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ヴィンテージビーントートをほぼ再現!Bark OutsidersのBLUE LINES TOTE

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相場が爆上がりしたヴィンテージビーン

ここ数年のヴィンテージ古着ブームの影響で、リーバイスのデニムがビックリするほど高騰したのは読者の皆さんもご存じの通りかと。しかしL.L.Beanの定番アイテムであるキャンバストートバッグ「BOTE&TOTE」も、気が付いたら大変な相場になっておりました💦

画像1枚目は筆者のヴィンテージビーントートのコレクションですが、生成りベースのトートで5年前ならバキバキなコンディションでも1万円前後で買えました。しかし現在の相場は3〜4万円まで高騰していますが、ただのキャンバストートだってことを忘れてはいけません笑。

更にお伝えすると、ベースカラーがネイビーやグリーンの通称「デラックストート」では何と10万円を超える相場になってしまいました。。筆者はラッキーなことに、今年高円寺の古着屋サファリで8.8万円でグリーンベースのトートを購入できましたが、それでも高すぎる〜💸

 

 

 

 

 

どの年代までをヴィンテージビーンと呼ぶかと言いますと、基本的には2トーンタグが使われている80sまでとなります。その80sの中でも細分化されており、ハンドルの間隔が狭く持ち手が短いモデルが最も人気があり、相場にも大きく反映されています。

参考までにハンドルの間隔が広い80sの個体ですと30,000円でも買い手が付きません。その理由として最も大きいのが、ハンドルの間隔が広いと現行モデルと見た目の違いがあまりなくなってしまうからです。実際にハンドルの間隔が狭い個体と見比べてみると一目瞭然ですね。

そこで今回は80sのヴィンテージビーンを再現したBark Outsiders(バーク アウトサイダーズ、以下Barkと記載)のBLUE LINES TOTEをオンラインサイトで購入したので、筆者が所有するオリジナルと比較してどれほど酷似しているのかレビューします。ちなみに既に完売しているので悪しからず🙇🏻‍♂️

 

 

 

 

 

ミディアムサイズのグリーンをチョイス

Barkは個人の方が立ち上げたドメスティックブランド(国内の日本ブランド)で、instagramを中心に情報発信しています。元々Barkを知ったきっかけとなった商品がビーントート用のレザーハンドルで、これならヴィンテージビーンのハンドルをオシャレに守れると確信しました。

実際にこのOLD CARRY HANDLEというレザーハンドルを使ってみたところ、当然ながらハンドルへのダメージは皆無なだけでなく、バケットレザーが良い感じでエイジングしてくれました。あまりにも気に入ってしまったので、実は合計4個ほど所有しており付け替えて楽しんでいます!

そんなBarkが作るトートバッグならきっとオリジナルのヴィンテージビーンに酷似しているだろうと思い、現在所有していないグリーンをチョイス。ちなみにサイズはビーントートで言うところのミディアムのみの展開で、次回購入できるのは2025年4月のようです(大量生産できないのかも?)。

 

 

 

 

 

このBLUE LINE TOTEの定価は28,600円と少し高い印象ですが、実は筆者が惚れ込んでいるOLD CARRY HANDLE(7,700円)が装備されているので、トート本体の価格は実質20,900円になります。Barkのブログに書いてありましたが、完全別注品を個人で制作するのは大変みたいです💦

今回はBLUE LINES TOTEだけでなく、Bark別注JIP-O-GAGE(スライダーに付ける温度計)とハンドルに付ける為のフランス製カラビナも一緒に購入しました。これらのアイテムをBarkのトートに装備することでヴィンテージビーンさながらの雰囲気になるのでは?と考えました。

実はこのトートは購入してから既に5〜6回使っているので、OLD CARRY HANDLEのエイジング具合についても後ほどレビューしていきます。

 

 

 

 

 

ヴィンテージビーントートと直接比較

ここでは筆者が所有する80sオリジナルのヴィンテージビーンBOTE&TOTEと、BarkのBLUE LINES TOTEを直接比較していきます。ただし残念ながら筆者はミディアムサイズを一つも所有していないので、主にヴィンテージのディテールを踏襲しているのかをレビューしていきます。

まずはタグをチェックしていくと、ヴィンテージビーンの代表的なディテールである「2トーンギサタグ」に似せているのが分かります。残念ながらBarkのは単色タグになってぃすが、「Made by」の文言やギザギザのカッティングはばっちり踏襲しています。

続いて見た目で最も重要なディテールである「間隔が狭く持ち手が短いハンドル」はほぼ完全に同サイズで設計されています。また生成りのキャンバス生地も見分けがつかないほど酷似しているので、使い込んでいけばヴィンテージビーンのような雰囲気になりそうです!

