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アメカジオヤジが選びたいアメリカブランドのダウンベスト4選とダウンの洗濯方法

トップス

現在若者の間で流行っているダウンベスト

出典:ZOZOTOWN

ここ数年前から地球温暖化について問題視されていますが、やはり我が国日本もご多分に漏れず暖冬が続いているように感じます。実際にカナダグースのようなハイスペック仕様のダウンジャケットは日本の冬ではオーバースペックで、正直な話ここまでの防寒性は要らないんじゃないかと(雪国は除く)。

その点でいうとダウンジャケットから袖を外したダウンベストはほど良い防寒性だけでなく、レイヤードスタイルを楽しめたり着回しやすい使えるアイテムになります。私もダウンベストの記事を書くまで知らなかったのですが、実は今シーズン若者の間でダウンベストが流行ってるみたいなんです!

我々40〜50歳代のアメカジオヤジがダウンベストと聞かれて思い浮かべるのは、ノースフェイスやLLビーンといったアウトドアブランドになるかと思います。しかし現在若者の間で流行っているダウンベストはDAIWA PIER39(ダイワピア)という、我々オヤジには聞いたこともないブランドなんです😅

 

 

 

 

 

出典:ZOZOTOWN

そんなに流行っているならオヤジである筆者も取り入れてみようかな?と思いダイワピアを調べてみましたが、若者向けにビッグシルエット仕様になっているので我々オヤジ世代には無理っぽいです笑。しかもダイワピアのダウンベストは何気に4万円オーバーしますから、おいそれと気軽に買えません。。

とは言え若者の間で流行って市民権を得てくれたおかげで、我々アメカジオヤジとしてもダウンベストを気兼ねなく取り入れることができます。しかし私のようなお小遣い制貧乏リーマンには予算の限界がありますので、できるだけ安くてクオリティが高くて語れるダウンベストを探したいところ。

と言うことで今回はアメカジオヤジの筆者が「これならアメカジ好きの読者さんも納得していただけるだろう」と、独断と偏見で選んだアメリカブランドのダウンベスト4選をご紹介します。なるべく安く買えることを優先しておりますので、「もっと良いのあるだろ〜」というクレームはご遠慮ください笑😂

 

 

 

 

 

 USA製が嬉しいクレセントダウンワークス

出典:MALIBU

最初にご紹介するダウンベストは、アメリカのシアトル州にあるダウン製品専業ブランドのクレセントダウンワークスになります。実は当ブログのフリマ企画で所有していたクレセントのダウンベストを読者さんにお譲りしましたが、改めて「良い製品だったな〜」と手放したことを少し後悔していたりします笑。

まずクレセントを選んだ理由はダウン専業ブランドというだけでなく、何より現在までUSA製を貫いている点になります。そして700フィルパワーの最高級ダウンは非常に軽くて暖かく、ダウン専業ブランドらしく縫製もしっかりしているので、ダウンの羽根が飛び出しづらいのも良ポイントになります。

このクレセントで人気が高いモデルはNorth By North West【ノースバイノースウェスト】というジッパータイプのモデルになります(画像2枚目)。このモデルは着丈が短めでダウンのボリュームも抑え気味なので、トップスとしてだけでなくインナーダウンとしても使える点が人気の理由かと考えます。

 

 

 

 

 

私もノースバイノースウェストは気になっていたモデルだったのですが、新品は他のモデルと同様に5万円するだけでなく、人気モデルなので古着でも3万円前後と強気な相場になっているのです。。そこで筆者がオススメしたいのはリップストップナイロンを使ったボタンタイプのダウンベストになります。

実はリップストップ以外にも60/40生地を使った定番モデルがあるのですが、そのモデルは生地がマットなので見た目がクラシックな印象になります。その点リップストップはツヤ感のある生地がスポーティに見えるので、スウェットシャツやパーカーだけでなくウールパンツとの相性も良かったりします!

ちなみにクレセントダウンは作りが大きめなので、178cm/67kgの筆者でSサイズがジャストフィットになります。またリップストップモデルの古着相場は1万円前後と手が出しやすい相場になっているのも嬉しいポイントで、個人的にはブラックやネイビーのようなダークカラーをオススメします🤗

 

 

 

 

 

 

 

名品80sエディバウアーのカナディアンベスト

続いてご紹介したいダウンベストは、ダウンジャケットを開発したブランドでもあるエディバウアーの名品カナディアンベストになります。しかも他メーカーが模倣品を作るほど名品と呼ばれるダウンベストなのに、80sなら古着屋で1万円台前半から買えてしまう点もオススメしたいポイントなんです。

ちなみに筆者が購入したのは金沢に出張した際にお邪魔したフォアモースト金沢になりますが、この独特なデザインの襟のリブはスタンドカラーのダウンほど主張してこないのですし、ダウンのボリュームも抑えられているので、初めて試着した瞬間に「これはインナーダウンとして使える!」と感じました。

またカナディアンベストには通称「日の出タグ」と呼ばれる60sの初期モデルがありますが、そちらになると相場も倍以上の2〜3万円台に上がってしまいます。その点筆者が所有する70〜80sの通称「黒タグ」であれば1万円台前半で買えますし、デザインや見た目は全く一緒なので満足度もコスパも高いです!

