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アメカジオヤジが穿きたいレプリカブランドのデニムパンツ4選【2023年版】

パンツ

好評をいただいた2022年版から大きく変化

ヴィンテージ古着を愛する筆者が穿いてみたいレプリカブランドを4つ選んでただ書いてみた昨年の記事ですが、なぜか3万アクセスを越える異常なまでの人気記事となってしまいました。もしかしたら当ブログの読者さんはヴィンテージ古着よりレプリカの方がお好きなのかもしれないと感じるほどです。

確かにここ数年でヴィンテージ古着の相場が一気に上がってしまったのもあり、本家リーバイスのオリジナルを買うことは容易ではなくなりました。そうなると俄然注目されるのはヴィンテージデニムのような色落ちを楽しませてくれる日本ブランドのレプリカデニムになってくるのは必然なのかもしれません。

また昨年書いた記事ではTCBジーンズ50s、リゾルト711、B.O.T 824XX T-47、現行リーバイス501 MADE IN THE USAの4本を取り上げましたが、この一年の間に新作が次々と発表され気になるブランドが変化しました。ちなみに今回はリーバイスLVCは含まれていないので、正真正銘レプリカブランド4選になります💦

 

 

 

 

 

今回レプリカブランド4選の記事を再度書くキッカケになったのは、現在穿いているリーバイス501レギュラー最終モデルを休ませてあげたいと考えたのが理由になります。実は現在レプリカデニムを一本も所有しておらずレギュラーばかり穿いてしまっているので、気付いたら色落ちして育ってきてしまいました笑。

一昔前なら501レギュラーなんて穿き潰してなんぼのアイテムでしたが、USA製であれば何でも価値が付いてしまう現在では501レギュラーも貴重なセミヴィンテージ扱いになってしまいました。そこで代替えのデニムパンツとして日本ブランドのレプリカデニムを探してみようと考え、日々検索してみました。

と言うことで今回はアメカジオヤジの筆者が穿いてみたいと感じた日本ブランドのレプリカデニム4選について、2023年に発表された新作を含めて選んでみました。そして今年中にこの中から必ず1本を購入する予定ですので、本気で選んだ4本のデニムパンツを是非ご堪能ください笑。

 

 

 

 

 

ステッチ復活!フルカウント30周年記念モデル

出典:American Clothing Cream

まず1本目のレプリカデニムですが、いきなり欲しい度指数100%なフルカウント1101の30周年記念モデルになります。特筆すべきは廃止されてしまったヒップポケットのアーキュエイト(風)ステッチが30周年記念で復活している点で、往年のデニムファンにとっては嬉しすぎるディテールなんです!

遡ること1990年代後半になりますが、当時エビスジーンズやドゥニームを筆頭にレプリカブランドがブームとなりました。その中で穿き込んでいった時の雰囲気が501XXに近いとされていたのがフルカウント1101で、解れていく綿糸のアーキュエイトステッチが本物のヴィンテージリーバイスのように見えました。

実際に筆者も1990年代に1本穿き込んだ経験があり、ヴィンテージさながらの色落ちと解れていくアーキュエイトステッチのリアル感に感動しました。そして4年前に2本目のフルカウントとして1108という少し細めのストレートモデルを穿き込みましたが、筆者の期待に応える素晴らしい色落ちをしてくれました👖

 

 

 

 

 

 

出典:American Clothing Cream

今回30周年記念モデルとしてアーキュエイトステッチが復活したフルカウント1101ですが、それと共に2019年2月に廃止していた赤タブも復活させています。やはり往年のフルカウントファンの一人としてアーキュエイトステッチ&赤タブの復活は、リアルヴィンテージに見える観点から非常に嬉しいです!

