夏でもキチンとして見える襟付きの半袖シャツ
出典:BEAMS ONLINE
6月も後半に入ってくると気温と湿度が上がり体感的に蒸し暑く感じ、正直ファッションとかどうでも良くなってきます笑。しかし一応ファッションブログを書いている身なので夏に楽しめるコーデを想像したところ、今年はポケットTシャツだけでなく半袖の襟付きシャツを楽しんでみたいと思いました。
筆者の夏コーデはポケットTシャツにシャンブレーシャツを肩掛けするのがここ数年の定番で、「夏のコーデはつまらんな〜」と感じていたのも事実です。しかし同じ半袖でも襟付きのシャツになるとドレス感が生まれるので我々オヤジが着るのに丁度良いのではないか?と考えるようになりました。
またせっかく半袖シャツを着るならアメカジに合うアメリカブランドのシャツが良いなと思い調べてみたところ、現在一番人気なのがPOLOラルフローレンのオープンカラーシャツだと判明しました。実は筆者も数年前に名古屋の古着屋CROUT栄でラルフローレンのブラック無地を購入したことがあります。
出典:ヤフオク!
せっかくラルフローレンのオープンカラーシャツを購入したものの全然着なかったので、当ブログのフリマ企画で読者さんにお譲りしてしまいました。そして時は経ち2023年夏に改めてオープンカラーシャツを着たいと思いヤフオクで検索してみると、その相場が異常なほど高騰していてビックリ…😳
そう、数年前に古着屋で購入した時は7,000円程度だったラルフローレンのオープンカラーシャツが現在ではなんと2〜3万円もするじゃないですか!いやいや、たかがラルフの古着シャツに数万円も払うなんてバカバカしくて考えられないですし、その金額を使うなら違うヴィンテージ古着を買いますって。。
そこで今回はラルフローレンの代替えアイテムとして購入したユニクロのオープンカラーシャツと、古着で購入したディッキーズの半袖ワークシャツのディテールをレビューしていきます。またアメカジオヤジの筆者が考える半袖シャツの熟れたコーデについても検証していきます。
トレンドアイテムはユニクロで購入が正解!
先述の通りラルフローレンのオープンカラーシャツが高騰していますが、どうやら若者の間でオープンカラーシャツが流行っているようです。その理由の一つにトレンドアイテムを展開するユニクロが今年オープンカラーシャツを販売していることから、間違いなく若者に支持されていることが分かります。
ユニクロのオープンカラーシャツは無地が4色展開でそれ以外に柄物が数種類ありますが、ファッション素人のオヤジが着るなら無地一択かと考えます。またユニクロの柄物を着て街中でかぶったら気恥ずかしいので笑、どこのブランドか分かりづらい無地だと安心して着ることができます👌
その無地はホワイト・ブラック・ベージュ・オリーブの4色展開ですが、筆者が選びたいのはブラック一択になります。夏にブラックカラーのシャツは暑苦しく見えそうですが、ここ数年若者の間でトレンドとなっているモノトーンカラーコーデのおかげで夏のブラックアイテムの市民権が得られたと考えます。
このシャツの生地はレーヨン53%コットン47%の組成となっており、コットン100%シャツに比べてドレープ感が出るのが特徴です。ただしアロハシャツほどテロテロで薄い生地ではなく、ほど良く厚みのある生地感なので素肌で着ても「B地区」が透けることはないのでご安心ください笑🙈
またオープンカラーシャツのコーデに関しては後述しますが、基本的に素肌の上からシャツ一枚で着るかTシャツの上に着るか2パターンのコーデが楽しめます。なので「オシャレとかファッションとか言ってる場合じゃない!」と感じる蒸し暑い7〜8月には、素肌の上にサラッと着るのが良さそうです。
