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新たに追加したリーバイス501「66後期モデル」と手持ちの66前期モデルを徹底比較

パンツ

何本持ってても欲しくなるリーバイス501

私はこれまでにヴィンテージのリーバイス501を何本購入して、そして何本手放してきただろうか…。このような「ヴィンテージリーバイス沼」にハマっているのは私だけではないと思いますが笑、それほど我々ヴィンテージ古着愛好家を魅了してやまないのがリーバイス501になります。

先日バイク教習所の資金捻出の為に当ブログでフリマ企画をやりましたが、手元にお金が入ってくると思わずヴィンテージ古着が欲しくなるという病的な私。。とは言えそこまで高額な古着は買えませんので、今回はリーバイス501の中でもまだ安価で購入できる色落ちした赤耳モデルか66後期モデルを狙ってみました。

現在のヴィンテージデニム市場ではビッグサイズのデニムジャケットと色が濃い501がめちゃくちゃ高騰していますが、逆にダメージの入った所謂「雰囲気系」の個体や色落ちした個体は昔に比べて大して相場は変わっていません。ただし66前期モデル以前の501は色落ちしていても値段が高くなっています💸

 

 

 

 

 

そんなヴィンテージデニムが高騰する中で501赤耳と66後期の色落ちした個体の相場ですが、2022年現在で赤耳が2〜3万円、66後期でも3〜4万円で見つかります!ちなみに画像のデニムは約2年前に群馬県の古着屋ジャンティーク内田商店で見つけた501赤耳は2万円+TAXとお手頃価格で購入できました。

またヴィンテージ古着市場で評価の低い色が薄い個体ですが、濃紺デニムより色落ちデニムの方がコーデがしやすい上に熟れて見えるので個人的に大好物だったりします。しかも値段が安いので気を遣わないで穿けますが、穿き込まれているだけにノーダメージの個体を見つけるのが難しかったりします。。

そこで今回はダメージが少なく色落ちしたリーバイス501の66後期モデルを購入したので、その個体のディテールや手持ちの66前期モデルとの違いについて見ていこうと思います。またアメカジオヤジの筆者が色薄デニムパンツをどうコーデしたら格好良く見えるのかについて検証していきます。

 

 

 

 

 

狙い目はダメージ少で綺麗に色落ちした個体

出典:ヤフオク!

ヴィンテージリーバイスの中では比較的お手頃価格で購入できる色落ちした501赤耳や66後期ですが、我々オヤジが穿くならダメージ・リペア跡・黄ばみがなく綺麗に色落ちした個体をオススメします。やはり色落ちしたデニムは爽やかな雰囲気で穿きこなしたいので、ダメージやリペア跡のある個体は避けたいところです。

また我々オヤジ世代が青春時代を送った第一次古着ブームの頃はデニムの黄ばみを「味が出てる!」なんて言ってましたが、太ももが黄ばんで色落ちしたデニムを穿いたら「ただの小汚いオッサン」にしか見えませんから笑。やはりしっかり洗濯が繰り返されて綺麗なライトブルーに色落ちした個体を探すのが良いでしょう。

さらに66後期以降の501は残念ながらヴィンテージデニム特有のタテ落ちをしませんので(レギュラー最終モデルを除く)、色味はハッキリ言ってレギュラーとほとんど変わりません。。しかしこの野暮ったい色味こそ「ザ・アメリカ!」とも言えますし、現代では再現できない雰囲気は大変魅力的です🇺🇸

 

 

 

 

 

そして筆者が購入した66後期ですが、先程の条件(ダメージ・リペア跡・黄ばみ無し)をクリアした個体に出会えました。そして色薄デニムで最も大切なのは膝の色落ちした位置が自分の膝と合っているかどうかになります。もし自分の膝より下まで色落ちしている場合、残念ながら短足に見えますから笑😂

ちなみに今回購入した個体は嬉しいことに、私の膝の位置と色落ちした膝の位置がドンピシャで合ってくれています(画像2枚目)。レングスに関しては長ければロールアップするか裾アタリ加工をすれば何とでもなりますが、色落ちした膝の位置だけばどうすることもできませんからね。。

もし色薄デニムパンツの購入を検討されている方がいましたら、個人的には色落ちした膝の位置を試着して確認できる古着屋で探すことをオススメします。さらに色薄デニムは当然前のオーナーに穿き込まれているので、実物を直接見て生地の薄い部分や傷などをチェックした方が安心して購入できます。

 

 

 

 

 

 

 

66後期のディテールチェックと赤耳との違い

それでは66後期のディテールをチェックしていきますが、最も有名なディテールがトップボタン裏の「6」刻印になります。そもそも66モデルの名前の由来はボタン裏の刻印が6だからではなく、フラッシャーに©︎1966と記載されていることから66モデルと呼ばれるようになりました(画像1枚目の赤枠)。

