イケてる大人の休日用スラックス
リジッドデニムの穿き込みルーティンから卒業した私。これからは好きなパンツを好きな時に穿いて楽しむという、ごく当たり前の生活に戻りました笑。
しかしデニムの穿き込みを優先している時代でも秋冬になると、ジャブス アルキヴィオのウールパンツだけは積極的に穿いていました。理由はミリタリーアウターやジージャンとの相性がハンパなく良いから!
しかもウールの生地感が大人のOFFスタイルにマッチしますし、ビームス別注の1プリーツ仕様だとシルエットがノーマルモデルより更に秀逸なので、私の無様なO脚をカバーしてくれるのも穿きたくなる理由だったりします。
初めてジャブスを購入してから3年目の今年、3本目のビームス別注マサッチョ1プリーツを追加しました。もちろん3本ともビームス別注品ですが、何故そこまで惚れ込んでいるのかも含めてお届けしたいと思います。
新色追加のジャージドローコードパンツ
ジャブスのウールパンツはチャコールグレーとミディアムグレーの定番2色を所有しているので、今年はどんなモデルを買おうかな〜と迷ってました。
するとビームスonlineでジャージスラックスに新色が追加されたとスタッフさんが書かれたブログ記事が目に留まりました👀
元々はライトグレー(写真一番下)のみの展開だったようですが、今年の春夏モデルからミディアムグレーとチャコールグレーが追加されたようです。
せっかくのジャージ素材なので軽い感じのコーディネートに仕上げたいですから、色目も軽めのライトグレーかミディアムグレーにしようかなと。と言うことで私のホーム店に2色のジャージスラックスを引っ張っていただきました。
本当に悩ましいジャブスのカラー選び
毎年購入のタイミングは10%OFFの期間と決めています。どうせ買うならお得に買いたいのは消費者の本音ってもんです。一昔前はプロパー(定価)で買うのがステータスみたいな時代もありましたが😅
と言うことで引っ張っていただいたジャブスを試着しにビームスへ訪問。畳んであった時と広げた時では印象が大分違いますね。
今回は「綺麗なシルエットのスウェットパンツ」みたいな雰囲気で穿きたいと考えていたので、個人的にはライトグレーがブッ刺さっていました。しかし追加された新色ミディアムグレーも捨てがたい…。
正直なコメントを言うと…あんま変わらなくね?
パンツ単体で見るとしっかり違いが分かりますが、いざ穿いてしまうと大して変わらないという…。人間の感覚なんていい加減なもんです。
元々スニーカーやジージャンに合わせてカジュアルに穿く予定だったのでライトグレー推しだったのですが、合わせやすさを考えるとミディアムグレーの方が汎用性が高いかな、とかなり迷っちゃいました。
迷った時に助けてくれるのが20年連れ添った嫁さん。「ライトグレーなら普通にスウェットパンツ買えば良くね?」と神がかったお言葉をくださるではないですか!
確かにライトグレーのスウェットパンツを持ってないので、これとは別に買えば問題解決です(ってどんだけパンツ買うのよ笑)。と言うことでミディアムグレーをお持ち帰りしました。
素晴らしいビームス別注のシルエット
何故私はビームス別注のジャブス「マサッチョ1プリーツ」しか買わないのか?それはシルエットが通常のマサッチョとは良くも悪くも全然違うから。
写真上は一般に流通しているノープリーツモデルのマサッチョですが、腰周りと太もも辺りのフィッティングが非常にタイトなのがお分かりになるかと思います。
これ、モデルの方がスレンダーだからカッコ良くみえますが、腹周りが緩んでいる我々プチメタボオヤジが穿いたらポッコリ出たお腹が目立つこと間違いなし笑。
正直に言うと、ビームス別注で穿いてるサイズ46をノーマルマサッチョで穿ける自信はないです…。それほど腰〜ワタリにかけてのフィッティングに違いがあると思います。
実際にノーマルとビームス別注のシルエットを見比べてみると、1プリーツが入っただけはとは思えないほどシルエットに違いがあるように見えます。
ノーマルがタイト(スキニー?)なシルエットなのに対し、ビームス別注はゆとりのある腰周りとややゆとりのあるワタリから裾にかけて細くなるテーパードシルエットになっています。
これはどちらが良くてどちらが悪いかという話ではなくどちらが好みってだけで、私はたまたまビームス別注のキャロットシルエットに魅了されたので3年連続で購入したわけです。
ウェットスーツみたいなジャージ生地
手元にやってきたビームス別注ジャブスのジャージ1プリーツドローコードパンツですが、よくよく生地の詳細を見てみると予想通り化学繊維のオンパレードでした笑。
元々私は天然素材が大好きで、特にポリウレタンとポリエステルが好みではないのですが、ことジャージ素材だと諦めざるを得ませんね…。化学繊維で構成されるのがジャージですから。
ちなみにこのパンツはレーヨン65%ナイロン30%ポリウレタン5%という構成になっており、クリースを入れる為にアイロン掛けをする際は低温で当てないとビロビロに波打って劣化する可能性があるので注意が必要です💦
このジャージ1プリーツドローコードパンツの生地感ですが、表面はウェットスーツのように目が詰まっており化繊独特のツヤ感を纏っているのでスポーティな印象を与えます。
また裏起毛で暖かいスウェットパンツと違い、このパンツは裏地もジャージ素材なので防寒性は期待できません。逆に言うと冬はウールを穿いて春〜秋にジャージを穿けば、一年通してジャブスを楽しめるってわけです!