それにしてもクラシコ系ファッションを楽しんでいた頃にあれだけ苦手だったブラックカラーのアイテムですが、若者のトレンドの影響を受けて今では大好物なアイテムになっていることに自分でもビックリしています笑。やはりファッションは常にトレンドを意識して変えていく必要があると感じています。
グローバル仕様になったユニクロのサイズ感
ここではサイズ感をレビューしていきますが、ホームページで書かれている「ゆったりめのシルエット」ではなくいつも通りのユニクロのサイズ感だと感じました。そもそもユニクロは万人に合うようどのアイテムもゆったりめに作られているので、このアイテムだけビッグシルエットだとは感じません。
そして当ブログでは恒例となっているS・M・Lサイズを試着して比較してみましたが、まずは178cmの筆者がSサイズを着た印象について。素肌(試着時は素肌風インナーを着ています)の上に着るなら身幅はSサイズがジャストですが、Tシャツの上に着るとすると着丈がやや短いと感じました(画像1枚目)。
続いてMサイズを試着してみましたが、素肌の上に着ると肩が少し落ちているのが分かります。また身幅に関してはSサイズでもゆとりがありましたが、MサイズであればTシャツの上に着ても問題のないゆとりが確保されていました。そしてSサイズではやや短いと感じた着丈は、Mサイズだと少し長いと感じる結果に😅
最後にLサイズを試着してみましたが、相変わらず178cmの筆者にユニクロのLサイズは大きすぎて合わないと感じました。一応日本人体型の中では身長が高い部類に入る筆者ですが、その体型をもってしてもLサイズが大きすぎるんですから、ユニクロのサイズ感はグローバルを意識した設計になっているのは間違いないです。
よって今回のオープンカラーシャツもSサイズとMサイズで迷うことになりましたが、素肌の上に着るだけでなくTシャツの上に着ることも想定してゆとりのあるMサイズをチョイスすることにしました。また着丈もやや短いと感じたSサイズではインナーのTシャツがはみ出る危険性もあるので、やや長めのMサイズの方が安心です。
過去記事でユニクロのカーゴパンツについて書きましたが、その時はSサイズがジャストでした。このシャツはMサイズをチョイスしましたが、170cm前後の標準体型の方ならSサイズが身幅もゆとりがあって着丈もジャストになると考えます。気になる方は是非お近くのユニクロに試着しに行ってみてください!
古着で購入したディッキーズのワークシャツ
出典:Z-CRAFT
続いて今年の夏に着たい半袖シャツですが、アメカジの超定番アイテムであるアメリカのワークブランド、ディッキーズのワークシャツになります。実は過去記事でディッキーズのワークパンツ874について書いた時は3万回を超える人気記事となり、ディッキーズの支持率を肌で感じました。
このディッキーズのワークシャツはオープンカラーシャツのように裾のカットがストレートなので、タックアウトしてコーデするのに適しています。またディッキーズの定番パンツの品番は874ですが、この定番シャツの品番は1574となり現行モデルはホンデュラスやメキシコの工場で作られています。
また気になる価格は作業着が出自のディッキーズなので、嬉しいことに3,000円台で新品を購入することができます!そう考えると古着屋で販売しているディッキーズは高く感じますが、エイジングされたりワッペンが貼られたディッキーズのシャツには何とも言えないアメリカンな雰囲気があるので魅力的です🇺🇸
そして筆者がメルカリで探して購入したディッキーズですが、なんとスタッズベルトで有名なHTCとコラボしたフリークスストア別注シャツになります。またディッキーズのワークシャツはサイズ感は大きめだと友人から聞いていたので、178cmの筆者でSサイズをチョイスしましたがジャストサイズでした!
