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アメカジオヤジが穿きたいレプリカブランドのデニムパンツ4選【2024年版】

パンツ

穿き込みが完了した501レギュラーの替わりに

丸2年以上かけて穿き込んできたリーバイス501レギュラー最終モデルですが、良い感じの面構えになったので穿き込みを完了することにしました。そしてレギュラー最終モデルを穿き込んで感じたことは、「どう頑張っても66前期以前のようなタテ落ちにはならない」という残酷な現実でした。

このパンツはヴィンテージデニム愛好家の筆者としては満足のいく色落ちにはならなかったので、もっとヴィンテージっぽい雰囲気になるデニムパンツを穿き込みたい欲求が高まりました。とは言えデッドストックのリーバイス501はレギュラーですら4〜5万円もするので、66前期なんか夢のまた夢です。。

と言うことで今回は、穿き込みが完了した501レギュラー最終モデルの後継として狙いたいレプリカブランドのデニムパンツ4選を、筆者の独断と偏見で2024年版として選んでみました笑。またレプリカブランドは毎年のように新作が発売しているので、今回も前回とは全く違うモデルを選びました。

 

 

 

 

 

ウエアハウスのデッドストックブルーシリーズ

出典:WAREHOUSE OFFICIAL SITE

まず1本目の気になるレプリカデニムは、ファンが多いことで有名なウエアハウスのS1001XXデッドストックブルーモデルなります。筆者も3年前にウエアハウスのダックディガーモデルを穿き込んだことがありますが、色落ちスピードが早い上に綺麗なタテ落ちをするは流石人気ブランドだけはあると感じました。

今回ウエアハウスをもう一度買おうと考えた時に、ダックディガーに使われているのと同じバナーデニム生地を採用したモデルではつまらないなと。そこで見つけたのが2020年秋にデビューしたデッドストックブルーというモデルで、ウエアハウス自身が「これ以上はない!」と言い切るほどの自信作のようです。

このS1001XXは第二次世界大戦直後の1946年モデルを踏襲しており、リーバイス大戦モデルの生地と同じ糸番手(6.7番×6.6番)で織られています。またヴィンテージデニム特有のナカジロを再現したロープ染めが施されており、穿き込んでいった際にヴィンテージっぽい雰囲気が味わえそうです。

 

 

 

 

 

出典:ヒノヤ楽天市場店

ヴィンテージ古着業界ではここ数年「大戦モデル」が大人気で、リーバイスに限らずカバーオールでも大戦モデルになると一気に値段が高くなります。今回狙っているS1001XXは大戦直後のモデルを意識しているので、ドーナツボタンやミリタリー生地を使ったポケットのスレーキ等のディテールが楽しめます。

またリーバイスの大戦モデルになるとヒップポケットのアーキュエイトステッチがペンキになったしまいますが、46モデルではイエロー綿糸のステッチが復活している点も踏襲されています。筆者は解れていくアーキュエイトステッチに目がないので、ここがイエロー綿糸なのは好ポイントとなります!

ただしデッドストックブルーシリーズはウエアハウスの拘りが満載されている為、値段がバナーデニムシリーズより3,000円ほど高くなっています。とは言えウエアハウス自身が「これ以上はない」と言わせしめたデッドストックブルーシリーズ、是非一度は穿き込んでみたいと購入を真剣に検討しています。

 

WAREHOUSE ウエアハウス DEAD STOCK BLUE デッドストックブルー S1001XX(1000XX) 1946モデル デニム ジーンズ ジーパン パンツ ストレート RIGID

 

 

 

 

 

 

アーチ東京で試着可能なボンクラXXモデル

出典:ARCH TOKYO OFFICIAL BLOG

続いて2本目の気になるレプリカデニムは、4年前の過去記事で書いたことがあるボンクラのXXモデルになります。過去記事ではXXモデルではなくテーパードストレートの66モデルを取り上げましたが、2024年現在は極太ストレートのシルエットが気分なので今回はXXモデルをチェックしていきます。

当ブログの読者さんはボンクラというブランドについてご存知の方も多いかと思いますが、簡単にご紹介させていただきます。古着キュレーター&ファッションモデルの森島久氏がデザイナーのブランドで、元SMAPの草彅剛さんがYouTubeで愛用していることを紹介して一気に知名度が高まりました。

しかし森島久氏の拘りで取り扱い店舗を厳選していることから、関東地方で買えるお店は現在13店しかありません。その取り扱い店舗の一つであるアーチ東京に訪問してみましたが、試着用に1ウォッシュしたボンクラデニムを全サイズ置いてあるので試着することが可能です(アーチ東京で買ってあげてね笑)。

 

 

 

 

 

出典:BONCOURA OFFICIAL WEB STORE

そしてボンクラと言えば色落ちの良さに定評がありますが、「イケ綿デニム」という関西出身のデザイナー森島久氏が名付けたお茶目なネーミングのオリジナル生地が非常に素晴らしい。染色に関しても相当拘っており、ピュアインディゴで限界まで濃色に染めることでメリハリのある色落ちに繋がっています。

また縫製に使われている糸は全て綿糸で、パーツによって太さを変えて強度を保つよう工夫されております。画像2枚目のエイジング後の表情を見ると、赤耳モデルらしくしっかりねじれているだけでなく、赤耳のアタリも綺麗に出ておりヴィンテージリーバイスのような雰囲気が出ているのが分かります。

非常に魅力的なボンクラですが取り扱い店舗は全国に30店強と非常に少ないので、気になる方はこちらにリンクを貼りましたので是非チェックしてみてください。森島久氏の拘りが詰まったイケ綿デニムを実際にアーチ東京で触ってみましたが、ザラっとした生地感が素晴らしかったのが印象に残っています。