この個体はボタン裏の刻印がたまたま6でしたが、この6刻印は当時最も生産数が多かったテキサス州のエルパソ工場を示しています。この刻印は赤耳モデルになると3桁に変更されるので、66後期か赤耳かを見分ける際のチェックポイントになります。ちなみにエルパソ工場は3桁だと「524」になります。

そして重要なディテールとして生地の両端に付いた白い部分=赤耳があります。この赤耳は旧式のシャトル織機で織り上げられた際の「ほつれ止め」の部分で、ヴィンテージ特有のディテールになります。ちなみにリーバイスでは1983年に赤耳の生産が終了し1986年に赤耳の在庫が無くなっています。

 

 

 

 

 

 

続いて紙パッチを見ていきますが、501の上に「CARE INSTRUCTION INSIDE CARE」のスタンプが押されていますが、このディテールは1969年に発売された66bigE〜1986年の赤耳モデル終了までになります。よって紙パッチだけでは66後期なのか赤耳なのか判別することができません。

もしトップボタンが欠損していた場合にどちらのモデルか判断するには、内タグの収縮率を見て8%であれば66後期で10%であれば赤耳モデルであると識別することができます!さらに赤タブを見ていくと66後期は刺繍でLevi’sと書かれていますが、赤耳になるとプリントに変更されるのも識別ポイントになります。

もちろん66後期→赤耳への移行期モデルには例外がありますが、基本的にトップボタン1〜2桁・縮率8%・赤タブ刺繍であれば66後期で確定診断がつけられます。逆にこれらのディテールが欠損していたら、ヴィンテージ古着愛好家でもどちらのモデルか識別するのは困難かと思います😅

 

 

 

 

 

タテ落ちが美しい66前期モデルと直接比較

それではお題の通り筆者が所有する501の66前期モデルと今回追加した66後期モデルを直接比較していきます。まずはディテールの前に色味について見ていきますが、一目瞭然で66前期の方がヴィンテージデニムらしい美しいタテ落ちをしているのが分かります。単体で見ると66後期も悪くないんですけどね😅

この色味の差は66前期まで使われていた染料の合成インディゴが1976年後半に66後期にモデルチェンジするタイミングでポピュラーな硫化染料に切り替わったことが原因だと言われています。よって66前期の色味はbigE時代とほぼ同じで、66後期は赤耳やレギュラーに近い雰囲気になります。

もちろんヴィンテージ古着の世界では66前期の方が評価も価格も断然高いだけでなく、第一次古着ブームの頃は「ヴィンテージリーバイスは66前期(もしくはポケット裏シングルステッチ)まで」と言われていました。しかし時は流れ2022年現在では、もはや501レギュラーすら高騰する始末となりました。。

 

 

 

 

 

話は戻って66前期と後期のディテールの差について見ていきますが、ヒップポケット入り口がシングルステッチなのかチェーンステッチなのか以外に違いはほとんどありません。トップボタン裏の刻印は1〜2桁・赤耳・刺繍赤タブ・ヒップポケット黒カンヌキ・通常Rボタンとどれも全く同じです。

しいて違いがあるとすれば、66前期の中には一部イエローの綿糸が使われている箇所がある個体があり、筆者の66前期もコインポケットの縦ステッチだけ何故かイエローの綿糸が使われています。しかしそれ以外は全てコットン×ポリエステルのスパン糸が使われているので、解れる心配がないのも66の魅力になります。

最後に裾をチェックしていきますが、グリグリにうねったパッカリングが魅力のチェーンステッチだけは譲れないディテールになります。このチェーンステッチは赤耳モデルまでしか採用されておらず、1986年に501レギュラーにモデルチェンジした際にシングルステッチに変更されてしまいます。

 

 

 

 

 

薄色デニムパンツのアメカジオヤジコーデ

それではアメカジオヤジの薄色デニムパンツコーデについて書いていきますが、実はライトブルーのデニムパンツはグレースラックスのように何にでも合わせられる万能選手だったりします。ただしグレースラックスと違い春夏の雰囲気になってしまうので、合わせるアイテムで調整が必要です。

画像1枚目は春夏のコーデになりますが、白シャツとの相性は言わずもがなバツグンなだけでなく、涼しげな色味のデニムパンツのおかげで春夏っぽい季節感が出ております。ちなみにコーデで着ているロシア軍のスリーピングシャツですが、裏起毛なので暖かい春に着るより涼しい秋に着る方が良いアイテムです。

