50代オヤジに古着Tシャツは難易度が高い
夏と言えばTシャツが活躍する季節ですが、昨今の古着ブームでバンドTシャツやアニメTシャツが空前の高騰ぶりです。特にブラックベースの90sバンドTシャツが人気のようで、袖口がシングルステッチでUSA製ボディかつビッグサイズだと高値を付けているようです。
筆者はバンドTシャツにま〜ったく興味がないのですが笑、相場をヤフオクで調べてみたところ大人気のグランジロックバンド「ニルヴァーナ」のバンドTシャツが10万円を超える価格で出品されてました😳
まぁ若者が古着に合わせて着たらカッコよく見えるのかも知れませんが、我々オヤジがオシャレに着るのは難易度が高い…と個人的に思っています。そこで今回はオヤジがアメカジに合わせても清潔感があり洒落て見えるTシャツを3着購入したので、サイズ感やコーデをご紹介します。
USA製の日本ブランド、MINE(マイン)
まず1着目に購入したTシャツは古着仲間のカトちゃんから教えてもらった日本ブランド、MINE(マイン)のピグメントダイ炭黒Tシャツになります。実はブラックボディのTシャツを炭黒まで色落ちさせるのは難しいので、最初から炭黒の色になっているTシャツを探していました。
参考までに筆者が所有する90年代製BVDの黒ポケットTシャツと並べてみましたが、もはやグレーと呼んでも差し支えないほど色落ちしているのが分かります。ただし良い色なんですが、ピグメントダイ加工されているので洗濯する時は単体で手洗いする必要があります。
マインのTシャツ90年代のUSA製古着Tシャツの生地感を再現しており、シルエットは現代的にオーバーサイズ風の設計になっています。178cm/69kgの筆者がLサイズを着用しておりますが、肩はガッツリと落ちて身幅もたっぷりしており、パンツにインすると良い感じの見た目に!
また個人的に気に入っているポイントは襟のリブが太くて狭いので、モックネック風な見た目になって上品に見える点になります。色味も真っ黒ではなくグレーに近い炭黒なので、真夏に着ても暑苦しく見えないのでオススメしたいカラーになります。
ただし残念な点として、ピグメントダイシリーズら袖口にマインのタグが付いてきてしまいます。。個人的にブランドタグが付くのはダサくて嫌なので笑、購入後すぐリッパーで取り外しました。タグの有無について選択できるようになれば更にオススメしたいTシャツになるんだけどなぁ…😅
大人のニットブランドSLOANボーダーT
続いては今年購入したボーダーTシャツについてご紹介しますが、その前にボーダーと言えば思い浮かぶブランドはセントジェームスではないでしょうか。かく言う筆者もピリアックというモデルを所有しており、春や秋に薄手ジャケットのインナーとして活躍しています。
しかしセントジェームスはボートネックと呼ばれる横長の首元のおかげで、鎖骨がチラ見えしてしまいセクシーな印象に笑。なのでセントジェームスはTシャツ1枚で着るのは難しいので、個人的にはインナー専用機としてしか着ていません。
そんな中「大人が着ても似合うボーダーTシャツはピッチが細かいマイクロボーダーじゃないの?」と思い、インターネットで色々探したところ発見したのが、日本のニットブランドSLOAN(スローン)のマイクロボーダーTシャツになります。
このスローンのマイクロボーダーTシャツはネイビー×ベージュの組み合わせですが、遠くから見るとブラウンの無地Tシャツに見えるほどボーダーが目立ちません。しかし近くで見ると細かいボーダーTシャツだと分かるところが、大人に相応しい点になります。
またニットブランドらしく60番手の細い双糸を日本国内で丁寧に縫製されているので、まるでシルクのような艶感とドレープ感がたまりません!それだけ手の込んだ作りだけあって定価も12,100円とTシャツとしてはお高いですが、見た目もその価格に見合った高級感があります。
こちらは実際にスローンのマイクロボーダーTシャツを着た画像になりますが、ヴィンテージのデニムジャケットとの相性も良いと感じました。また先程ご紹介したマインのTシャツ同様にネックが詰まり気味なので、我々オヤジが着てもだらしなく見えません。