 

 

 

 

 

ネット販売開始!ふるさと納税で入手可B.O.T

出典:BRIDGE OF THE TIMES instagram

続いて3本目に穿き込んでみたいレプリカブランドのデニムは、鳥取県でオーダーデニムをお一人でやられているBRIDGE OF THE TIMES(以下BOT)の大戦モデルになります。2年前に過去記事でご紹介した時は完全オーダー制で鳥取まで採寸しに行く必要がありましたが、現在では少数のみInstagramで販売しております。

しかし各モデル本数限定の早い者勝ちシステムなので簡単に入手できない上、試着もできないのでサイズ感が分からないのが難点です。そこでBOTについて色々調べてみたところ、群馬県にあるアメカジのセレクトショップ「ニートスタイル」がBOTに別注をかけた47モデルを受注販売していることが判明しました!

こちらのセレクトショップでは過去に滋賀のコナーズソーイングファクトリーが作るブランド「ワンピースオブロック」も取り扱っていましたが、InstagramでBOTの方が良いと明言しワンピースオブロックの取り扱いをやめるほど惚れ込んでいるようです(BOTの方が良い以外にも理由はありそうですが😅)。

 

 

 

 

 

出典:NEAT STYLE instagram

BOTの気になる色落ちに関しては穿き込みサンプルを見ると、綺麗なヒゲ落ち&タテ落ちしているのが分かります。やはりヴィンテージデニム愛好家はメリハリのある色落ちに惹かれる人種なので笑、BOTオリジナルの深くインディゴで染色されたデニム生地だと穿き込み甲斐があります。

またBOTのデニムは鳥取県日野市のふるさと納税で120,000円寄付すれば入手可能ですので、高額納税者の方ならほぼタダで入手することができます。やっと鳥取県まで行かなくても入手できるようになったBOTのデニムパンツ、地方活性化にも繋がるので応援したいレプリカブランドです!

 

 

 

 

 

 

 

気になるリゾルトのストレートモデル711

 

出典:ZABOU BLOG

最後にご紹介する2024年に狙っているレプリカブランドのデニムは、皆さんご存知リゾルトの定番モデル711になります。実は前回のレプリカブランド4選2023年版の記事でリゾルトの新作である大戦モデル714を取り上げましたが、定番モデル711に比べ714はテーパードシルエットとの情報が入りました。

バイク乗りの筆者としてはリーバイス501XXのようにブーツが似合う膝下ストレートのシルエットを求めていたので、今回714は断念し711で再検討することにしました(画像2枚目は714)。また腰回りも714の方がゆとりを持たせたフィッティングなので、711の方がヒゲを付けやすいと推察します。

実は数年前に「リゾルトが欲しいなぁ〜」と思って過去記事に書いたのは、当ブランドの代表的なモデルであるスリムテーパードの710でした。しかし2024年現在のゆったりシルエットのトレンドから見ると710は少し細過ぎるので、今っぽくリゾルトを穿くなら太めシルエットの711が正解かと筆者は考えました。

 

 

 

 

 

出典:denimba.com

出典:ONOMICHI DENIM PROJECT

またリゾルトに関してはマメに洗濯する方が多いので、メリハリが少なく綺麗なブルーに色落ちした710のイメージが強いです。しかし穿き込み開始から半年くらい洗濯せずに穿いて、その後も洗濯回数を控えて穿き込んでいけば、他のレプリカブランドと同様にメリハリのあるヒゲ落ちを作ることも可能です。

もちろん作り手側のリゾルトはそんな穿き方はを推奨していませんが、ヴィンテージデニム愛好家としてはどうしてもヒゲ落ちを作りたくなってしまうのです笑。とは言えリゾルトの場合、毎日穿いて週一回洗濯したとしても自然なヒゲ落ちになるのでそこまで神経質にならなくても大丈夫そうです。

またリゾルトのデザイナー林さんが推奨されている「コインランドリーのガス式乾燥機50分コースで乾燥の儀」ですが、711を購入後の初洗濯の際に必ず施行しようと考えています。やはり最初にしっかり縮めることでヒゲの位置も固定されますし、赤耳のアタリもしっかり凸凹に出す為に重要な儀式になります。

 

 

 

 

 

 

 

オヤジが穿きたいレプリカデニム2024まとめ

と言うことで今回は、2024年版のアメカジオヤジが穿きたいレプリカブランドのデニムパンツ4選について書きました。まず1本目はウエアハウス自身が「これ以上はない!」と断言しているデッドストックブルーをご紹介しましたが、あのウエアハウスが自信を持ってリリースしているので良い色落ちは間違いないでしょう。

2つ目にご紹介したボンクラXXタイプも非常に魅力的な一本で、色落ちサンプルを見る限りヴィンテージに近い素晴らしいヒゲ落ちが再現されていました。またアーチ東京には1ウォッシュ後の試着用サンプルが各サイズ置いてあるので、東京にお住まいの方はアーチ東京で試着してから購入されることをオススメします。

続いてご紹介したBOTは1940年代当時のミシンを使用して、オリジナルのリーバイス大戦モデルの縫製を忠実に再現しているのが魅力的なブランドです。またふるさと納税で鳥取県日野市に12万円寄付すればBOTのデニムパンツが手に入るので、高額所得者の方は節税にもなるので是非ご検討ください。

最後にご紹介したリゾルト711に関しては説明不要な定番モデルになりますが、当ブログでも過去に何度もリゾルトをご紹介しているのでそろそろ手に入れないと…。この4本の中から春までに1本購入し穿き込みを開始しますので、その時は改めてご紹介する予定です。以上レプリカデニム4選でした!

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