続いて画像2枚目は秋を意識したコーデになりますが、色薄デニムパンツの春夏っぽさを抑える為にバッグや靴の色をブラックにしてシックに纏めてみました。ただし大きい面積のトップスにブラックを持ってくるとライトブルーのデニムパンツと相性が良くないので、ブラックは小物で取り入れる程度にしています。

 

 

 

 

 

また色薄デニムパンツを冬のコーデに使うことはもちろん可能なんですが、コートなどの冬物アウターとの相性は良くないのでコーデの難易度が高くなると感じています。もし筆者であればアウターとは合わせずニットガウンのような中途半端な(?)トップスと合わせて初冬まで穿くかと思います。

さらに色落ちしたデニムと相性の良いネイビージャケットですが、色薄デニムパンツとの相性はそこまで良くありません。もしネイビージャケットにデニムパンツを合わせるなら、画像2枚目のようにほど良く色が残っている個体にしないと上下の色味バランスが上手く取れないと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

リーバイス501の色薄66後期モデルまとめ

と言うことで今回は新たに追加したリーバイス501の66後期モデルのディテールチェックと、手持ちの66前期モデルを直接比較きてみました。この66後期はヴィンテージ古着市場の中でも微妙な立ち位置で、「66後期なら赤耳やレギュラーでも良くない?」といった辛辣な扱いを受けているモデルでもあります笑💦

しかしディテールをチェックしていくと66前期とは染料とヒップポケットのステッチ位しか違いがなくセミヴィンテージとしての価値は充分にあると感じました。さらに赤耳モデルは66後期とは縮率とトップボタン裏の桁数が違うだけで、見た目の雰囲気はほぼ同じなのでコスパは66後期よりも更に高いです。

とは言え66後期の色落ちした個体は2022年現在でも3〜4万円で購入できるので、初めてヴィンテージリーバイスを購入する際に検討したいモデルになります。ただしヴィンテージリーバイス特有の「タテ落ち」はしないので、ヴィンテージの雰囲気を求めるのであれば古着屋で66前期を探してみてください。以上です!

コメント

  1. カネコノブオ より:

    こんにちは!

    いつも楽しく読ませてもらってます!

    今回のブログでご紹介されているリペアのリスリーさんですが、マサゴニアさんが実際にリペアしてもらって良かったとかですか?

    私も長らくタンスの肥やしだった66前期2本が久しぶりに引っ張りだしてみると生地がかなり劣化してたんでリペアに出すお店を探していました!

    アメ村でしたらペンギンや正ちゃん堂というお店に約20年前はお世話になっていましたが、こちらのリスリーさんは良ければリペアお願いしてみようと思っております!

    • masagonia masagonia より:

      カネコノブオさん、こんばんは。
      このお店は古着仲間が裾あたり加工を出して上手く仕上げてもらった経験しかないですね(^^;;
      普通のリペアであれば、私の所有する全てのヴィンテージデニムでお世話になっているOKIDOKIがベストだと実感しています!
      もちろん郵送対応もしてくれていますよ(^^)

  2. カネコノブオ より:

    ご返信ありがとうございます!

    あとビヨンデックス、ボクも買いました!

    同じく使ってみましたが、同じく黄色い液体がでましたが、これってそもそもビヨンデックスが黄色い液体を発して我々騙されてるんかな?とも思いましたが、いかがですか?

    キレイなデニムに使った事ないので
    なんともですが、、、

    • masagonia masagonia より:

      カネコノブオさん、おはようございます。
      ビヨンデックス買いましたか!
      私はメチャクチャ気に入っていて、ヴィンテージデニムはから以外で洗えなくなりました笑。
      ちなみにビヨンデックスの色は透明ですので、黄色は汚れだと思います。

  3. 大峠ライオン より:

    いつも読ませてもらっております。大峠ライオンです。

    私は今、66後期ではなく、前期をフリマサイトで購入しようと考えています、が、66前期後期にも移行期というものがあると聞き、66後期の製造期間で判別できるディテールであるバックポケット裏チェーンステッチであるにもかかわらず、生地が66前期で縦落ちする個体があると知りました

    逆に、66前期の製造期間でバックポケット裏シングルステッチの物で、66後期の生地の個体というのは存在するのでしょうか?

    • masagonia masagonia より:

      大峠ライオンさん、こんにちは!
      66後期の中で稀に余っていた66前期の生地が使われた個体があるのは、ヴィンテージ古着愛好家の中では有名な話ですね!

      シングルステッチで後期の記事は見たことも聞いたこともないですね〜(^_^;)
      チェーンステッチ=硫化染料への切り替えタイミングなので、おそらく存在しないのでは?(間違えてたらすみません)。

  4. 大峠ライオン より:

    教えていただきありがとうございます!参考にさせていただきます!

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