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神奈川一のヴィンテージ古着屋、シーガル鎌倉店でリーバイスのデニムを購入

古着屋巡り

観光地の鎌倉にある穴場ヴィンテージ古着屋

出典:鎌倉市観光協会

出典:江ノ島電鉄株式会社

関東に住んでいる方にとって鎌倉とは観光地であり、風情のある江ノ電やら大仏があったり夏になれば湘南の海で海水浴を楽しめる完全な観光スポットになります。そんな鎌倉にヴィンテージ古着を掘り出せる古着屋があるなんて意外すぎますが、一度訪問したらどハマりしたので半年ぶりに再訪してきました。

それが今回ご紹介するヴィンテージ古着屋シーガル鎌倉店になりますが、我々アラフィフオヤジ世代にとって青春時代の1988年から営業し続けている超老舗古着屋なんです。また当時開業した古着屋で今から現在も存在しているお店なんて、他にはマービンズ、バナナボート、フェイクαくらいしか知りません。

そのシーガルは神奈川県藤沢市にレギュラー古着をメインに扱うお店を構え、ヴィンテージピースは鎌倉店に集めています。またお店の場所は初見だと分かりづらいのですが、江ノ電「長谷駅」の改札を出てコンビニ横の階段を上がった2階にシーガル鎌倉店があります(画像2枚目の赤枠)。

 

 

 

 

 

前回訪問したのは5月のゴールデンウィークでしたが、その際はヴィンテージスウェットが大量に置いてあり思わず興奮したのを覚えています笑。ちなみにフェードしたナス紺のボディが美しいレター入り前Vスウェットは、筆者が訪問した翌日に売れてしまったと店長より教えていただきました(画像1枚目)。

と言うことで今回は何故か観光地である鎌倉に店舗を構える老舗ヴィンテージ古着屋、シーガル鎌倉店へ再訪した内容をお伝えします。前回の訪問時と同様に大量のヴィンテージアイテムが筆者をお出迎えしてくれたので、今回は何を買って何を諦めるべきか迷いまくったことは言うまでもありません笑。

 

 

 

 

 

高額ヴィンテージ品のN-1デッキジャケット

約半年ぶりの訪問で胸の高まりが抑えきれない筆者ですが(どんだけ古着が好きなんだか笑)、前回同様に江ノ島・長谷駅横の階段を登り2階にあるシーガル鎌倉店へお邪魔しました。こちらのお店はヴィンテージ古着だけでなくアメリカの古い雑貨も取り扱っており、小物を探して楽しむこともできます。

店長と久しぶりの再会と会話を楽しんでいると、すぐに目に飛び込んできたのがレジ奥のショーケースに掛かっているステンシルの入ったミリタリージャケット。この雰囲気はどう考えてもN-1デッキジャケットで間違いないだろうと、店長にお願いして見せてもらうことにしました。

ちなみに第一次古着ブームが発生した1990年代の頃はN-1は今ほどヴィンテージアイテム扱いされていなかったので、2〜3万円あれば美ユーズド品が購入できました。実際に筆者も当時2着ほどN-1を購入しましたが、ラギッドなルックスと防寒性の高さが魅力的でした(もちろん手放したことを後悔中…涙)。

 

 

 

 

 

今となっては高額ヴィンテージアイテムの仲間入りをしたN-1ですが、このコットンツイル生地の雰囲気やラギッド感のあるアルパカライナーの組み合わせはN-1独自の魅力になります。さらに掠れて印字がフェードしたステンシルが加わることで、ヴィンテージでしか味わえない雰囲気を生み出しています。

2023年現在のN-1相場は10〜12万円と簡単に手を出せない価格帯まで高騰してしまいましたが、サイズとコンディションに納得感があれば早めに買っておきたいアイテムの一つです。そこでシーガル鎌倉店のN-1をチェックしていくと、価格は相場の範囲内でありながら背面のステンシルが何とも魅力的😍

実はN-1のステンシルはフロント左胸に「USN」と入ってはいるものの、背面にステンシルが入る確率はそこまで高くありません。この個体は残念ながら筆者のサイズではなかったので断念しましたが、もし背面ステンシル入りで探している方にはオススメしたい個体です(まだ残ってるかは確認してください)。

 

 

 

 

 

