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アメカジオヤジが装着したい現行モデルのリストウォッチ4選

ヴィンテージは素敵だがリスクが高い…

アメカジオヤジの私が愛用している時計は、所謂ヴィンテージスポーツロレックスと呼ばれる1960〜1980年代のモデルになります。ちなみにアンティークは100年以上前、ヴィンテージが20年以上前のアイテムを指すのが一般的です。

かれこれ7年前に初めてヴィンテージスポーツロレックスを購入しましたが、その頃は60〜80万円が相場でした。しかし現在ではビックリするほど高騰し、4桁のスポロレは最低でも200万円はしてしまうので簡単に手が出せなくなりました💸

さらに最近ではスポロレの受け皿として4桁のエアキングやエンジンターンドベゼル(画像右)なんかも人気が出てきており、相場が50万円以上と高騰しているのでヴィンテージロレックスが欲しい方は急いだ方が良さそうです。

 

 

 

 

 

そんなヴィンテージスポロレライフを楽しんでいる私ですが、良いことばかりではありません。実は購入して丸3年のRef.1016エクスプローラーが現在修理のため長期入院しています。。

その理由は、いきなりリューズが抜けたから。私はビックリして「そんなことあります?」って思わず独り言を言ってしまいましたから笑😂

更にもう一本のRef.1675GMTマスターも1日で約1分遅れるようになったので、そろそろオーバーホールの時期なんでしょう。そんな悩みを抱えた時にハッと気付いてしまいました…

「新品の現行時計を買えば良くね?」

と言うことで今回はアメカジオヤジの筆者が購入前提として本気で選ぶ、我々オヤジ世代が装着してもカッコよく見えるだけでなくセンスも良く見える時計ブランドとそのモデルについて書いていきます。

 

 

 

 

 

イカサブ風なチューダー ブラックベイ

私の古着仲間である「東の爆買王」ことkousei氏が所有するヴィンテージ時計の中でも、私が気になっているのがチュードルRef.94110ブルー文字盤のサブマリーナこと通称「青イカサブ」になります

また海外では時針が雪の結晶のような形なのでスノーフレークとも呼ばれていますが、我々日本人にはイカの頭みたいに見えるのでイカサブと呼ばれることの方が一般的かも笑🦑

時計好きの方じゃなくても知っているかと思いますが、チュードルはロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しました。なのでヴィンテージチュードルはリューズやケースなどロレックスのパーツを使用しているのも魅力の一つ。

とは言えヴィンテージチュードルもヴィンテージスポロレの高騰に伴い、今では100万円以下で見つけることは不可能でしょう。しかもヴィンテージ時計なのでトラブルともお付き合いしなければなりません…。

 

 

 

 

 

出典: The Watch Company

出典: instagram

そこで見つけたのが、スノーフレーク針(イカ針)を採用したチューダーブラックベイ。ちなみにチュードルは今まで並行輸入のみでしたが、2018年10月に正規輸入品として日本初上陸した際に「チューダー」と読み方を変えています。

このブラックベイ、ただイカ針が装着されているだけではありません。①リューズガードレス、②サークルダイヤル、③リベットブレス、④ドーム風防タイプのサファイアガラスなど、ヴィンテージスポロレ愛好家を唸らせるディテールがてんこ盛り!

また海外のインスタグラマーがpostしている画像がめちゃくちゃカッコいいので、思わず影響されて欲しくなっちゃいました笑。ケースサイズも41mmと細い日本人の腕にも許容範囲の大きさな上に40万円台と手が届く価格帯なので、本気で検討してます。

 

 

 

 

 

再注目したいパネライの38mmモデル

出典:paneraiunited

我々昭和50年代生まれの時計好きオヤジなら一度は聞いたであろうワード、それが「デカアツ」であります。その意味は言葉の通りデカくて厚みのある時計のことを指しています笑。

そしてデカアツブームを牽引したのが、何を隠そうこのパネライルミノールマリーナ44mmだったのです。当時の標準的な時計のケースサイズは40mmでしたが、それを4mmも上回るデカいケースが腕元に存在感を与えました。

一時はロレックスと双璧をなすほど人気を博しましたが、「腕の細い日本人の俺たちに44mmはデカすぎたかも…」と言う至極真っ当なコメントが出始めた頃にデカアツブームは終焉を迎えます。。逆に小振りなアンダー40mm時計が注目されるようになり現在に至るわけです。

もちろんデカアツブームと共にパネライ人気のピークは過ぎ去ってしまいましたが、このシンプルな三針デザインかつ可愛らしい3・6・9のアラビア数字とパネライのロゴがとても魅力的なのは変わりません!

 

 

 

 

 

出典:The Watch Company

出典:宝石広場楽天市場店

そんな事をぼんやり考えている時、時計好きな会社の後輩から「パネライのルミノールで38mmが発表されたの知ってました?」とLINEが飛んできました。

マジか!と思いググってみると、確かにルミノール ドゥエというモデル名で発売されてました。44mmのデカアツだとシュワちゃんやスタローンばりのマッチョじゃないと似合いませんが、この38mmであれば腕の細い日本人でも確実に似合うと感じました。

さらに気になるお値段も相場が100万円を超えた現行スポロレの最安値モデルであるエクスプローラーIに対し、パネライはブームだった20年前と比べて大して値上がりしていないんです!

