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レザートートの決定版、Bark OutsidersのOLD CARRY TOTEとL.L.Beanトートを比較

その他アイテム

ヴィンテージビーンは基本ブラウンのみ

出典:ヤフオク!

1月に入り冬真っ只中の寒さですが、そうなると使いたくなるのが見た目に重厚感のあるレザーバッグになります。逆に言うと春夏に持つと暑苦しく見えてしまいますが笑、この寒い冬のコーデに合わせると不思議と暖かみを与えてくれるアイテムです。

古着愛好家の筆者は基本的にヴィンテージバッグを愛用しておりまして、その中でもL.L.Beanのレザートートを特に寵愛しています。画像で持っているのはミディアムサイズのスムースレザー版になりますが、約4年前に3万円で購入しました。

しかし時は流れて2025年現在では残念ながら最低でも6万円はしてしまいヤフオクでは8万円以上の値段を付ける方も。。そして何よりレザーのビーントートはキャンバスに比べて圧倒的にタマ数が少ないので、コンディションの良い個体に中々出会えないのが玉に瑕😔

 

 

 

 

 

またレザーのビーントートの展開はスムースレザーがミディアムと馬鹿でかいラージの2サイズで、スエードは縦長タイプのみとなります(もしかしたら他のサイズがあるかもしれませんが古着屋やヤフオクで見たことない)。

特に筆者はこのスエードの縦長タイプを好んでおりまして、冬のコーデには積極的に合わせて使っています。しかしブラウンカラーのスエードは見た目がラギッドなので、ドレス感をプラスするよりもカジュアル感が強まるので難易度がやや高いかと💦

そこで我々オヤジが合わせやすいドレス感とカジュアル感が融合したレザートートはないか…と探していたところ巡り会ったのが、今回ご紹介するBark Outsiders(名前が長いので以下Bark)のOLD CARRY TOTE。実際にオリジナルのビーントートと比べながらレビューしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

1年半使い込んで味が出てきたボルドー

まず最初にご紹介するのは1年半前に入手したBarkのOLD CARRY TOTEのボルドーカラーになります。実はBarkのレザートートは色によって使う革の種類を変える拘りようで、もはや変態の域に達している所も好みだったりします笑。

このボルドーではバケッタレザーが使われており、ドラムで回して自然に付いたシボの雰囲気が画像からも伝わると思います。このシボのおかげでボルドーカラーでもカチッとし過ぎず、我々オヤジのアメカジコーデにも溶け込んでくれます。

また筆者はガチで使い込んでいるのでバッグ底面の四角は色が抜けてきましたが、造りがオリジナルビーン同様に屈強なのでステッチの解れ等は皆無です。このバケッタレザーは柔らかくドレープ感があるのもオリジナルに近い雰囲気を与えます。

 

 

 

 

 

サイズに関してはオリジナルのビーントートをほぼ踏襲しており、個人的にキャンバストートのミディアムやラージよりバランスの取れた大きさだと感じています。やはりキャンバスのミディアムだと178cmの筆者にはやや小さく、ラージだと横にデカいので電車で邪魔に。。

その点レザートートは縦長で横幅は36cmとビジネス用ブリーフバッグと変わらないので、電車で移動の際に椅子に座っても両隣の方に邪魔にならないのが好ポイントです。またこのバッグはマチが12.5cmもあるので、気温の変化に対応すべく着替えを入れておくことも可能です。

更にBarkの拘りが見えたのが、オリジナルには無い内ポケットを装備させて利便性を向上させている点になります。トートバッグ最大のデメリットはバッグの中がごちゃごちゃになりカギなどの小物が見つかりづらいですが、この内ポケットのおかげでそのようなストレスから解放されました!

 

 

 

 

 

茶芯を楽しめるブラックカラーが新登場!

