30年以上履き続けている定番サンダル
あれは忘れもしない…筆者が高校生だった1992〜93年に発生したアウトドアファッションブームの時に突如として現れたサンダルとソックスのコーデ。涼しいはずのスポーツサンダルにウィグアムの厚手ソックスを合わせて、暑いのか涼しいのか訳が分かりません笑。
当時の一番人気はテバのハリケーンで二番目がメレルと、アメリカブランドのスポーツサンダルがアウトドアブームを席巻しておりました。そんな中スポーツサンダルと一緒に取り上げられたのが今回ご紹介するブランド、ドイツのビルケンシュトックのサンダルになります。
高校生の頃ミーハーだった筆者はビルケンではなくスポーツサンダルに厚手のソックスを合わせてましたが笑、高校卒業後にアメカジ古着にハマるようになってからビルケンの良さに気付いて履き始めました。それから何足のビルケンを履きつぶしては買い直したことか…👣
サボとよばれていたモデル「ボストン」
まずは定番モデルのボストンからご紹介しますが、1992年当時は「サボ」と呼ばれるジャンルのサンダルとして取り上げられてました。参考までにサボとは「つま先から足の甲まで覆い、かかと部分が露出したサンダルのこと」を指すようです。
また当時のビルケンはメンズというよりレディースでもてはやされており、こちらもソックスにボストンを合わせるコーデがファッション雑誌で提案されてました。何故レディースのファッションのことまで知ってるかと言うと、妹が買ってくる雑誌を読んでたからです笑。
このサンダルの良いポイントは足の甲が全面的に覆われてるので、ぱっと見は普通の靴に見えて普段履きしやすい点になります。逆につま先が空いていないので靴の中が蒸れやすくなるのが弱点なので、真夏に履くのには向いていないかもしれません💦
太めのパンツに合うボストンのコーデ
このぽってりとしたフォルムのボストンをどのパンツに合わせれば良いか?ということで先ずはジャストサイズのデニムパンツと合わせてみました。結果は決して合わない訳ではないのですが、ボストンのボリューム感に対してパンツが細すぎるような…。
続いてオーバーサイズのデニムパンツ(リーバイス501XXウエスト実際36インチ)と合わせてみましたが、こちらの方がパンツとサンダルのバランスが良いと感じました。また素肌が露出しないレングスでボストンを合わせると、ぱっと見は普通の靴に見えますね。
更に太めの軍パン(US ARMY M-43カーゴパンツ)に合わせてみましたが、カーキとブラックの相性が良いのもあり一番気に入った組み合わせとなりました!ボストンは一応サンダルなので、パンツは短めにロールアップして素肌を見せた方が抜け感が出るのでオススメです。
盗まれて買い直した「チューリッヒ」
ボストンに続いてご紹介するのが、ビルケンの中で最も愛用しているサンダル「チューリッヒ」になります。ビルケンのサンダルと言えば2本ストラップのアリゾナが一番有名かと思いますが、指以外の甲を覆うデザインとホールド感が他のサンダルとは一線を画してます!
そんな大好きなチューリッヒですが、体育館に履いていった際に下駄箱に置いといたら普通に盗まれました笑。「他人の足跡が付いてるサンダルなんか気持ち悪いのによく履けるなぁ〜」なんて思いながら凹みましたが、先日の超PayPay祭りで実質12,000円で再購入しました。
参考までにオールデン8ハーフD、ニューバランス10Dの筆者でビルケンは43レギュラー幅がジャストフィットになります。一度ナロー幅も履いたことがありますが、1サイズ以上小さく感じるし、サンダルはゆったりフィットで履きたいのでレギュラーを選択してます。
どんなパンツにも合う万能サンダル
チューリッヒは指が見えるタイプでしっかり「サンダル感」があるおかげで、夏の短パンコーデにもバッチリ合わせられます。また鼻緒タイプのサンダルや2本ストラップのサンダルより見た目が大人っぽいので、むしろ若造より我々オヤジが履いた方が似合うと思います!
また先ほどのボストンと違い、長めレングスのパンツと合わせても指が見えることで抜け感が出るのがチューリッヒの特徴です。それでいて合皮レザーでは出せないスエードの高級感が大人のサンダルコーデを格上げしてくれるので、アメカジに合わせても大人っぽく仕上がります。
もしボストンかチューリッヒのどちらか一足を選べと言われたら、個人的には春夏秋の3シーズン履けるチューリッヒを選びます。逆にボストンは冬にも履くことができますが、冬は冬で履きたい靴がたくさんあるので出番がないのが本音ですかね😅
オススメカラーは断然黒!ビルケンまとめ
と言うことで今回は大人の夏コーデにオススメしたい、ビルケンシュトックのボストンとチューリッヒについてお届けしました。最後にカラーについて触れておきますが、題名にも「黒サンダル」と書いた通り個人的に選択肢はブラック一択で良いかと思います。
筆者も過去にサンドカラーのボストンやトープカラーのチューリッヒも所有していましたが、使い勝手の良さとコーデを引き締めてくれる点からブラックを推奨します。サンドもトープも春夏らしい良い色なんですが、足元が明るい色だとコーデの難易度が上がるのも事実…。
その点ブラックは合わせるカラーも選ばないですし(ネイビーは避けた方が無難)、トレンドカラーでもあるので勝手にオシャレに見せてくれます笑。是非この夏はアメカジコーデに黒ビルケンを合わせて、クールな夏コーデを演出してください。以上です!
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