またTシャツの艶感とドレープ感のおかげで、他のアイテムをアメカジで固めても大人っぽいMIXコーデが成立します。これがTシャツまでプリントの入った古着Tにしてしまうと、かな〜り難易度の高いアメカジコーデに…😅
参考までに178cm/69kgの筆者が一番大きいサイズ5を選択していますが、今のトレンドから考えるとややタイトな作りかなと。ただしこのTシャツは通常モデルなので、今年ビームスが別注したモデルはゆったりシルエット&短丈なのでタックアウトで着ても良さそうです。
※サイズ5で身幅56cm(周囲112cm)
究極の白T?ヘインズのSHIROを検証
最後のTシャツは「夏といえば白Tでしょうよ!」と言うことで、ヘインズから発売された究極の白Tと自称しているSHIROを購入してみました。参考までに価格はAmazonで2,180円とかなり手を出しやすいお値段で、オシャレな紙パッケージが期待度を上げます。
早速袋から取り出して普段愛用している同ブランドのBEEFYと比べてみたところ白…くない、ていうかこれは白ではなく生成り色なんじゃないの?と叫びたくなるほど黄色味がかった白になります。う〜ん、期待していただけにこの色味は残念です。。
また生地感も「これコットン100%じゃなくて化繊が入ってるんじゃないの?」ってレベルの柔らかさで、ラギッドなアメカジに合わせるTシャツとしては及第点かなと。よって残念ながらアメカジ愛好家の読者さんにはオススメできません🙅♂️
※このTシャツは部屋着としては柔らかくて快適ですが、それならユニクロで良いでしょ笑。
超お気に入り白TはヘインズのBEEFY
これが本当に最後の1着になりますが、個人的に究極の白Tシャツと呼べるのがヘインズのBEEFYポケットTシャツになります。実は今年に入るまでBEEFYにポケTがあることを知らなかったのですが、ポケットが無い白Tだと吉田A作になるリスクが…。
その点ポケット付きTシャツだと下着ではなく普段着として成立するし、左胸の「B地区」がより目立ちづらくなります笑。そもそもBEEFYが気に入っているポイントは、程良く肉厚な6.1オンスの生地感と太めで詰まり気味のバインダーネックが下着感を消してくれる点です!
気になるサイズ感は178cm/69kgの筆者がXLをゆったり着ていますが、もはやLの身幅では物足りないと感じるほどビッグサイズに慣れ親しんでしまいました。個人的にビッグサイズTシャツはパンツにインしてブラウジングし、袖もまくって熟れ感を出して着ています。
実際にヘインズBEEFYポケットTシャツをコーデしてみましたが、白Tはポケットの有無で大きく印象が変わるなぁ〜、と改めて感じました。実はポケTに関しては元々キャンバーマックスウェイト派でしたが、8オンスがヘビー過ぎて夏に着るには暑すぎます🥵
その点BEEFYの6.1オンスはB地区が透けない厚さでありながら、日本の夏でも着られる生地感なのも嬉しいポイントです。ちなみにBEEFYポケTはAmazonで1,963円とアンダー2,000円でこの逸品を買えてしまうんだから、今後リピート買いすることは言うまでもないでしょう。
オヤジが夏に着たいTシャツ3選まとめ
と言うことで今回はオヤジがアメカジに合わせたい新品Tシャツ3選について書いてきました。1着目はマインのUSA製炭黒Tシャツは古着が苦手な方や、古着でビッグサイズの炭黒Tシャツを探すのが面倒な方にオススメしたいTシャツです。
続いて2着目にご紹介したスローンのマイクロボーダーTシャツは、我々オヤジが着ても清潔感と高級感をコーデに与えてくれます。よって全身アメカジでコッテリするのが苦手な方やドレスアイテムとのMIXコーデがお好きな方にオススメです。
最後はアメカジの基本である白Tシャツですが、ヘインズのSHIROは名前負けしているのか?生成り色なので微妙でした。ここはアンダー2,000円でBEEFYポケTを選んだ方が、コスパも満足度も高いと個人的に感じました。以上夏の新品Tシャツ3選でした〜!