけで70sバンズのただならぬオーラを感じることが出来ます! あっ、もちろん古着好きの人しか感じないですよ、オーラも(笑)
またゴム部分は経年変化で白から生成り色に変色してます。写真では既にATHELETIC SHOE LACESに付け替えてますが、ゴムとヒモの色がマッチしてるのが良く分かります。
更にラストを見ていくと、意外とポッテリしてるのが写真から見て取れます。コンバースは古くなるにつれて細くスタイリッシュなシルエットになりますが、バンズは細くならないのか、それとも個体差なのか…分かりません🙇🏻♂️
先程は80sと比較してきましたが、現行オーセンティックと比べてみたらディテールが全く違うのが分かります。現行品のピスネームは80sと同じVANSの横に®️マークが入り、ヒールパッチはお馴染みの赤い「OFF THE WALL」ロゴになります。
しかし基本的な作りは70sモデルを踏襲しているので、ディテールは違えど見た目の変化はコンバースオールスター同様に少ないです。やはりシンプルでスタンダードなデザインは長く愛され続けますね😍
更にバンズとコンバースはバルカナイズ製法で作るという共通点があります。この製法で作られたスニーカーはソールが強力に接着され剥がれにくい特性があるので、数十年経っても加水分解せずヴィンテージ品を履くことが可能です!
オーセンティックの履き比べ
今回は適当にヴィンテージのリーバイス501「66モデル 」に合わせてみましたが、デニムとの相性は言わずもがな抜群です!
綺麗めスタイルのハズシとして履くならコンバースの方が合うと思うので、ヴィンテージのオーセンティックはあくまでカジュアルなアメカジスタイルに合わせたいところ。
更にお気に入りの現行・赤オーセンティックと履き比べてみましたが、雰囲気の違いは一目瞭然😳 このヤレた見た目のスニーカー、一般人には全然ウケないと思いますが、一人のヴィンテージフリークとして自己満足してます(笑)
70sオーセンティックまとめ
私の中で「スニーカー両横綱」に位置付けてるコンバースとバンズ。今回は初めてヴィンテージのバンズ、しかも狙っていたオーセンティックを手に入れることが出来ました!
またバルカナイズ製法で作られたスニーカーはゴムが硬化してなければ何十年経っても履くことが出来るので、非常に実用的なヴィンテージアイテムとしてオススメしたいです🤗
あとヴィンテージスニーカーの靴紐は替えられてる事が多いので、雰囲気の面からATHELETIC SHOE LACESのコットン100%靴紐に付け替えるのを強く推奨します。
最後に、先日購入したコンバースのネットスターと共に70sスニーカーを2020年に履きまくろうと思います!
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