 

 

 

 

 

続いてはBLUE LINES TOTEの商品名の由来となっているブルーの通称「ガイドステッチ」をチェックしていくと、ステッチのピッチまでほぼ完全に再現しています。ここまで酷似しているとBarkのタグを外してヴィンテージビーンのデッドストックと偽って転売する輩が出てきそう…笑。

最後にバッグ側面のガイドステッチを見ていくと、筆者のヴィンテージビーンが1本なのに対しBarkのは2本入っています。実は同じ80sビーンでも80s前半までが1本なのに対し80s後半になると2本に増えます。よってBarkは80s後半以降のビーントートをベースに再現していることが分かります。

 

 

 

 

 

アメカジオヤジのトートバッグコーデ

キャンバスのトートバッグと言えば春夏のイメージですが、やはり半袖短パン〜薄手のシャツまでバッチリ似合います。デラックストートをコーデで使っていると、レアなことを知っている方とすれ違う時にガン見されるので、優越感を味わいたい方は高値でも買いましょう笑。

しかし生成りベースのヴィンテージビーンはぱっと見は現行トートと大きく変わらないので、どちらかと言えば古着マニア向けのアイテムになります。しかし両者と見比べてみると、間隔が狭く持ち手が短いハンドルのバランスは現行トートには出せない雰囲気なのが分かります。

もちろん肩にハンドルを掛けて使いたい方は、ハンドルの長い現行モデルにする必要があります。しかしヴィンテージビーン、特にラージサイズの場合は大きなボディと短いハンドルのアンバランス感がなんとも言えないのです。では続いて今回入手したBarkのミディアムサイズを使ってみると…

 

 

 

 

 

178cm普通体型の筆者が持っても小さすぎることもなく普段使いできる丁度良い大きさだと感じました。普段は1泊2日の旅行に行けるほど大きなラージサイズを愛用していますが、普段は財布とスマホくらいしか入れる物がないので明らかにオーバーサイズだったんです…笑。

もちろん見た目のバランスを考慮してラージを愛用していましたが、Barkのミディアムトートが手元に来てからはこればかり使ってしまいます。やはり財布やスマホくらいの量であれば断然ミディアムの方が使い勝手が良いですし、デニムジャケットくらいであれば収納可能です👌

おそらくBarkは普段使いを考慮してミディアムのみの展開にしていると思いますが実際に使用してみてもミディアムサイズが街使いで最強のサイズだと判明しました。それにしてもグリーンのトートはセージカラーの軍パンと好相性だと個人的に感じています。

 

 

 

 

 

 

 

Barkレザーハンドルカバーの経年変化

今回のメインはBLUE LINES TOTEでしてが、番外編として付属してくるOLD CARRY HANDLEの経年劣化についてレビューします。まずは新品時と5〜6回使った後の画像を見比べてほしいのですが、夏場で手汗を多くかいたのもあり色が濃くなり艶が出ているのが分かります。

このレザーハンドルカバーはベジタブルタンニン鞣しされたイタリアンバケットレザーが採用されており、オイル分がしっかり含まれていることでエイジングが早く進むようです。実際に5〜6回の使用でここまでエイジングしたので、これからどのように色が変化するのか楽しみです。

また同じOLD CARRY HANDLEシリーズの中でも、オールデンのコードバンを作っているホーウィン社のようにブランド名を印字したモデルあって面白いです。これらレザーハンドルカバーはBarkのサイトで販売中なので、読者さんのトートを保護するのに役立つと思います。

 

 

 

 

 

ヴィンテージ酷似!Barkのトートまとめ

と言うことで今回はヴィンテージビーントートをほぼ再現した、Bark Outsidersのミディアムサイズ「BLUE LINES TOTE」について書いてきました。当記事の途中で書いた通り、タグを外したらヴィンテージビーンとの違いが分からないほど酷似しており、非常に完成度が高い逸品でした。

また今回ご紹介したトートバッグはBarkのレザーハンドルカバーも標準装備されているので、普段使いするだけで勝手にエイジングを楽しめるのも嬉しいポイントです。ちなみに筆者はBark別注JIP-O-GAGEとフランス製カラビナもオプション追加しましたが、通っぽい見た目が気に入っております!

ヴィンテージのビーントートをデッドストックで見つけることはほぼ不可能なので、古着にアレルギーがある方にはBarkのBLUE LINE TOTEは特にオススメできます。ただし買いたくても2025年4月の再販まで購入できないので、それまではレザーハンドルカバーでBarkのクオリティを確認してみてください。以上です!

 

コメント

  1. mstarr53 より:

    こんばんは。
    ご無沙汰しております。ブログやってた頃にたまーにコメントしたり頂いたり。
    ビンテージ愛好家のマサさんに真面目な相談です笑
    実は嫁さんがとあるジーンズを買いまして。
    シルエットや生地感、あとシンチバック付きのディテールが気に入ったようで。
    しかし購入後、よく見てみるとシンチバックが2本針仕様!
    素人ですみません、実は私も針仕様とかあるの知らんかったんですよ。。
    で、さすがにちょっと気を使うなーと。
    で何か対策したいのですがどうするのが一番良いか是非アドバイスを!

    ①針先をヤスリで削り丸くする。
    ②針を根本から切る!
    ③針なし金具に交換する
    ④いっそのことシンチバックごとぶった切る!

    上記以外でも何か案があればご教示願います。

    • masagonia masagonia より:

      mstarr53さん、ご無沙汰しております。
      お返事が遅くなり申し訳ございませんm(_ _)m
      針シンチ付きのジーンズとは凄いですね!

      個人的には…
      ・針を貫通させずにバックルを通す
      ・針の先端にゴムを付けて刺さらないようにする

      以上が回答になります。
      ご参考になれば幸いです(^^)

  2. mstarr53 より:

    お返事遅れてすみません。。
    ありがとうございました!

    なるほど、いろいろありますね〜
    実は結論言いますと・・
    生地を切ってバックル、針を外しちゃいました!
    まあこれはこれでありかなーと。
    ちなみにジーンズはビンテージでもなんでもないので。

    またブログ更新楽しみにしてます!

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