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今年は無地よりボーダーを選びたい、セントジェームス「ウェッソン」の大人コーデ

スウェットより使いやすい大人のカットソー

昼間は暑かったのに夜になると寒くなったりと1日の温度差が激しい季節ですが、この時期に活躍してくれるのがコットンの長袖カットソー。特に私はセントジェームスの中でも最も厚手な生地「ウェッソン」の大ファンで、真冬と真夏以外のインナーはほぼウェッソンを着ています。

このウェッソンはスウェットシャツのように袖口や裾にリブが配置されていないので、見た目がスポーティになりすぎないのも合わせやすいポイントです。またウェッソンの中でも無地を選べば、コーデの邪魔にならないばかりか柄物のベストやジャケットに合わせられる優等生です。

約2年前にウェッソンの記事を書いた当時、まだ我々アメカジオヤジ世代はジャストサイズがトレンドでした。なので身幅もややタイトで着丈もタックアウトした時に長すぎないサイズをチョイスしていました。ちなみに178cmの筆者でサイズ4を着ております。

 

 

 

 

 

無地ウェッソンはインナーとしてしか着なですし、タックアウトして着るのでジャストサイズで全く問題ありません。画像のようにショート丈のジャケットの中に着る場合は、この着丈のおかげで違和感なく重ね着できているのが分かるかと思います。

しかしここ数年ではゆったりシルエットのボーダーカットソーをタックインするのがトレンドなので、我々アメカジオヤジもアップデートする必要があります。なのでボーダーウェッソンを全て手放していた私は、頑張ってメルカリ・ヤフオクで中古品を買い漁ったわけです笑。

と言うことで今回は、買い直したセントジェームス「ウェッソン」のボーダーのサイズ感やアメカジオヤジのコーデについて書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

むしろ古着(中古品)の方が熟れて見える?

出典:セントジェームスオフィシャルサイト

ここ数年、若者の間でボーダーカットソーがトレンドになっていましたが、昨年あたりから我々オヤジ世代にも浸透してきた感があります。実際私も昨年セントジェームスのピリアックという半袖カットソーやユニクロのボーダーTシャツを購入し、トレンドを追いかけました笑。

しかし半袖だと初夏になるまで着られないので、今年は長袖のボーダーに手を出して春から着たいと考えました。そこで真っ先に思い浮かぶのは、もちろん大好きなセントジェームスのボーダーウェッソンです。久しぶりに新品の定価を見てみたらビックリ…。

なんと国内正規品の定価は13,200円(TAX込み)と余裕の1万円オーバーまで値上がっているじゃないですか!!筆者が学生時代だった1990年代は7,800円位で買えましたが、日本国の失われた20年の間に輸入品の価格がみるみるうちに高騰してしまいましたね⤴️

 

 

 

 

 


出典:Used Clothing Whistler

定価のウェッソンに全然手が出ないお小遣い制ビンボーリーマンの筆者は、積極的に古着(中古品)を探すことにしました。そもそも筆者はヴィンテージ古着愛好家なので古着慣れしているので抵抗は全くありませんが、第二次古着ブーム真っ只中の最近の若者も同じようです。

画像は高円寺の老舗古着屋Whistler(ウィスラー)の店内ですが、大量のセントジェームスが置いてあります。私も先日ウィスラーに訪問した時は多くの若者で賑わっていましたし、そんな彼らも古着のセントジェームスを積極的に手に取っていました。

またセントジェームスの新品は洗濯するとかなり縮みが出ることで有名ですし、ボーダーカラーの濃さも新品ならでは。その点古着だと縮みきっているのでサイズミスが防げるし、着込まれて色が褪せたウェッソンの雰囲気が熟れているのも古着を選ぶメリットになります。

 

 

 

 

 

無地ウェッソンより1サイズ上をチョイス

今年に入ってから古着で購入したボーダーウェッソンは白×マリン(ネイビー)、黒×白、ネイビー×パイン(グリーン)の3パターンになります。この中で特に春夏にオススメしたいカラーは超定番の白×マリンで、コーデに取り入れるだけで春夏っぽい雰囲気が得られます🏝

