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大人が穿いてもトレンド感が出る、ユニクロのタックワイドパンツのサイズ感とコーデ

パンツ

トレンドが変化した大人のウールスラックス

ファッショントレンドの移り変わりとは恐ろしいもので、気が付いたら「時代遅れなシルエット」になっていることもしばしばあります。例えば前回の記事で書いたデニムジャケットなんかも昔はピチピチのジャストサイズが良しとされていましたが、2023年現在ではビッグサイズが主流と大きく変化しました。

そこで筆者もトレンドに乗りたいのもあってビッグサイズのLVC506XXを購入しましたが、それとは別にジャストサイズのデニムジャケットも着続けようと考えています。ビッグサイズを購入しておいて書くのも変ですが、我々オヤジの場合トップスはジャストサイズで着た方がだらしなく見えませんから笑😅

個人的にトップスについてはサイズ感の好みで選べば問題ないと考えますが、ことパンツのシルエットに関しては思い切りトレンドを反映してしまいます。上の画像は4〜5年前に購入したジャブスアルキヴィオのドロースリトングパンツで当時人気を博したモデルですが、今見るとどうでしょうか?

 

 

 

 

 

左:via sericaオーダーパンツ、右:ジャブスアルキヴィオ

もちろん好みがあるので一概に否定はできませんが、残念ながら2023年現在のトレンドから見るとジャブスのパンツは細すぎて今っぽくは見えません。参考までに筆者が昨年個人サロンvia sericaでオーダーしたスラックスと比べてみましたが、太もも〜裾にかけて一回り以上も太いのが分かります。

数年前の美脚シルエットといえばスリムテーパードにすることで細長く見せるのが特徴でしたが、現在の美脚シルエットは脚のラインを見せないよう太めでクリースを真っ直ぐ落とすことで美しく見せています。改めてこの2本のパンツを見比べてみると、どちらがO脚に見えるか一目瞭然ですね💦

と言うことで今回は現在若者の間でトレンドとなっているワイドパンツを我々オヤジが取り入れてもオシャレにコーデできるかについて、ユニクロで購入したタックワイドパンツを使って検証していきます。結論から申し上げると「かなり使えそうなパンツ」だったので、是非最後まで読んでみてください。

 

 

 

 

 

ワイドパンツブームに乗る為ユニクロで購入

今年こそはワイドパンツブームに乗っかってみたいと考えましたが、貧乏リーマンの筆者が真っ先に向かったのはもちろんユニクロになります笑。本来であればセレクトショップで海外ブランドのワイドパンツを買えたら良いのですが、ヴィンテージ古着にお金を使い過ぎてしまい手が出せません。。

事前にユニクロのホームページで「タックワイドパンツ」なるアイテムがあることは確認済みだったので、一目散にパンツコーナーへ向かいました。このパンツの見た目はウールスラックそのものですが、実は化学繊維100%の組成でウールは1%も入っておらず「ウールパンツ風」だったりします笑。

とはいえ悪いことばかりではなく、ストレッチ性のあるポリウレタンが4%混合されているので穿いていて楽チンなのは嬉しいポイントです。またカラー展開はブラック・グレー・ベージュ・ダークブラウン・ネイビーの5色展開になりますが、我々オヤジが選ぶなら無難にグレーをウールスラック風に穿きたいところ。

 

 

 

 

 

出典:UNIQLOオフィシャルサイト

今どきの若者はワイドパンツを1〜2クッションのレングスで穿いていますが、はたして我々オヤジが同じようにコーデしても洒落て見えるのか不安です(画像1枚目)。またトップスはパンツにタックインするスタイリングはここ数年で定番となりましたので、これはオヤジがやってもセーフかと思います😅

そして先述した通りユニクロのタックワイドパンツは化学繊維100%ですが、その理由を知って逆に素晴らしい取り組みだな〜と感心してしまいました。実はタックワイドパンツはリサイクルポリエステル=回収されたペットボトルから作られているエコロジーなアイテムだったのです(画像2枚目)。

リサイクルポリエステルで有名なアイテムにパタゴニアのフリースジャケットがありますが、ユニクロのような大手アパレルメーカーが取り組むことで業界に与えるインパクトは大きいと感じます。特にユニクロは世界中の人に着られているので、今後生き残るのにサスティナブルな活動は必須なのでしょう。

 

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オヤジが似合うワイドパンツのサイズ感とは

それでは我々オヤジがタックワイドパンツを穿くならどんなサイズ感が良いのか、178cm標準体型の筆者がS・M・Lの3サイズを試着してみました。まずはSサイズから試着してみるとノークッションで綺麗なラインが出ているのが分かりますが、これではワイドパンツというより美脚パンツになってしまいます。

実は数年前の感覚であればこのSサイズこそジャストサイズだと感じましたが、2023年現在では太さが物足りないのです。そしてレングスについてもノークッションはラインが崩れないので好みではありますが、ハーフクッション〜1クッション位の方が今っぽさが出ると感じたのでSは却下しました。

そしてMを飛ばしてLサイズを試着してみたところ、ダボダボなシルエットかつ2クッションするほどのレングスが非常にダラシなく見えます笑。多分今どきの若者だったらこのダボっとしたサイズを選ぶと思いますが、やはり我々オヤジがこのシルエットをオシャレに穿くには難易度が高すぎるので却下することに。

 

 

 

 

 

そして筆者がタックワイドパンツで選んだサイズは無難なシルエットのMサイズになります。まず一番重要なシルエットですが、いわゆる美脚パンツとは一線を画す太めのシルエットがワイドパンツであることを主張してくれています。そしてレングスもハーフ〜1クッションと今っぽい長さに収まっています。