そう、ロレックスの異常な価格高騰のおかげで70万円台で買えるパネライがめちゃくちゃ安く感じるんです笑。このミリタリーウォッチ由来の唯一無二なデザインが38mmの大きさで買えるとなると、本気で検討したくなりますね。

 

 

 

 

 

ど鉄板!IWCのパイロットウォッチ

出典:The Watch Company

続いて3つ目の時計は玄人受けバツグンの老舗ブランドIWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニーから選びたいところ。ちなみにIWCは1868年にスイスのシャフハウゼン州に創業と、約150年余りの歴史を持っております。

私も過去に所謂オールドインターと呼ばれる1970年代製cal.853ペラトン式自動巻ムーブメントを積んだ三針時計を所有してましたが、未だに手放したことを後悔してるほど精度も高く素晴らしい時計でした。

そんなIWCを代表するモデルはドレス系ではポルトギーゼ、ミリタリー系ではパイロットウォッチになります。元々は画像上のクロノグラフが欲しくて仕方なかったのですが、アメカジ古着ファッションに戻ってしまったので似合わないかなと😅

 

 

 

 

 

出典:The Watch Company

と言うことで今回IWCから選びたいモデルはミリタリーウォッチ由来のパイロットウォッチMark XVIII(マーク18)をチョイスしたい。しかも予算に余裕があればメカニカルなクロノグラフを選びたいです。

ムーブメントはETA社製をIWC用にチューニングしているので、精度の高さはお墨付きです。どうしても自社ムーブメントの時計が欲しい場合は自社製キャリバーP.900を搭載したパネライのルミノールデュエを選んだ方が良さそうです。

しかしIWCのパイロットウォッチは、昔のモデル(マーク12)ではジャガールクルト製ムーブメントCal.884/2を搭載した実績もあるので、他社ムーブメントでもそこまで気にする必要はないかと考えます😅

また気になるお値段も三針モデルで60万円、クロノグラフで70万円とロレックスに比べると現実的な価格帯ですし、定期的なメンテナンスをすればもちろん一生物として使い続けられますので、ある意味コスパの高い一本かと思います。

 

 

 

 

 

いつかは…ジャガールクルトのレベルソ

出典:instagram   

出典:instagram

最後の4つ目に検討している時計はドレス系ウォッチでお馴染み、ジャガールクルトレベルソになります。「えっ、古着オヤジがドレス系なの?」とお思いの貴方、半分正解です笑。

実はスクエア型のドレスウォッチを外しアイテムとして古着コーデに合わせたいと考えてました。事実、古着仲間もカルティエのスクエアケースモデルの名作「タンク」を外しアイテムとして古着コーデに合わせています。

私も当初レベルソのようなスクエア型の時計はスーツやジャケパンにしか合わせられないと考えていましたが、今の時代なら型にとらわれずミックスして化学反応を楽しむコーデもアリかと感じています!

 

 

 

 

 

出典:The Watch Company

出典:コメ兵オンラインストア

このスクエアで丹精なルックスはレベルソならでは。またマニファクチュール(自社一貫生産)ブランドなので、使われているムーブメントはもちろんジャガールクルト製の手巻きの名作キャリバー822が内蔵されております。

さらにレベルソ(ラテン語で”反転”の意味)は名前通り、反転させることができます。元々はイギリス軍の将校から「ポロ競技の際にガラス面が割れずに耐えられる時計を作ってほしい」と要望されて、ルクルトが生み出した時計がレベルソだったわけです。

ちなみに私が欲しいレベルソは最もベーシックな片面のみダイヤルのモデルで、豪華な両面ともダイヤルになってたりしなくて大丈夫です笑。ベーシックモデルであれば今回提示した他の時計と価格帯が変わらないので、頑張れば買えそうです。

 

 

 

 

 

オヤジが装着したい現行の腕時計まとめ

と言うことで今回はアメカジオヤジの筆者が狙っている現行モデルのリストウォッチについて書いてみましたが、改めてロレックスだけがこの10年で異常なまでに高騰しているのが如実に分かりました笑。

今回ご紹介したチューダー、パネライ、IWC、ジャガールクルトの4ブランドも20年前に比べれば高くなりましたが、それでも50〜70万円代と常識的な価格帯で買えるので納得感があります。

またヴィンテージスポロレをはじめとしたアンティーク系ウォッチと違い、精度も防水性も高く日常使いを難なくこなせるので、普段使いのパートナーとして腕元で活躍してくれることは間違いなしでしょう👌

 

 

 

 

 

最後に、今回の記事の時計画像をブログで使用することを快くご許可いただきました、中野の時計屋 The Watch Companyさんには心より感謝申し上げます🙇🏻‍♂️

たまたま私が狙っていた時計4本を全て揃えていた時計屋さんだったのと購入者からの評価がとても高かったので、画像の使用許可をお願いしてみました。

そしてまだお客さんでもない私に対しても非常に気持ちの良いやり取りをしていただけた事だけは書かせてください。私も熟考して答えが出た時には、もちろんThe Watch Companyさんで購入させていただく予定です!

以上「アメカジオヤジが装着したい現行モデルのリストウォッチ」でした!

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