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古着屋で人気のUSA製リーバイス、501と505と517のディテールとシルエット比較

パンツ

三大デニムブランドの中で一人勝ちのLevi’s

読者の皆さんもご存知かと思いますが、アメリカにはリーバイス・Lee・ラングラーの三大デニムブランドがあります。リーバイスは炭鉱で働く労働者向けに世界で初めてデニムパンツを作ったことで有名ですが、Leeは鉄道の作業者向けのカバーオールやオーバーオールなどのワークウエアで人気を博しています。

ラングラーに関してはブルーベル名義でワークウエアを展開していましたが、どちらかと言うとロデオ競技向けのカウボーイに人気があるブランドとして有名です。そんな三大デニムブランドがあるにも関わらず筆者のデニムパンツに関してはリーバイスしか購入していないことに気付いてしまいました💦

もちろんLee101や200ライダース、ラングラー11MWZや13MWZも大変魅力的なデニムパンツなのですが、古着屋でのタマ数の少なさや左綾(リーバイスは右綾)特有の色落ちの影響で「これだ!」という個体に中々出会えていません。逆にリーバイスは豊富に見つかるので、6年間で20本も購入しています。

 

 

 

 

 

そのリーバイスの中でも特に大好物なのが代表的なモデルと501になりますが、作られた年代によってシルエットや雰囲気が変わってくるので非常に奥が深いです。個人的にはヴィンテージらしいタテ落ちをするXXやBigEも大好きですが、ザラっとした色落ちのレギュラーも西海岸っぽいので好みだったりします!

そんな501フリークの筆者ですが、昨年ブーツカットモデルの517レギュラーを購入し今年に入ってテーパードストレートの505を購入と501以外のモデルに手を出すようになりました。やはりどれだけ大好きなモノでも毎日同じだと飽きてしまうので、たまには味変させるのも大事だと考えます笑。

と言うこと今回はリーバイスの中でも定番モデルと呼ばれているストレートシルエットの501とテーパードストレートの505、ブーツカットの517を直接比較していきます。またそれぞれのモデルのディテールと、毎回お約束となっているアメカジオヤジの大人コーデについても書いていきます。

 

 

 

 

 

シルエットが美しいUSA製501レギュラー

まず初めにチェックしていくデニムパンツは、リーバイスの代表的なモデルとなっている501になります。今回は501の中でも80〜90sに製造された通称「レギュラー」を取り上げますが、当時レギュラーが新品で販売されていた第一次古着ブームの頃には全く人気がありませんでした。

しかし時は流れて2023年現在ではチャンピオンのリバースウィーブと同じようにセミヴィンテージ扱いとなり、若者に人気のアイテムとなりました。筆者も3年前に501レギュラーを購入しましたが、このザラっとまだらに色落ちするのは1977年の66後期〜1995年のレギュラー中期までの18年間になります。

よって501レギュラーのタマ数は非常に豊富なので、普通の古着屋でも20本くらいは置いてあります。そして501と言えばボタンフライになりますが、ボタンのおかけでフロントフライ部分が凹凸に色落ちするのは501だけの特権と呼べるでしょう。まぁトイレのことを考慮するとジッパーの方が楽なんですけどね笑。

 

 

 

 

 

それでは501レギュラーのシルエットを見ていきますが、実は同じレギュラーでも前期・中期・最終モデルとそれぞれシルエットが違います。レギュラー前期モデルは赤耳が終了した1986年の翌年から販売されましたが、そのシルエットは赤耳モデルのように股上が浅めで太ももが少しタイトになっています。

その後1990年代中盤の中期モデルになると股上が深くなりますが、501らしい綺麗なテーパードストレートのシルエットは健在です(画像1枚目)。その後1996〜2002年に製造されたレギュラー最終モデルになるとシルエットは一変し、501XXに近い太めのストレートになります(画像2枚目)。

筆者はXX、タイプ物、bigE、66前期後期、赤耳、レギュラーと戦後のリーバイス各モデルを所有していますが、bigE〜レギュラー中期までのシルエットはほとんど同じように感じました。よって綺麗なテーパードストレートが欲しい方はレギュラー前期中期を、太めのストレートが良い方は最終モデルをオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