またジャージジャブスはウールジャブスよりスポーティな印象なので、デニムと合わせてもドレスアップ感があまり得られず、そのまんまカジュアルなコーデになってしまうことが判明しました😅
またジャージなので革靴との相性もイマイチで、やはりスニーカーと合わせたくなります。そうすると全体的にスポーティなコーデに陥ってしまうので、ウールジャブスより難易度が高いパンツかもしれません。
ジャージ素材のジャブスを使った大人コーデ
いつも大変参考にさせていただいているビームスonlineより、ジャージジャブスの素敵なコーディネート画像を拝借しました。
やはりジャージ自体にスポーティでカジュアルな印象があるので、ニットのカットソーやカーディガン、カジュアルなテーラードジャケットと合わせることでニットやジャケットのドレス感をジャージで崩す組み合わせが素敵に写りました✨
またジャージ素材とはいえクリースが入ることでウールスラックスに近い印象も併せ持っているので、スリッポンのようなOFF用の革靴であれば合わせてもそんなに違和感がありません。
更に左右のコーディネートを見比べてみると、やはりブラックで纏めた右の着こなしの方が今っぽく見えますね。ネイビー×グレーの鉄板コーデも素敵なんですが、やはりトレンド感ではモノトーンに軍配が上がります!
またジャージならではのスポーティなコーディネートも、ビームススタッフの方々の手に掛かれば素敵に仕上がります!
やはり白スニーカーとの相性はこの上なく抜群で、クリーンかつ若々しい印象を与えます。トップスもスポーティなナイロンブルゾンを合わせているので、アクティブなお出掛けの際に使いやすいコーディネートです。
更にこれが普通のゆったりシルエットのスウェットパンツを合わせると「スポーツ好きなオッサンの休日コーデ」に陥りがちですが、クリースの入った美シルエットのジャージジャブスを合わせることで大人の節度をキープできます。
そこで「お前ならどんな組み合わせにするんだよ?」という声がそろそろ聞こえそうなのでこの後に載せますが、私ならこんな感じで穿こうかなと。
過去の記事でご紹介したことがあるお気に入りのバンドカラーシャツとニットガウンを合わせた大人のリラックスした休日コーデをイメージしました。ちなみにシャツはオーストラリア軍モノ、ニットガウンはインバーアランになります。
ウール素材のガウンとポプリン生地のドレス感のあるシャツに対し、あえてパンツをウールスラックスではなくジャージ素材にすることでユルッとした抜け感を出したつもりです。
また今回はブラウンスエードのスリッポンを合わせましたが、ネイビーやブラックの革靴を合わせた方がグレージャージの無機質な質感を更に活かせる気がします。やはり黒い革靴の補充は急務になりそうです💦
続いてはビームススタッフの素敵なコーディネートを参考に、ブラックアウターに白スニーカー・白カットソーを合わせたスポーティなモノトーンコーデに纏めました。ただしジャックパーセルのスマイルラインだけネイビーなのはご愛嬌ということで🙏
この画像を撮影する前にヘルノのネイビーダウンジレを挟んだコーデをしてみましたが、やはりブラックとネイビーの相性は悪いので撮影するのを止めました。
またモノトーンコーデにジレを使うならワンポイントで色物にするより、ブラックやホワイト、もしくはグレー系にした方が無難に纏まるのでコーディネートも組みやすいと思います。あぁ、オルテガの白と黒のベストを追加したい…🤤
3年連続購入したジャブスのマサッチョまとめ
一度気に入ったら「色ち買い」したくなるのはファッション好きあるあるかと思いますが笑、このビームス別注ジャブスは何本あっても良いくらい気に入っています!
私のようなO脚をカバーしてくれる綺麗なテーパードシルエットは、大人の休日スタイルやカジュアルスタイルに合わせると洒落て見えるかと思います。
まだ穿いたことがない方は、是非一度ビームスの店舗で試着することをオススメします。ジャブスアルキヴィオは3万円前後で買えるイタリアのパンツブランドの中で一推ししたいブランドです。