このタックワイドパンツはMサイズで裾幅21.5cmと太めの設定になっているので、ノークッションで穿いてしまうと裾がヒラヒラと揺れてしまいます。やはりスラックスをノークッションで穿くなら裾幅18〜19cmが適切な太さになりますので、このパンツにはハーフ〜1クッションが似合います。

また気になるシルエットですが裾にかけてのテーパード感は薄く、どちらかと言えばチノパンのUS ARMY45カーキのようにズドンと一直線に落ちる土管シルエットだと感じました。まぁこのくらいの太さであれば我々オヤジでも問題なくコーデできると思いますが、あとは洒落て見せられるかが問題です💦

 

 

 

 

 

タックワイドパンツのディテールと生地感

それではタックワイドパンツのディテールをチェックしていきますが、まずは腰回りには商品名の通りタックが入っているだけでなくウエストバンドにゴムの入ったギャザーまで入っています。そもそもこのパンツの生地はストレッチが入っている上にギャザーが入ることでリラックスした穿き心地を生んでいます!

そしてリサイクルポリエステル100%で作られた生地の質感ですが、ウールっぽさはほとんどなくウエットスーツに近いややヌメッとした触感だと個人的に感じました。また通気性もあまり無さそうなので春に穿くにはちょうど良いですが、初夏〜夏にかけて穿くと蒸れてしまうので厳しそうです。

さらにウエスト周りを見ていくと内側にヒモが入っているので、ベルトレスでも穿くことができる仕様になっているのが分かります(画像3枚目)。それにしても3,990円という安価でありながら細かい工夫がいくつもなされている点が、世界中の人々に愛されている理由の一つだと改めて感じました👍

 

 

 

 

 

このタックワイドパンツはスラックタイプのデザインとなっており、新品状態では綺麗にクリースが入っております。裾の処理に関しては筆者の大好きなダブルではなくシングル仕上げになっていますが、ゆったりシルエットのパンツにはもしかしたらシングルの方が似合うと考えそのまま穿くことにしました。

また生地が化学繊維100%ということでアイロンが掛けられないのではないかと心配になりましたが、品質表示タグをチェックすると形状記憶の生地で軽くアイロン掛けしたらシワが取れると記載がありました。よって洗濯後に取れてしまったクリースをアイロンで再度入れることは可能なので安心しました😮‍💨

しかもこのパンツ、実は洗濯機で洗うこと可能とメンテナンスが非常に楽な点も見逃せません!私は洋服が大好きなので手洗いするのは面倒だと感じませんが、世間一般の人たちにとって洗濯機で洗えるか否かは重要なポイントになるのでしょう。

 

 

 

 

 

オヤジが穿きこなすワイドスラックスコーデ

それでは今回の記事で本命となる「オヤジがワイドスラックをオシャレにコーデできるのか?」について検証していきます。まずはコーデの前にワイドパンツのレングスについて見ていきますが、あえて穿く位置をずらしてノークッション版とハーフクッション版を革靴・スニーカーそれぞれで試しました。

今までの感覚であれば間違いなくノークッションで合わせると思いますが、先述の通りワイドパンツの裾幅が21.5cmとかなり太いのもありハーフクッションにした方がしっくりきます。また10年以上ノークッション派だった筆者にとって、裾周りがもたつくハーフクッションはとても新鮮な感じがします。

また今回は素足履き(風)で合わせてしまいましたが、ワイドスラックスの場合はソックスを履いたコーデの方が今っぽく見えると改めて感じました。やはり素足履きコーデは色気のあるテーパードパンツとは相性が良いですが、カジュアル感のあるワイドスラックスとの相性はイマイチですね。。

 

 

 

 

 

そしてアメカジオヤジの筆者がタックワイドパンツをコーデするなら、いつも通りのスタイリングに取り入れて自然に合わせたいと考えます。そもそもワイドスラックスとは言えいつも穿いているスラックスと同じ感覚で合わせれば、特に問題なくコーデが成立しますので心配無用です!

ただし合わせる靴に関しては、ドレス感のある革靴よりもカジュアルなスニーカーを合わせた方がワイドスラックスとの親和性が高いと思います。もし革靴を合わせるとしてもスリッポンやローファーではなく、カジュアル感のあるクラークスのデザートブーツやワラビーを合わせれば相性が良さそうです。

ちなみにヴィンテージのLLビーンBOTE&TOTEのハンドル部分を保護する為に、日本ブランドのバークアウトサイダーズが作ったレザーハンドルカバーをゲットしました。こちらの商品は既にSOLD OUTしておりますが、質感が高いだけでなく見た目も洒落ているので再販されたらオススメしたいアイテムです!

 

 

 

 

 

 

 

大人も穿きたいユニクロのワイドパンツまとめ

と言うことで今回は若者の間でトレンドとなっているワイドシルエットのスラックスをオヤジが上手く取り入れられるかについて、ユニクロのタックワイドパンツを使って検証してきました。個人的にはディッキーズのワークチノ感覚でゆったり穿けば違和感なくコーデできると感じました!

またワイドスラックスをコーデに取り入れる際に最も重要なのがレングスで、今までのようにノークッションで穿くのではなくハーフ〜1クッションで合わせないと今っぽく見えない点は気を付けたいポイントになります。ここがクラシコイタリア系ファッションを経験した我々オヤジには難しい点かもしれません😅

もしユニクロのタックワイドスラックスを購入される場合は、5色展開の中でも筆者が選んだグレーかそれ以外だとネイビーが使いやすいと思います。このパンツはエコロジーかつサスティナブルにも繋がる商品なので、購入時にも良い気分で買うことができるオススメのアイテムになります。以上です!

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