続いてご紹介するのが1ヶ月前に入手したばかりのホースバッドレザーを使用したOLD CARRY TOTEのブラックカラーになります。先ほどのボルドーは牛革でしたが、このブラックはイタリアのマリアム社が作るベジタブルタンニン鞣しされた馬革を使用しています。

レザージャケットも同様ですがカーフレザーよりホースハイドの方が革が硬いので、二つ折りになってしまうオリジナルに比べブラックは自立するほど硬いです。またホースバッドレザー最大の特徴が使い込んでいくと黒の顔料が削れて茶芯が出てくるエイジングを楽しめる点になります。

筆者のブラックトートはまだ10回前後しか使っていないのでエイジングは全然進んでいませんが、バッグ横の屈折部に早くも茶芯が現れてきました。シボ革のボルドーは使い込むと艶が出てくるエイジングになりますが、ブラックは使えば使うほどラギッドな雰囲気になりそうです!

 

 

 

 

 

ちなみにバケッタレザーのボルドーで77,000円、ホースバッドレザーのブラックで88,000円と決してお安くはありません。しかし2024年現在クラシコイタリア系ブランドですと、CISEIやシャンボールセリエのレザートートは20万円することを考えると全然アリかなと。

しかもイタリア系高級バッグブランドと同じようにバッグ収納袋も付属しているので、レザートートを使わない春夏はこの袋に入れて保管できます。更に革の種類ごとにケア方法について書かれた説明書も同梱されており、レザートートのお手入れに不安な方も安心して購入できます。

またBarkのレザートートはドレス感も携えており、アメカジコーデだけでなくジャケパンのようなビジネスカジュアルにも合わせられます。ちなみに筆者は終日会議のようなビジカジOKの仕事の日には積極的にBarkのレザートートを使っており、1年半でコストは充分回収できたと考えています笑。

 

 

 

 

 

秋冬に大活躍なレザートートのコーデ

ここではBarkのOLD CARRY TOTEを使った秋冬コーデをレビューしていきます。筆者のInstagramをご覧の読者さんならお気付きかと思いますが、秋冬コーデに合わせやすいのでBarkレザートートの使用率が非常に高かったりします。

実はセージグリーンのバブアーとBarkのボルドーの相性が非常に良く、品のある大人のブリトラ×アメカジのMIXコーデが簡単に構築できます。更に茶色のレザーシューズとの相性は言うまでもなく良いので、茶靴を履いたコーデの時はボルドーを一番優先して選んでいます

その中でも個人的に特に気に入っているのが、オールデンのバーガンディカラーのコードバンとBarkのボルドーの組み合わせになります。赤茶系の靴は見た目の個性が強い為コーデの難易度が少し高くなりますが、同系統カラーのバッグを合わせるとコーデが纏まりやすいです。

 

 

 

 

 

とは言えここ数年はモノトーンカラーがトレンドの為、茶靴より黒靴を履く機会の方が圧倒的に多かったりします。そんな中BarkのOLD CARRY TOTEのブラックが発売されたことを知り、これは絶対に黒靴と好相性だと確信し入手しました。

実際にブラックトートと黒靴を合わせたコーデを組んでみましたが、狙い通りモノトーンベースのアメカジコーデにばっちりハマりました。当初は「ブラックレザーはドレス感が強すぎるかな?」と予想しましたが、ホースバッドレザーの質感がラギッドなのでアメカジコーデでも問題なし!

ただしブラックトートはコーデの中でも占める面積が比較的大きいので、他のアイテムで明るめの色を使わないと全体的に暗めなコーデになってしまいます。さすがに白パンはやり過ぎになりますが笑、ベージュのチノパンやトップスにライトグレーを持ってくれば全体のバランスが取れるのでオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

一生使えるBark OLD CARRY TOTEまとめ

と言うことで今回は筆者が愛用している日本のブランド、Bark Outsidersのレザートート「OLD CARRY TOTE」のボルドーとブラックを、所有する80sヴィンテージL.L.Beanのスエードトートを比較した内容をお届けしました。

そもそもオリジナルビーンはブラウンのスムースレザーとスエードしか展開がなく、オシャレにコーデするのが難しかったりします。その点Barkのレザートートであれば、茶靴にはボルドーを、黒靴にはブラックを合わせるだけで統一感のあるコーデを簡単に組めます

またラギッド感の強すぎるオリジナルビーンと違いBarkであればビジネスカジュアルにも合わせられるので、使用頻度も高くコストもすぐに回収できるでしょう。是非一度Barkのホームページをチェックして、創業者の変態的な拘りを体感してください笑。以上です!

 

 

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