インスタ女性フォロワーさんの一言で気付く
今回の記事は先日インスタに投稿してたコーデに対し、とある女性フォロワーさんが「今回のコーデで穿いているスウェットパンツ素敵ですね！」というメッセージをくれたことから始まりました。部屋着として着ているGUのスウェットパンツをそのままコーデしただけなので、このコメントには正直ビックリしました😳
なのでその女性フォロワーさんには「これはGUのスウェットパンツなんですよ笑」と返信したところ、「シルエットも素敵だし価格じゃなくてセンスですよ！」とのコメントが返ってきました。そうか…実はこのGUのスウェットジョガーパンツは女性ウケが良かったのか、とこの方のおかげで気付けたのです笑。
実はこのスウェットパンツは3年前に単身赴任をしていた名古屋で購入しましたが、当時はジャブスアルキヴィオのようなキャロットシルエットのパンツが流行っていたので気に入って穿いておりました。しかしトレンドは移り変わり現在ではワイドシルエットのパンツが主流となり、ちょっと時代遅れかと感じていました。
しかし過去記事で90sチャンピオンのリバースウィーブスウェットパンツについて書いたり、また同じGUのヘビーウエイトスウェットパンツについて書いたりしてきました。しかし現在も1マイルウエアとして穿き続けているのは、シルエットがスッキリしてコーデしやすいGUのスウェットジョガーパンツだけになります。
やはりヴィンテージのリバースウィーブパンツだと股間部分のリブが卑猥すぎて穿くのが少し恥ずかしいのと笑、GUのヘビーウエイトスウェットパンツはシルエットがルーズすぎて我々オヤジが穿くとパジャマっぽく見えるので難易度が高い。。しかも肉厚な裏起毛素材が春〜初夏に穿くには少々暑すぎます🥵
ということで今回は、インスタの女性フォロワーさんの一言で女性ウケの良さに気付けたGUのスウェットジョガーパンツについて書いていきます。そして手持ちのパンツが部屋着として3年穿き倒してヨレヨレなので、買い直した2023年モデルが進化している点についてもディテールをご紹介します。
価格破壊級の安さとオヤジが選ぶべきカラー
読者さんもご存知の通りGUの店舗内は若者で溢れているので、オヤジ世代の筆者は気後れしながら入店します笑。そして一目散にお目当てのスウェットジョガーパンツのコーナーに向かい3年ぶりに新品とご対面しましたが、パッと見は特に変わった様子もなかったので逆に一安心しました😮💨
と言うのもGUはユニクロよりもトレンドを追った商品構成で展開しているので、翌年になったら廃番になるアイテムも多くあります。その中でスウェットジョガーパンツはGUの定番アイテムとして数年に亘り継続して展開されているのは、同アイテムのファンとして非常に嬉しいことでした。
そして3年前は990円（＋TAX）というバケモノみたいな激安価格で販売していたスウェットジョガーパンツですが、昨今の原料費高騰や円安の影響があるにも関わらず税込み1,490円と激安な価格帯をキープしています！この綺麗なキャロッシルエットがこの価格で手に入ってしまうと、正直他社は厳しいでしょう。。
また売り場を見たところグレーとブラックの2色しか置いてなかったのでGUのホームページを調べてみたところ、実際に2色しかカラー展開はしていませんでした。これは現在の新車の自動車にも言えることで、売れるカラーはホワイト・ブラックに集中するように、洋服でも同様に売れるカラーは絞られるのでしょう。
逆に多色展開しない方がコストを減らすことができるので、GUにとっても低価格を維持できる工夫点の一つだと考察します。そしてグレーとブラックのどちらの色が良いかGUのホームページをチェックしてみましたが、客層に合わせてモデルも現代の若者なので全く参考になりません笑😂
とは言えブラックは洗濯する度に色褪せして段々とパジャマ感が強くなる可能性がありますし、そもそも我々オヤジがストリート感の強いブラックスウェットパンツをコーデするには難易度が高いです。よってここはウールスラックスで馴染みのあるライトグレーを選んだ方が無難だと思います。
3年前とかなり違うサイズ感に注意が必要！
3年前に同じスウェットジョガーパンツを購入している筆者ですが、今回も同じサイズで大丈夫だろうという先入観で試着しました。しかし実際に試着してみたところ、サイズ感がブラッシュアップされており3年前とフィット感が全然違うので、試着しないでネット通販でおかわり購入しようとする方は注意が必要です！
ちなみに3年前に購入したスウェットジョガーパンツは全体的にタイトフィットかつ股下も短めな設定だったので、178cm／68kgの筆者でLサイズがジャストでした。そのパンツは洗濯を繰り返すことで股下が更に短くなってしまったので、今では少し「腰バキ」しないとツンツルテンになってしまいます。。
そして今回は2023年モデルのS・M・Lの3サイズを試着してみましたが、最初にSサイズを穿いた瞬間に3年前のモデルとフィット感が全然違うことに気付けるレベルで違いました（画像2枚目）。まず現行モデルは股下が長くなっており、Sサイズで3年前のLサイズと同じくらいの長さになりました。
そしてもう一点大きく変わったのが、3年前よりシルエットが明らかに太くなり今のトレンドにフィットするようアップデートされた点になります。先ほどの画像でもお分かりの通り3年前のモデルではLサイズでもタイトなフィット感でしたが、現行モデルではSサイズでも穿けるほどゆとりのあるシルエットになりました。
ただし現行モデルのSサイズのフィット感やシルエットになると、ワイドシルエットが主流の2023年現在ではさすがに細すぎると感じました。そこでMサイズを試着してみたところ3年前のLサイズより全体的なシルエットも太い上にレングスにも余裕があり、178cmの筆者にジャストサイズだと感じました！