そしてこのモデルに採用されている生地ですが、色落ちだけでなく履き心地の良さにも定評のある13.7オンスのジンバブエコットン超長綿になります。このフルカウントの生地は撚りが甘めに設定されており柔らかいだけでなく吸水性と通気性も高いので、夏場に穿くことができる数少ないデニムになります。

そして30周年記念モデルの特典として「THE BEHOLDER」という記念本が付いてきて、お値段はズバリ44,000円になります。ただし限定発売なので急がないとマイサイズが完売してしまいますが、ヴィンテージ501XXの雰囲気を楽しめるディテールを備えたフルカウント1101は非常に魅力的です。

 

 

 

 

 

ラストリゾート生地のジェラード301XX

出典:TSUGU

続いてご紹介するのは当ブログ初登場のブランド、JELADO(ジェラード)の301XXというリーバイス501XXの53モデルを踏襲したモデルになります。そして採用されているのは503BXXのデッドストックを分解して撚りの回数や糸の太さ等を科学的にアプローチして開発されたラストリゾートと呼ばれる生地になります。

そして更なる特徴としてラストリゾート生地はアメリカ産の綿を採用することに拘っており、柔らかい履き心地と色落ちスピードの早いそうです。数多くの日本のレプリカブランドは国産のデニム生地を採用している中、アメリカ産の綿を使って日本で織られた生地がどんな色落ちをするのか気になります🇺🇸

実際にリーバイス本家でもバレンシア工場で織られたUSA製のレプリカモデルは今でも人気が高く、我々デニム愛好家にとってアメリカ産の生地は非常に魅力的なディテールです。また一番人気の47モデルではなく分解して解析した503BXXに準じて53モデルを復刻させている点もマニアにはたまりません笑。

 

 

 

 

 

そしてジェラード301XXの気になる色落ちですが、「えっ、これヴィンテージのリーバイスじゃないの?」ってくらい良い表情をしています。巷には15オンス超えのドス黒いレプリカデニムが氾濫していますが、個人的にはオリジナルと同じ13〜14オンスの生地が雰囲気もヴィンテージに近いと感じます。

ただし革パッチと赤タブの経年変化はヴィンテージのようにならないので、もし本格的な見た目を目指すなら穿き込んだ後に取り外しても良いかもしれません。実際にヴィンテージのXXはほとんど革パッチが欠損しているので、むしろリアリティが出てヴィンテージっぽい雰囲気になると考えます。

また気になるお値段は27,500円(TAX込み)と、物価高騰している2023年ではお安く感じる価格設定も嬉しいポイントです。まさに色落ちが早い!綺麗!安い!と吉野家の牛丼みたいなフレーズがぴったりなジェラード301XXですが笑、本気で検討したくなる一本であることは間違いありません!

 

 

 

 

 

 

 

ウエアハウスが復活させたドゥニームXX

出典:WAREHOUSE OFFICIAL SITE

続いてご紹介するのは我々アラフィフには懐かしいドゥニームのXXモデルになります。1990年代中盤に発生した国産レプリカデニムブームはエビスジーンズが産んだものだと解釈していますが、その後ブームを牽引するブランドだったのがドゥニームになると考えます。

カモメのペンキステッチと極太にロールアップして穿く通称「エビス穿き」が街に氾濫した後にエビスブームが一服し、次に注目されたのが超シンプルな見た目だけどヴィンテージのような色落ちが楽しめるとされたドゥニームになります。その中でもXXモデルは大人気で、代官山の本店では売り切れが続きました。

かく言う筆者も何度が通ってサイズ34の腰バキ仕様を購入しましたが(懐かしい笑)、あのゴワゴワとしたヘビーオンスの生地が所有感を満たしました。そしてアーキュエイトステッチのないポケットと斜めに付けられたセンターのベルトループが、静かに「オレはドゥニームだ!」と主張してくれます。

 

 

 

 

 

出典:WAREHOUSE OFFICIAL SITE

2023年の今にして振り返るとドゥニームのXXモデルの色落ちはヴィンテージの501XXとは違い、ヘビーオンスデニムならではのザラっとした色落ちでした。しかし当時はその色落ちがカッコいいとされていたので、筆者も腰バキしながら寝る時も穿いたりと必死になって穿き込んだのを覚えています笑。

そんなドゥニームは読者さんもご存知の通り2000年に倒産してしまい、その後WE GOという古着事業を展開する会社に商標権が譲られ現在に至ります。よって今のドゥニームは昔の生地が使われていませんが、この度ウエアハウスが当時のレシピを参考に生地メーカーのクラボウと協力して復活させました!