若者に流行りのUSAアウトドア古着も充実

出典:SEGAL鎌倉店instagram

N-1デッキジャケットを断念した後に店内を見回していくと、入り口付近にアウトドア系古着のコーナーがあるのを発見しました。実はここ1〜2年の間で80〜90sのアメリカブランドのアウトドア古着が流行っているようで、10代の若者たちがパタゴニアやLLビーンを買っていくと店長より教えていただきました。

実際に1990年代にパタゴニアを新品で購入していた筆者からすると、当時のフリースやナイロンアウターはとても懐かしい気持ちになります。しかし現代の若者から見ると80〜90sアウトドアブランド特有の色使いや配色が非常に新鮮なようで、ビビッドカラーのトップスが売れているそうです。

ちなみに筆者は「masagonia」と名乗るほどパタゴニアの大ファンだったので、アウトドア古着がリバイバルしてくれて何気に嬉しかったりします。そのパタゴニアの中でも好きだったのがフリース面とナイロン面がリバーシブルで着られる「グリセード」で、90s当時から人気のアイテムでした(画像2枚目)。

 

 

 

 

 

そしてアウトドアコーナーで筆者が気になったのが大量にストックされたダウンベストで、定番のLLビーンはもちろん今は亡きアメリカブランドのCAMP7なんかも置いてありました。個人的にダウンベストは冬の重ね着コーデを機能的かつオシャレに楽しめるアイテムとして、毎年チェックしているアイテムです。

そのダウンベストが掛けられたハンガーラックの中から筆者の琴線に触れたのが、現在もUSA製を貫いているクレセントダウンワークスのダウンベストになります(画像2枚目)。実は過去記事でダウンベスト4選について書きましたが、その中にも選ぶほどクレセントは質実剛健なUSA製ブランドだと感じています。

今回シーガル鎌倉店で発見したクレセントの個体は、裾がジレのように尖ったNBNW(ノース・バイ・ノース・ウエスト)という人気のモデルになります。このNBNWはインナーダウンとしても着られる優等生ですが、新品だと5〜6万円するので気になる方はシーガルに問い合わせてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

デニムはレギュラーからヴィンテージまで完備

それでは読者の皆さんが一番気になっているだろう、シーガル鎌倉店のデニム在庫についてチェックしていきます。まずリーバイスのレギュラーに関しては501だけでなく505や517も数多くストックされており、基本的にノーダメージの美ユーズド品のみ置いてありました。

リーバイスのレギュラーに関しては普通の古着屋でもまだまだ見つかりますが、ここまで綺麗な個体だけを揃えた上で見やすく陳列されていると思わず探してみたくなります。実際にこの日同行した友人は必死になってレギュラーの棚を掘りまくっていたので笑、やはりお店のレイアウトは重要だと感じました。

またリーバイスのレギュラーデニムだけでなく、70sストアブランドのデニムジャケットやカバーオールも多くストックされていました。このハンガーラックの他に80〜90sリーバイスのデニムジャケットを集めたハンガーラックもありますので、レギュラーデニムを狙っている方も楽しめる内容となっています。

 

 

 

 

 

で、ここからシーガル鎌倉店の真骨頂であるヴィンテージデニムのストックについてご紹介していきますが、レジ奥のガラスケースにリーバイスの2ndや3rdがびっしり詰め込まれているのが分かります。もちろんディスプレイではなく商品なので笑、店長に依頼すれば気軽に見せていただけます。

そしてレジ奥の左の棚に目を向けてみると、こちらはリーバイスやLeeのデッドストックデニムが山積みにされているじゃないですか!もちろん66前期とかではなく80s以降の個体になりますが、このデッド山積みの光景は第一次古着ブームの頃のバナナボートやフェイクαを思い出させます(遠い目…)。

さらにレジカウンター下のガラスケースを覗き込んでみると、ヴィンテージスウェットだけでなくレアなブラックシャンブレーシャツが積まれていました。ここまで黒シャンを置いている古着屋は名古屋のunwave以来ですので、おそらく神奈川県で最もヴィンテージアイテムを置いている古着屋だと思います。

 

 

 

 

 

ここ1〜2年で一気に高騰した黒リーバイス

そして色々なアイテムを吟味した筆者が最後に出会ったのが、ここ1〜2年で一気に高騰した80〜90sリーバイス70506ブラックデニムジャケットになります。実は昨年に古着仲間がこのブラックデニムジャケットを購入したのに刺激を受けて、1年前からコッソリと探していたアイテムだったんです笑。