 

 

 

 

 

私が購入した個体は残念ながらサイズタグが欠損しており実際のサイズが分からないので(多分サイズ38)、読者さんが購入される際の参考になれず申し訳ございません。。とは言えこのカナディアンベストは相当気に入っていて購入後ヘビロテで着ており、クレセントダウンを手放すキッカケとなりました笑。

コーデとしてはデニムジャケットやカットソーの上に羽織ってトップスとして使っても良いのですが、個人的にはバブアーのバーレーやバーバリーのラグランコートのようなロング丈コートのインナーダウンとして使うとカナディアンベストがコーデのポイントになるので好みです!

筆者がかなり気に入っている80sエディバウアーのカナディアンベストですが、残念ながらタマ数が少なくヤフオク・メルカリでの出品数も少ないのが唯一の難点です。。また古着屋での遭遇率もかなり低いので、もしお探しの方でマイサイズに出会えた場合は即決することを強くオススメします🤗

 

 

 

 

 

80s茶タグ ノースフェイスのダウンベスト

続いてご紹介するダウンベストは今や若者に大人気のアウトドアブランド、THE NORTH FACE(ノースフェイス)80s茶タグのダウンベストになります。実は茶タグのダウンベストをかれこれ3年くらい探し続けていましまが、ようやく価格・サイズ・コンディションの三拍子が揃った個体に出会えました!

筆者が購入した個体はタグに「USA」の表記が入らないので茶タグの中でも前期モデルに当たります。また気になる相場は1万〜1.5万円とクレセントダウンとほとんど変わらないので、ヴィンテージの雰囲気が好みであればノースフェイスを、現代的な雰囲気がこのみであればクレセントを選べば良いと思います。

ただし機能面を見てみるとフロントの開閉がボタン+ジッパーのクレセントに対し、茶タグノースフェイスはボタンのみと簡素な仕様になっています。さらに色味に関してノースフェイスはレッド・ブルー・グリーンなど70sらしい派手な原色系カラーが多いので、コーデの難易度はクレセントより高くなります💦

 

 

 

 

 

筆者が購入したブルーのダウンベストコーデですが、同じブルー系のデニムジャケットとの相性は正直悪いと思います。また合わせるパンツもリジッドデニムのような濃紺系パンツだと、正統派コーデすぎてヌケ感が出ないのであまり良くない(つまらない)と感じました。

もし筆者がブルーのダウンベストをコーデするなら、インナーはスウェットパーカーを入れてスポーティにしてパンツは色落ちしたデニムか軍パンを合わせて西海岸風アメカジに全フリすると思います。また80sノースフェイスのダウンベストはスタンドカラーの襟が非常に高いので、インナー使いは難しいでしょう💦

最後に80sノースフェイスのダウンベストのバリエーションですが、60/40生地モデル(画像2枚目)とリップストップ生地モデルの2種類存在します。実は過去に60/40生地モデルを所有していましたが、着丈が長めの作りになっていてコーデが難しいと感じたのでほど良い着丈のリップストップをオススメします。

 

 

 

 

 

過去に二度所有した復刻ロッキーマウンテン

最後にご紹介するダウンベストは日本企業の35SUMMERS(サーティファイブサマーズ)によって実名復活したロッキーマウンテンのレザーヨーク付きダウンベストになります。その中で筆者が一番気に入っていたのが、ビームス別注のビームス35周年記念モデルのネイビー単色カラーのモデルです。

実は数年前に金欠だった際にフリマ企画で手放してしまいましたが、今思い出してもこれほど気に入ったダウンベストは他になく後悔しまくっています笑。このダークネイビーはデニムジャケットとの相性はもちろん良いですし、レザーヨークがアクセントとなるので無地トップスの上に羽織るだけで洒落て見えます!

もし今ロッキーマウンテンを買い直すなら35サマーズの復刻品も良いですが、ヴィンテージ古着愛好家としてオリジナルを探すのも悪くないかなと。ただし復刻の古着相場は1.5万円前後と手を出しやすいですが、オリジナルは4万円台と高いのに汚い個体が多いので、マイサイズの美品に出会うのは難しいかもしれませんが…😅

 

 

 

 

 

出典:ROCKY MOUNTAIN FEATHERBED Instagram

そしてロッキーマウンテンのダウンベストとして有名なのは先ほどのレザーヨーク付きダウンベストよりも、襟に特徴的なファーが配された「クリスティベスト」の方がロッキーマウンテンを代表するモデルになるかと思います。実際にこのファーのおかげで、通常のダウンベストより防寒性が高いです♨️

実は数年前にファーも含めてオールネイビーのクリスティベストを所有したことがありますが、残念ながら筆者のファッションレベルでは着こなすことが難しく即手放したことを覚えています。やはりレザーヨークだけでもインパクトがある上で、襟のファーが放つラギッド感がコーデの難易度を上げてしまいます。。

もちろんクリスティベストもアメカジコーデにはドンズバでハマりますが、私がコーデするとコテコテのアメカジに陥ってしまいお洒落とはほど遠くなってしまうのです笑。よってロッキーマウンテンを使った大人のアメカジコーデを楽しみたい方には通常タイプのダウンベストを積極的にオススメします!