そしてドゥニームXXモデルといえばドス黒く濃いインディゴデニム生地が再現されており、中白がしっかり残っているのでメリハリの強い色落ちが期待できます。気になるお値段はリゾルト301XXと同じ27,500円(TAX込み)と買いやすい価格設定になっているので、青春時代を思い出して再度穿き込んでみたいです👖

 

 

 

 

 

 

 

日本人体型に合わせたリゾルト大戦モデル714

出典:アメリカ屋

最後にご紹介するのは、当ブログ読者さんの中でも人気の高いリゾルトが初めて作った大戦モデル714になります。先ほどご紹介したドゥニームもこのリゾルトもデザイナーは同じ林芳亨氏でどちらのブランドもブームを起こしたことがあり、この方がレプリカデニム界に与えた影響は計り知れないです💦

そんな林氏が考える大戦モデルをリゾルトにフィードバックしたモデルが714になりますが、相変わらずアーキュエイト無し・赤タブ無しの超シンプルなヒップ周りの顔つきに潔さを感じます。ぱっと見ではどこのブランドが分からないデザインですが、シルエットと色落ちだけでリゾルトだと分かるのが凄いところです。

この714に採用される生地はリゾルトのストレートシルエットのモデル711と同じ13.5オンス(1ウォッシュ後)の少しライトなデニムになります。とは言え本家リーバイス501XXも13オンス台でしたから、逆に言うと日本のレプリカブランドの生地がヘビーすぎるのでは?と、個人的に思いますが。。

 

 

 

 

 

リゾルト714のディテールですが大戦モデルを意識しているので、フロントトップボタンは月桂樹の刻印が入ったドーナツボタンとリベットが省略されたコインポケット、太めのベルトループが装備されています。また47モデルまでのディテールであるオールイエローステッチになっている点も見逃せません!

そして肝心のシルエットですがリゾルトを扱うセレクトショップの意見を見てみると、リゾルトの中で最も太いシルエットで股上も深く腰まわりもゆったりしているとのこと。これならブーツを合わせた際に裾がもたつかないですし、太めのシルエットがラギッドなアメカジと好相性なので良さそうです。

そして気になるお値段ですが、ジェラードやドゥニームより少しだけお高めの29,700円となっています。とは言え物価高騰中の現在で3万円を下回った価格設定をするのは企業努力が必要だと感じますし、何よりリゾルトの新作が穿けるならファンの人なら少し高めでも欲しくなってしまいます🤤

 

 

 

 

 

 

 

オヤジが穿きたいレプリカデニム4選まとめ

と言うことで今回はアメカジオヤジが穿きたいレプリカのデニムパンツ2023年版について書いてきましたが、どれを選べば良いか迷ってしまうほど魅力的なモデルが今年は多くリリースされました。また色落ちに関してもブランド毎に特徴があるので、一度も穿いたことがないジェラードやリゾルトも気になる所です。

とは言え穿き込んでいった時にアーキュエイトステッチが解れて、まるでヴィンテージのリーバイス501XXそのまんまな見た目になるフルカウント1101も捨てがたい魅力があります。もしくは学生時代に流行ったドゥニームXXモデルを28年ぶりに穿き込んで、レプリカらしい色落ちを楽しむのもアリかなと🤔

どのブランドにするかはまだ決まっていませんが、現在穿き込んでいるリーバイス501レギュラー最後モデルを休ませる為に年内中に必ずこの中から1本購入することをここに宣言します(勝手にどうぞ笑)。また今年11月に丸2年間の穿き込みが終了予定のレギュラー最後モデルは改めて記事にします。

 

 

 

 

 

追伸:現在穿き込んでいるリーバイス501レギュラー最後モデルですが、噂通りかなり手強いデニムパンツで中々色落ちが進みません。。ちなみに現在穿き込み開始してから1年半が経過しましたが、画像のように濃紺をキープしており学生時代に穿き込んだドゥニームXXモデルを思い出します笑😂

しかし洗濯3回のうち1回はコインランドリーでガス式乾燥機にぶち込んでいるおかげで、脇割り(赤耳は付いてない)がキャタピラーのように凹凸が付いてきたのと、チェーンステッチにカスタムした裾のパッカリングが強くなってきました。あと半年間夏場もバイクに乗る時に穿きまくって最後の追い込みをかけます。

最後に501レギュラー最終モデルの次に穿き込むレプリカブランドのデニムパンツですが、どのブランドを選択しても最初の半年は根性バキする予定です。やはりヒゲのないノッペリとした表情のデニムパンツはカッコよく見えないので、頑張って穿き込みます。以上です!

 

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