綺麗めコーデに合わせたい少しスリムな505

続いてはUSA製リーバイス505レギュラーを見ていきますが、こちらに関しては過去記事で細かくチェックしていますので気になる方は是非読んでみてください。この505はデニムパンツが作業着からファッションアイテムとして認識が変わった1960年代に誕生したので、作業着として作られた501とは出自が違います。

また使われている生地もシュリンクトゥフィットで縮ませて身体に合わせる501とは違い、プリシュランクという防縮加工が施された生地になります。また505はジッパーフライが採用されていますが、フロントフライ部分の色落ちはメリハリがなく、良くも悪くも綺麗でのぺっとした印象を受けます。

そして505のディテールで特徴的なのが大きめのヒップポケットになります。実際に501レギュラー前期モデルと比較してみましたが、505の方が縦横ともに1cm以上も長いです。またアーキュエイトステッチも505の方が深くカーブしているので、ヴィンテージの501XXを彷彿とさせます。

 

 

 

 

 

ここでは505のシルエットを見ていきますが、ラギッドな印象を持つ501とは違い脚に沿うようにフィットしたテーパードシルエットが都会的に見えます。また裾幅は19cmと501に比べて周囲3〜4cmほど細くなるのでブーツとの相性はあまり良くなく、やはりローファーなどの革靴と合わせたいところです。

さらに505の後ろ姿を見てみると先述の通りヒップポケットが501より明らかに大きいのが分かります(ケツに食い込んでいる点はスルーしてください笑)。確かに大きめのポケットのおかげで小尻効果はあるような気がしますが、筆者としては501の小さめなポケットの方が好みだったりします😅

また気になるサイズ選びに関してですが、ほとんど縮みが出ないので501の1サイズ下を選ぶことをオススメします。ちなみに筆者が画像で穿いている505は501ではジャストサイズなW31になりますが、実際にはウエストが緩かったので1サイズ下のW30が505ではジャストサイズだと感じました。

 

 

 

 

 

今風なフレアシルエットの517ブーツカット

最後に見ていくのは1971年に誕生した、カウボーイがウエスタンブーツを履きやすくする為に作られたと言われているリーバイス517ブーツカットになります。この517は通称「サドルマン」という愛称で呼ばれていますが、その名の由来はウエスタンブーツの踵についたサドルから来ています。

この517について書いた過去記事は1.8万回を超えるアクセス数があるほど反響がありましたが、その理由は今時の若者の間でフレアパンツが流行っているからではないかと推察します。実際に517を穿いてみると501や505より脚が長く見えますし、裾が広いのでブーツにも被せやすいのが特徴です。

517のディテールを見ていきますが、ブロンズカラーのボタン・Levi’sオリジナルのジッパー・大きめのヒップポケットと同じプリシュランクの生地を使う505とほとんど同じ仕様でした。改めて501のヒップポケットと比較してみましたが、517の方がひと回り大きいのが分かります。

 

 

 

 

 

それでは気になるリーバイス517のサイズ感や合わせるレングスについてですが、こちらは505と同様に501の1サイズ下を選んでもジャストサイズにはなりません。実は517は501や505より太ももが細く設定されているので1サイズ上を選ばないとパツパツになる可能性が高いのでご注意ください💦

またレングスに関しては90s初頭に流行った渋カジブームの頃は地面に引きずるほど長めがカッコ良いとされていました(懐かしい!)。しかし2023年現在に長めのレングスだとパンツのラインが崩れて今っぽく見えないので、ノークッションで合わせてフレアシルエットを楽しむのが良いと考えます。

しかもリーバイス517の場合はベルボトルみたいに極度に裾が太い訳ではなく程よいフレアシルエットなので、長いレングスの古着を購入して裾上げするとほとんどストレートになってしまいます笑。しかし太ももをスリムに設定しているので、裾上げしたとしても517らしいシルエットを楽しめます。

 

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オヤジが穿く3モデルのデニムパンツコーデ

それではアメカジオヤジの筆者がUSA製リーバイス501と505と517の3モデルをコーデしていきますが、基本的にシルエットが違うだけで同じジーパンなので組み合わせるアイテムも特に変えなくて大丈夫です。ただしシルエットの違いよって見た目の印象が変わっていますので、相性の良いアイテムが変わっています。