最初は「レギュラーのブラックデニムになんか1万円くらいしか払いたくないよ」と考えていましたが、年々どころか月を追うことにハイスピードで高騰してしまったので数万円払う覚悟を決めておりました。だってリーバイス501ブラックデニムだって先染め・後染めに関係なく2万円前後もする時代ですしね。。

そこで店長にブラックデニムジャケットについて聞いてみたところ、今回の買い付けで3着入荷して残り1着がこの個体だと教えていただきました。既に売れた2着は小さめだったようで何故かマイサイズだけ残っていましたが、「これは神様が私の為に仕組んだんだ!」と勝手に言い聞かせました笑。そして試着してみると…

 

 

 

 

 

この日着ていたリバースウィーブの上から羽織れる少し緩めのサイズ感がたまりません!しかも先染めブラック特有のグレーにフェードした色味が色々なアイテムと合わせやすいですし、ブルーのデニムジャケットに食傷気味だった筆者にとってブラックデニムジャケットは新鮮だったのもあり即決購入しました!

また70505や70506は着丈が長い設計になっているおかげで、インナーやパンツを選ばずに合わせられるのも好ポイントだと改めて感じました。ちなみにお値段は都内の相場よりは安い設定(シーガル鎌倉店の値札はTAX込みの価格)だったのもあり、迷うことなく即決できたことも追記しておきます。

この70506ブラックデニムジャケットのディテールやコーデについては、後日改めて記事にする予定ですので楽しみにお待ちください。ただし色々な古着屋の店長に聞いたところリーバイスのブラックデニムはパンツだけでなくジャケットも枯渇しているようなので、狙っている方は早めの購入をオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

神奈川で一番好きな古着屋シーガル鎌倉まとめ

と言うことで今回は観光地である鎌倉に店舗を構えているにもかかわらず、めちゃくちゃヴィンテージアイテムをストックしているシーガル鎌倉店に訪問した内容を書いてきました。正直な話もし都内で開業していたら注目度はかなり高い古着屋だと思いますが、それがコッソリと鎌倉でやっている所が憎いです笑。

とは言えシーガルの元を辿れば1980年代から営業し続けている超老舗の古着屋ですので、我々アラフィフオヤジに刺さる商品展開なのも頷けます。さらに鎌倉店の店長が相当マニアックなだけでなくフレンチのエッセンスを取り入れたスタイリングがとても洒落ており、ファッション談義も楽しめる古着屋なんです!

今回はリーバイスのブラックデニムジャケットを購入しましたが、ジャングルファティーグ2ndやリーバイスのスエードジャケットなどヴィンテージアイテムが所狭しと置いてありました。筆者と同年代の読者さんなら楽しめる古着屋だと思いますので、鎌倉に遊びに行った際に是非立ち寄ってみてください。以上です!

 

 

コメント

  1. まだない より:

    藤沢住民ですが、シーガル鎌倉はビンテージショップって感じですよね。
    藤沢店はレギュラー古着やってかんじですが。
    シーガルは子供の時着る服を親が買っていたので思い出深いです。

    • masagonia masagonia より:

      まだないさん、はじめまして。
      コメントいただきありがとうございます!

      子供の頃に親がシーガルで古着を買ってくれるなんて、素晴らしい英才教育を受けてますね(^^)

      実はシーガル藤沢店に訪問したことがないので、機会があればレギュラー古着を見に行きたいです。

  2. tatsuitsu1112 より:

    私はオープン当初からシーガル藤沢店に通ってます。レギュラーが多いですがたまにお宝があって楽しいですよ。
    ブログを拝見して鎌倉店には久しぶりに行って来ました。
    シェラデザインのマウンテンパーカーUSA製が良い値段であったので購入しました。

    • masagonia masagonia より:

      tatsuitsuさん、こんにちは。
      オープン当時からのシーガル藤沢店の常連客なんですね、凄い!

      あとシーガル鎌倉店に遊びに行かれたとのご報告、めちゃくちゃ嬉しいです(≧∇≦)
      しかもUSA製シエラデザイン60/40パーカーを選ぶところが通すぎます!

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