参考までにディッキーズのワークシャツの生地はコットン35%ポリエステル65%と、実はワークパンツ874と全く同じ配合だったりします。ただし生地の厚みはパンツよりシャツの方が薄手となっていますが、それでもワークシャツなので普通のカジュアル用シャツに比べると厚手なので蒸れます🥵
先ほどご紹介したユニクロのオープンカラーシャツはブラックをチョイスしたので、ディッキーズはダークグレーにして差別化を図ってみました。しかし結論から言うとディッキーズもブラックにしておけば良かったと後悔…。やはり2023年現在のトレンドカラーはブラックだな、と改めて感じました。
大人が着ても熟れて見える半袖シャツコーデ
それではアメカジオヤジの筆者が半袖シャツをコーデしていきますが、まずはボタンを留めて着るのと留めずに着るのとどちらが熟れて見えるのか検証していきます。個人的な回答としとは留めずに羽織る方が好みでしてが、画像で見る限りボタンを留めて着る方がドレス感があり大人っぽいコーデに見えます。
またボタンを留めて着る場合に素肌の上に着るのかTシャツの上に着るのかについては好みの問題はあるかと思いますが、Tシャツの上に着た方がセクシーになり過ぎないのでコーデしやすいと感じました。まぁ真夏の猛暑日にシャツを着るとするなら、素肌の上からじゃないと暑すぎて耐えられませんけどね😅
参考までに筆者が半袖シャツをTシャツの上から着る場合は、一番上のボタンと一番下のボタンは留めずに着るようにして熟れ感を演出しています。これはクラシコ系ファッション時代に着ていたジレ(ベスト)のボタンの留め方と同じで、全部のボタンを留めてしまうとカチカチに見えてしまうのを防ぐ効果があります。
続いてブラックのオープンカラーシャツに合わせるパンツについて検証して行きますが、色落ちしてグレーに変色したブラックデニムを合わせたモノトーンコーデが鉄板だと感じました。しかしライトブルーに色落ちしたデニムとの相性もそこまで悪くなく、むしろ夏っぽい雰囲気になるので気に入りました!
そのブルーデニムを合わせる際にシャツのボタンを留めるのと留めずに着るのを試してみましたが、ボタンを留めない方がインナーの白Tシャツが見える面積が増えてブルーデニムと相まって爽やかに見えることが判明しました。まさか合わせるパンツの色でボタンを留めた方が良いかどうかが変わるとは面白いですね。
それにしてもUSA製リーバイス501先染めブラックデニムは高騰してしまい、もはや古着屋で1万円以下では見つけることが不可能になってしまいました。。我々アラフィフオヤジが青春時代だった1990年代もかれこれ30年前になりますので、当時の現行品は今では立派なセミヴィンテージ品になってしまったわけです。。
ユニクロとディッキーズの半袖シャツまとめ
と言うことで今回は、大人が夏に着たいユニクロのオープンカラーシャツと古着のワークシャツについて書いてきました。やはり襟付きの半袖シャツはTシャツに比べるとドレス感がありますので、見た目が小汚くなってきた我々オヤジが着きても清潔感が出るのでオススメのアイテムだと感じました笑。
またユニクロもディッキーズも多色展開していますが、個人的にオススメのカラーは現在トレンドとなっている無地のブラック一択になります。ただしブラックのシャツを夏のコーデに合わせると重たい印象を与えてしまいがちなので、他のアイテムをホワイトや淡色系でまとめて全体のカラーバランスを取ってあげると熟れたコーデに見えます。
今回は白Tシャツの上にユニクロのオープンカラーシャツをボタンを留めずに羽織り、ライトブルーデニムと白スニーカーで纏めてみました(画像2枚目)。このブラックシャツは特に白スニーカーとの相性が良く、足元が軽く見えて夏らしいコーデになると感じたので取り入れていこうと思いました。以上です!
コメント
キチンとしたシャツ。
レインスプーナーのアロハシャツはいかがでしょうか。
生地はナイロン60コットン40なので適度な張りとドライ感がありシワにもなりにくいです。
また、プリント面の裏側を表にしているので褪せたような色調になり落ち着いた感じになります。
ボタンダウンもあるのでよりフオーマルな印象もポイントアップするのではないでしょうか。
私はアロハというよりは花柄シャツという感じで着ています。
ジョニーゲップさん、こんにちは。
レインスプーナーのプルオーバーボタンダウンシャツ、良いですよね〜(^^)
夏のコーデでも大人のキチンと感、欲しいところです!