まずは501と505でそれぞれ同じホワイトジャケット(60sリーバイス840Bカツラギ)に合わせてみましたが、しっかりテーパードが入っている505の方が革靴との相性も良く全体的に上品に纏まっているように見えます。やはり501は作業着として作られた歴史がありますので、良くも悪くも野暮ったく見えます😅

その点1960年代に西海岸のアイビー向けにファッションアイテムとして生まれた505にラギッド感はほとんど無く、ドレス感のあるアイテムとの親和性も高いと感じました。特に紺ブレのようなテーラードジャケットとコーデする場合は、501よりも505の方が違和感なく合わせられると感じました。

 

 

 

 

 

続いてリーバイス517のコーデですが、その前に筆者は基本的に517にはアイロンでクリースを入れてスラックスのように穿くことを意識しています。実はブーツカットをそのまま穿いてしまうとカジュアル感が強くなりすぎてしまうので、我々オヤジが517を穿くならドレス感のあるコーデを心掛けたいところです。

しかもクリースを入れることでフレアパンツの横に広がるシルエットがセンターの折り目によって抑えられるので、リーバイス501と変わらない感覚で穿けるのもクリースを推奨する理由になります。とは言え太ももは細めで膝から裾にかけてフレアしている事実は変わらないので、今っぽいシルエットを楽しめます!

また合わせる靴に関してはロング丈のブーツはもちろん好相性ですが、我々オヤジがいつも履いているローファー系の革靴とも違和感なく合わせられます。もし革靴に合わせる場合もレングスはノークッション〜ハーフクッションの短めに設定した方が足元がスッキリして見えるのでオススメです。

 

 

 

 

 

古着のUSA製Levi’s 501・505・517まとめ

と言うことで今回は古着屋で人気のUSA製リーバイス501と505と517を直接比較し、各モデルのディテールやシルエットをチェックしてみました。王道の501ばかり穿いていると流石に食傷気味になってしまうので、テーパードシルエットの505やフレアシルエットの517で味変するのもアリかと感じました。

もし我々オヤジが505や517を穿くなら若者のようにオーバーサイズを選ぶのではなく、ジャストサイズかつノークッション〜ハーフクッションに裾上げして穿くことをオススメします。やはり長めのレングスだとパンツのラインが崩れてしまうだけでなく、だらしなく見えてしまう危険性が高いです💦

最後に気になるUSA製505と517の相場ですが、501に比べてあまり人気がないので5,000〜8,000円で購入可能です!ちなみに筆者の505は5,000円、517も6,000円とリーズナブルなる値段で購入できたので、汚れも気にせずガンガン穿くことができます。気になる方は是非探してみてください。以上です!

 

コメント

  1. ジョニー・ゲップ より:

    リーバイス愛溢れるコメント楽しく拝読させていだきました。
    少数派のラングラーを愛用する私としては多少の嫉妬心もありますが。
    型番のMWZはメンズウエスタンジッパーの略です。そうデニムに初めてジッパーを採用したのはラングラーなんです。
    ボタンだとロデオ競技の際牛の角に引っ掛けられるのでジッパーにしてくれと言う要望があったときいています。
    紹介はされていませでしたが936という型番もあります。ドレスラインの扱いでしょうか?
    13よりももを絞ったシルエットになります。カウボーイ達がパーティーに行く時に履いたのでしょうか?

    • masagonia masagonia より:

      ジョニーゲップさん、こんにちは。
      MWZの意味とラングラーがジッパー初採用ブランドとは知らなかったので、大変勉強になりました!!

      今年中に13MWZを購入する予定ですので、ブログ記事を楽しみにお待ちください(^_-)

      • ジョニー・ゲップ より:

        楽しみにしております。
        リーバイスとの比較も。
        ラングラーは古着屋ではほとんど見かけないので新品の購入と思います。この際ですから経年変化を楽しんではいかがでしょうか?扱っているのはウエスタンショップでしょう。
        アメ横の石原商店、ヤングが私の知るところです。
        アメ横には玉美、ヤヨイといった名店もありますね。
        昔、東京出張の時はあえて金曜日に仕事をして一泊、土曜日の1日アメ横、秋葉原のオーディオ街を徘徊して最終フライトで帰阪していました。

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