 

ROCKY MOUNTAIN x WAREHOUSE (2022)ホースレザーヨークナイロンダウンベストNYLON DOWN VEST Lot.2188 290-222-53 WHJA-22AW016(ロッキーマウンテンxウエアハウス)ROCKY MOUNTAIN FEATHERBED CO.WARE HOUSE ウェアハウス

 

 

 

 

 

 

お家で簡単!ダウンベストの洗濯方法について

ダウン製品はクリーニングに出すと数千円も掛かってしまう上、襟汚れなんかは大して除去できなかったりします。そこでダウンベストをご自宅で手軽にクリーニングする方法について、洗濯ブロガーの異名を持つ筆者の洗濯方法についてご紹介します。もちろんダウンベストだけでなくダウンジャケットでも可能です。

今回セルフクリーニングしたのはフォアモースト金沢で購入したエディバウアーのカナディアンベストですが、実は購入時から薄いシミ汚れが気になっていました。しかし「洗えば落ちる汚れ」だと確信していたので、自宅に帰るなり速攻で洗濯に取り掛かりました。先ずは37℃前後のぬるま湯を洗面台に溜めます。

そして筆者の洗濯では毎回必ずと言っていいほど登場する定番アイテム、ワイドハイターPROとオシャレ着用中性洗剤をぬるま湯に投入し10分ほど放置した後に1〜2分押し洗いします。この洗濯方法でどの位汚れが取れたかは3枚目の汚水を見れば一目瞭然かと思います(お目汚しして申し訳ございません🙇🏻‍♂️)。

 

 

 

 

 

洗濯後のダウンベストは皆さんの想像通りペチャンコになってしまい、そのまま乾燥させるとフェザーがダマになって膨らんでくれません。もちろんフェザーを手でほぐして元に戻す方法もありますが、最も手軽で簡単なのはテニスボールと一緒にコインランドリーのガス式乾燥機で30分回す方法になります。

何故テニスボールを一緒に入れるかというと、ドラムの中でダウンベストとテニスボールがぶつかることでダマになったフェザーがほぐれてふっくら元通りに仕上がるからなんです!もちろんテニスボールがお手元にない場合は違うボールでも代用可能ですが、あまり硬いボールだと騒がしくなるので注意が必要です笑

この洗濯&乾燥方法であれば水を使わないドライクリーニングより確実に汚れと臭いが除去できる上、掛かる費用も300円程度と非常にコスパが高いと感じています。もちろん今回の洗濯でエディバウアーのシミ汚れもしっかり除去できましたし、洗濯前と変わらないフカフカな状態に戻せたことをご報告しておきます🤗

 

 

 

 

 

アメカジオヤジが選びたいダウンベストまとめ

と言うことで今回はアメカジオヤジが選びたいダウンベスト4選とダウンの洗濯&乾燥方法について書いてきました。ちなみにアメリカブランドではありますが80sエディバウアーは中国製で復刻ロッキーマウンテンは日本製になりますので、USA製のダウンベストが欲しければクレセントか80sノースフェイスに限られます🇺🇸

個人的にコーデのしやすさで考えると一番オススメなのはブラックかネイビーのクレセントダウンになりますし、コーデの幅で考えるとインナーとしても使えるエディバウアーのカナディアンベストになります。その点原色カラーのノースフェイスとアメカジ色の強いロッキーマウンテンは上級者向けになります。

今回ご紹介した4つのダウンベストはどれも1万円台なので、我々お小遣い制貧乏リーマンでも気軽に手を出せます。また先述した洗濯&乾燥方法を使えば低コストで綺麗にセルフクリーニングできますので、ダウンベストが気になっていた方は是非チャレンジしてみてください。以上です!

 

コメント

  1. 大峠ライオン より:

    クレセントのNBNWベスト、私が17年に買った時はまだギリギリ5万円以内の4万7千円だったのですが今や5万後半になってしまいましたね。
    10年くらい前の雑誌2ndをめくって見てみると2万9千円でした。値上がりがえぐすぎなので欲しい人は早く買った方がよさそうですね。

    昔クレセントがエディーバウアーのOEMやっていたらしいので、OEM時代のエディーバウアーを今調べて探しています。現行クレセントもいいですがオールド物の雰囲気も捨てがたいです。

    • masagonia masagonia より:

      大峠ライオンさん、こんにちは。
      NBNWを所有されているとは流石です!
      クレセントがエディバウアーのOEMをやっていたなんて知りませんでした(゚ω゚)
      現行とオールドのダウンベスト、それぞれの良さがありますねよね〜。

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