また昨年辺りからトレンドのモノトーンコーデに合わせる為に黒×白を購入しましたが、春夏に着ても季節感が出ないかなと…。それはネイビー×パインも同じで、カラーベースのボーダーは色味が重くなってしまうので秋冬に着た方がしっかりくると感じています。

やはり春夏っぽさを演出するには白色が入っていることが絶対条件なので、これからの季節に着たいのであれば白ベースにカラーが入ったボーダーカットソーをオススメします。個人的には白×マリン以外だと白×チューリップ(赤)や白×チョコブラウンが気になります。

 

 

 

 

 

今回購入したボーダーウェッソンは無地ウェッソンより1サイズ上のサイズ5(ML)をチョイスしましたが、その理由はパンツにタックインした際にたっぷりとブラウジングする為です。これがピッタリフィットのカットソーだとブラウジング自体が出来ませんからね。

逆にゆったりサイズのウェッソンを我々オヤジがタックアウトして着た場合、「洋服に興味のない休日のお父さん」に見えてしまうので、お洒落に着こなすのは難易度が高いです。。ここは思い切ってトレンドに乗っかってタックインした方が今っぽく見えると思います。

実際タックインスタイルは若者やレディースの間でもはや定番化しているので、我々オヤジが取り入れても白い目で見られることはないかと思います笑。確かにトップスがカットソー単品の場合にタックインするのは少々勇気が必要ですが、インナーであれば取り入れやすいです。

 

 

 

 

 

アメカジオヤジのボーダータックインコーデ

それではアメカジオヤジの筆者がボーダーウェッソンをパンツにタックインしたらどんな感じに見えるのか検証していきます。まずショート丈のジャケットに合わせた場合ですが、タックインすることでジャケットからインナーがはみ出さずスッキリして見えるのが分かります。

また股上が深いパンツに合わせた場合、パンツが腰回りまで全面見えることで脚長効果が得られるのも嬉しいポイントです。逆に股上が浅いパンツでタックインすると、胴が長く見えてしまうリスクがあるので注意が必要です。私見ですがタックインはリーバイス501でギリギリOKな印象です😅

更にインナーにボーダーウェッソンを使った際のタックイン・アウトを比較しました(画像2枚目)。タックアウトしたコーデも違和感はないですが、ボーダーの分量が多くやや煩い印象を受けます。その点タックインだとボーダーがワンポイント程度に収まり、腰回りを出すことで脚が長く見えます!

 

 

 

 

 

また定番の白×マリンに飽きてしまった場合、カラーベースのボーダーウェッソンを取り入れてみてください。ただし先述の通り季節感が全く出ませんので、春夏にカラーベースを着るなら他のアイテムに白を持ってくることで春夏っぽい雰囲気を出すよう工夫が必要です。

あとカラーベースのボーダーウェッソンは単体でもインパクトが強いので、可能な限りボーダーの色を拾うことでコーデ全体を和ませるよう心掛けています。ちなみに画像1枚目のネイビー×パインの場合、ネイビーとグリーン以外のカラーを極力使わずにコーデを纏めてみました。

続いて画像2枚目はモノトーンコーデ用に購入した黒×白のボーダーウェッソンを使ったコーデですが、こちらは面積の大きなトップスに白を持ってくることで春っぽさを演出しました。とは言え、やはりモノトーンコーデは季節感が出ずらいので難易度が高いと感じています。。

 

 

 

 

 

オヤジでも似合うボーダーウェッソンまとめ

と言うことで「今年は無地よりボーダーを選びたいセントジェームスのウェッソン」について書いてきました。結論を言うと、ゆったりサイズの白×マリンカラーウェッソンをタックインして着るのが簡単かつお洒落に見えるのでオススメです。

カラーベースのボーダーウェッソンはコーデが煩く見えてしまうリスクが高いので、1着目に白×マリンを楽しんで飽きたら次に購入する流れが良さそうです。もしくは白×マリンの次も白ベースのボーダーウェッソンにした方が春夏に着るなら適していると取り入れやすいです。

もし白×マリンの次に白ベースのウェッソンを購入するなら、個人的には茶靴に合わせやすい白×ブラウンが最有力候補になります。または黒靴に合わせて黒×白を購入しましたが、白の面積が大きい白×黒の方が春夏には使いやすいと思います。以上です!

 

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