この時点でMサイズを購入することは決定していましたが、読者さんの参考になるべくLサイズも試着してみました。すると予想通りルーズなシルエットでレングスも長めになってしまい、我々オヤジが穿くとパジャマっぽく見えてしまいます。。この辺りがスウェットパンツを上手く穿きこなす難しさでもあります😅
街着として着られるようにディテールも進化
それでは1,490円で購入したGUスウェットジョガーパンツのディテールについて、3年前に購入した同モデルと比較しながらチェックしていきます。まず使われている生地はコットン62%ポリエステル38%のやや薄手な作りな上、裏地はほとんど起毛していないので春〜初夏に穿くのに適した生地感になります。
ウエストにはゴムが入っているので多少キツくても穿くことができますし、ドローコードも付いているので逆にウエストが緩くても紐を絞めて調整することができます。またスウェットパンツを「街着」っぽく見せるのに一番重要なディテールなのがフロントフライ風のステッチになります。
このフロントフライ風ステッチは実際に開閉もしませんが、このステッチが有ることでチノパンなどのスラックスに近い印象を与えます。そして3年前のモデルでは股上が浅く見えるよう短めのダブルステッチでしたが、2023年モデルではトレンドに合わせて股上も深めのシングルステッチに変更されています。
さらに3年前のモデルより街着として進化したポイントの二つ目が、右側にヒップポケットが付くことで利便性だけでなく見た目の街着感も増すことに成功しております！筆者も3年前にスウェットジョガーパンツを購入した際に「ヒップポケットが付いていたら普段着として着られそうだな」と考えていました😅
この小そうで大きなディテールの変化は、恐らく顧客からの意見を取り入れてアップデートしていると推察します。売れている商品なのにコストを掛けてまでポケットを追加することは普通やりませんが、更なる顧客満足度を高める為にコツコツと進化させているGUならびにユニクログループは本当に素晴らしい！
最後にこのスウェットジョガーパンツで個人的に一番こだわりを感じている裾のリブにも注目したいところです。このリブが短いと裾だけキュッと絞まってボンタンみたいなシルエットになりますが、ほど良い太さかつテーパードシルエットを邪魔しないリブの締め付け具合は相当計算されていると感じました。
オヤジでも似合うスウェットパンツコーデ
それではアメカジオヤジの筆者がGUのスウェットジョガーパンツを使ってコーデを組んでいきますが、グレースラックスを穿く感覚で色合わせをすれば簡単にコーデを纏められます。しかもこのパンツのシルエットは美脚テーパードの部類ですので、意識せずとも勝手にO脚がカバーされて綺麗な脚のラインが出ます！
またグレーのウールスラックスの場合、パンツにタックインして穿いた方が脚長効果もある上プリーツなどの腰まわりのディテールを見せられます。しかしスウェットパンツでタックインすると「ダサい休日のオッサン」に見えてしまう危険性が高まるので、Tシャツのタックアウトスタイルが無難でしょう😅
また合わせる靴に関してはスニーカーにしてしまうとスポーティさが強くなりすぎてしまうので、カジュアル感のある革靴をスウェットパンツに合わせると大人っぽいコーデに見えます。個人的には前回の記事でもご紹介したクラークスのワラビー（ローカット）がスウェットパンツと断トツで好相性だと感じています。
デニムシャツに続いてオリーブグリーンのミリタリージャケットに合わせてみましたが、先述の通りグレースラックス同様に色の相性が良いのが分かります。実は当初インナーはブラックTシャツを合わせていましたが、春夏コーデとしては色味が重たすぎると感じたので黒×白のボーダーTに替えました💦
またスウェットパンツをグレースラックスと見立ててバッグや靴をブラックにしたモノトーンに近い配色でコーデを組み立ててみましたが、落ち着いた色使いと革靴・革バッグを使うことでスウェットパンツを使っても大人っぽく纏まるので、オヤジが穿いても違和感のないコーデになりました。
ただしスウェットパンツに対してビットの有無は関係なくローファー系を合わせるコーデは、自分で組んでおいて言うのも何ですが少々古臭いと感じました笑。やはりコーデに今っぽさを出すなら、若者に人気のワラビーやレザーデッキシューズのようにカジュアル感の強い革靴を選んだ方が良さそうです。
オヤジも似合うGUのジョガーパンツまとめ
と言うことで今回はオヤジが穿いても洒落て見えるGUのスウェットジョガーパンツについて、3年前の同モデルと比較しながらディテールをチェックしてきました。改めて見比べてみるとフロントフライ風ステッチも長くなっていたりヒップポケットが追加されたりとアップデートされていることが判明しました！
これらのディテールとスタイリッシュなシルエットのおかげで街着としてきられるスウェットパンツに昇格しましたので、これからはグレーのスラックス感覚で色合わせをした上でカットソーをタックアウトでコーデしていきたいと考えております。また汚れたとしても定価1,490円ですから気にならないですしね🤗
最後に2パターンのスウェットパンツコーデをしてみましたが、改めてクラークスのワラビーと好相性なのが良く分かりました。先日はメープルスエードのモデルを購入して大変気に入っていますが、モノトーン気味なコーデの為にスムースレザーのブラックも欲しくなっている今日この頃です笑。以上です！
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