アラフィフ世代のカリスマ、木村拓哉!
我々アラフォー世代にとって、ファッションのカリスマと言えばキムタクこと木村拓哉様で間違いないでしょう!実は筆者も学生時代はキムタクに憧れてロン毛にしてましたから笑。
特に私がしびれたのが、ドラマ「若者のすべて」のキムタクのヴィンテージアメカジファッション。エアロレザーのA-2タイプレザージャケットにダメージ系501XXを合わせ、足元はレッドウィングのエンジニアブーツ…今見てもめちゃくちゃカッコいいです😍
そんなキムタクの最新ドラマ「グランメゾン東京」で着ている彼のアメカジスタイルが最近若者の間でも話題になってると聞きました。
キムタクの影響力は衰えることを知らないようで、彼がドラマで着ていたRRLのシャンブレーシャツやヘンリーネックのサーマルTシャツは既にプレ値がついてる様子。。
またヘアスタイルも流行っているようで、キムタク風パーマをかけた若者が続出しています。そう、ヘアスタイルだけでなくファッションアイテムまで流行らせる事ができるのは、我々世代ではキムタクだけでしょう!
今回のドラマで穿いていたリーバイス501XXの着こなしも現代風にアップデートされており、大変参考になります。トップスはコンパクトなサイズ感でまとめ、パンツはゆとりのあるシルエットをロールアップして短めに合わせていますね。
まさに現代の大人アメカジの見本のような素敵なコーディネートですが、もしかしたらキムタクが着るからカッコいいのかもしれませんが笑。
原宿の老舗ヴィンテージ古着屋マービンズ
実はドラマ「グランメゾン東京」でキムタクが穿いていたデニムは、原宿の老舗古着屋マービンズが貸し出していた個体である事が判明しました。その理由は、このデニムパンツを購入した本人が教えてくれたから。
このデニムパンツは所謂47モデルと呼ばれる1947〜52年の間に製造された個体で、ヴィンテージデニム愛好家たちの間では「最も完成されたリーバイス501」と評価されているデニムなんです👖
しかも色残り・ヒゲ落ちの雰囲気が良いだけでなく、キムタクがドラマで穿いていた個体となればプレミアム性の高さは言うまでもありません!そんなデニムを見させてもらったので、ここでご紹介します。
購入したのは「東の爆買王」kousei氏
実はキムタクがドラマで着用したリーバイス501XXをマービンズで購入したのは、前回記事にも登場した「東の爆買王」ことkousei氏になります。
画像のデニムパンツは2本ともkousei氏が所有する501XX47モデルになります。キムタク着用モデルは画像左の色残りが濃い個体で、ノーダメージかつゴールデンサイズなので今購入しようとすれば50〜70万円はしてしまうでしょう。。
数々のヴィンテージデニムを所有するkousei氏ですが、ドラマでキムタクが穿いていたというプレミアム性があるので自分では着用せずに額装して飾るそうです。確かに普通のオッサンがその後穿いたら価値がダダ下がりしますから笑。
リーバイス501XX47モデルのディテール
501に限らずリーバイスのレザーパッチはビーフジャーキーのように縮んで硬くなってしまう個体がほとんどですが、kousei氏の個体はレザーパッチがしなやかな状態で割れたりせずに残っています。ちなみに私のレザーパッチは縮んでカチカチなので羨ましいです。。
また47モデルまでのディテールとして、赤タブの片面のみに印字された通称片面タブもしっかり残っています。この赤タブが片面なのか両面なのかで価値や値段が大きく変わるので、ヴィンテージデニム愛好家にとっては非常に重要なパーツになります。
更に47モデルの有名なディテールであるセンターにセットされた太いベルトループも当然装備されています。ちなみに同じレザーパッチの53モデルも太いセンターループですが、その後の紙パッチモデル(ギャラ入り)から少し細くなってオフセットされるようになります。
キムタクがTVドラマで穿いた501XXまとめ
また47モデルは約6年間作られており、前期・後期モデルが存在します。その見分け方はサイドステッチの長さが20cm以上だと前期で10cm未満だと後期になります。私は両モデルを所有してますが、明らかに長さが違うので簡単に見分けられます。
ちなみに画像下のロールアップ位置ですが、ドラマでキムタク穿いていた時のままらしく、プレミアム感を感じる為そのままズラさずに保管しているそうです。穿かずに観賞用のヴィンテージデニムを購入できるとは、本当に羨ましい限りです🤤
またkousei氏のヴィンテージ古着コレクションについては、今後前編・後編にわたってお届けします…って、彼はどれだけヴィンテージアイテムを持ってるのでしょうかね笑。
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