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今流行りのフレンチミリタリー、フランス軍M47カーゴパンツに手を出してみた

パンツ

アメリカ軍にしか興味なかったが…

アメリカ製品をこよなく愛し、MADE IN USAの文字を見つめては悶絶する日々を送っている私(この時点でかなり変態ですが😂)。

そんな私が今年に入ってから気になっているのがヨーロッパ諸国のワークやミリタリーの古着たち。何故急に気になったかと言うと、YouTubeの影響で今まで見たことがないくらいユーロヴィンテージが流行っているから。

私は今までYouTubeをほとんど観なかったんですが、コロナ自粛で自宅待機が長すぎて暇つぶしで観るようになりました。読まなきゃいけないブログより気軽に閲覧できるYouTubeが流行るのも納得です(私はやりませんがw)。

古着系ユーチューバーのジャンルでは写真のゆーみん&きうてぃが若者のカリスマ的な存在らしく、彼らの影響もあってユーロヴィンテージが過去最高に高騰してるようです。我々アラフォー世代だと青春時代の藤原ひろし氏みたいな感じなんでしょう。

 

 

 

 

 

名古屋の古着屋で突然の出会い

週末に名古屋にある古着屋のメッカである大須をブラついた時に、ふと入ったのがCROUT大須。このお店は基本的に若者向けのレギュラー古着を取り扱っているので私の嗜好とは合わないんですが、何故かこの日はフラッと入店したんです。

という訳で特に狙っていたアイテムもなかったのですが、何か秋に着られそうなアイテムでもないかな〜と店内を見回そうとした瞬間、入り口付近に置いてあるハンガーラックに目を奪われました👀

「あれ、これってM47パンツのレプリカかな?」と思ってスタッフさんに訪ねると、「これはM47前期のデッドストックと1ウォッシュです!」と意外な返事がきました。だって今人気のM47の新品みたいな個体が数本並んでるんだから、驚かない方が不思議なレベルです。

 

 

 

 

 

M47カーゴパンツを初試着

私はフレンチミリタリーに全く興味がなかったので、M47に関しては今まで試着すらした事がありませんでした…。44歳にして初めてM47に足を通してみました。

試着した感想としては、ドカンストレートの極太シルエットで股上がとにかく深いのが印象的でした。冗談抜きで、ウエストで穿くか腰ばきするかで5cmくらいレングスが変わってしまうくらい股上が深いですから😅

ちなみにCROUT大須店に置いてあるM47は全て43(前の数字がレングスで後ろがウエスト)サイズですが、レングスを2.5くらいにお直しした上で店頭出ししています。また1ウォッシュの個体は洗濯後に乾燥機に入れてあるので、日本人に丁度良いサイズ感に仕上がってます。

 

 

 

 

 

先程の個体は1ウォッシュでしたが、続いてデッドストックの個体も試着。やはり未洗濯で乾燥機も掛けていない状態なので、レングスは長く感じます。この手の極太パンツは短めな穿かないとサマになりませんから。

またM47は生産されるファクトリーによって生地の色目や雰囲気の個体差がかなりあるとの事で、確かに先程の1ウォッシュの個体とは色目がかなり違う…。これはアメリカ軍の軍モノではあまり考えなれない事象です。

もちろん価値的には当然デッドストックの方が上なんでしょうが、生地の雰囲気や初めからサイズがドンピシャな1ウォッシュの個体を選ぶのに大して時間は掛かりませんでした。

 

 

 

 

 

ディテールについて軽くご紹介

アメリカ軍の方が断然好きな筆者がフレンチミリタリーについて語れる事はほとんどありませんので、ここは軽いご紹介に留めておきます笑。

そもそもM47カーゴパンツは現在大ブレイクしているので、YouTubeやユーロヴィンテージに強い古着屋のブログで詳しく説明してますからね。

さて今回私が購入したのはM47の中でも前期モデルと呼ばれる個体になります。シルエットは写真の通り極太のどストレートになります。どうやら後期モデルになるとややテーパードしてるようですが、後期でも極太に変わりありません。

 

 

 

 

 

これも有名なディテールですが、前期はウエストボタンが2つで後期になると1つになります。これはアメリカ軍モノと同じで、時代が新しくなるにつれアップデートされて簡素化が進んでいきます。

生地も前期はコットンツイル(綾織り)に対し後期はヘリンボーンツイル(以下HBT)に変更されます。前回の記事でご紹介したアメリカ軍のUSMC P-44ダックハンターカモJKTもHBTでしたが、実はエイジングした時に独特の雰囲気があるのHBTの方が好みです!

更にM47パンツの最大の特徴と言っても過言ではないディテールが、裾に付いたアジャスター(写真下)。レングスが長すぎる個体だとロールアップして見えなくなってしまうので、ジャストサイズか短めの個体の方が人気がありますし値段も高くなります💸

 

 

 

 

 

もはや異常!小さい個体の価格高騰

SNSが流行り出してから、ファッション雑誌等のメディアによるトレンドがほとんど流行らなくなって久しいですが、そんな中でプチブレイクを果たしているのがこのM47パンツ。

古着屋のスタッフさんに聞いた話だと、21のような小さいサイズはなんと5万円で販売してるとのこと!!しかも発売日には開店前に10人くらいお客さんが並んだらしく、私はM47の狂気ぶりに啞然としてます😧

ちなみに私が購入した個体は長いレングス(4サイズ)を短くお直し(裾のアジャスターも移動)しているので、そこまで高くなかったです。個人的に丈をお直しして販売する方法はアリだと思ってます。

 

 

 

 

 

オヤジが穿くM47のコーディネート

この極太シルエットのパンツをどう料理しようか…と一瞬悩みましたが、やはりショート丈のジャケットと相性が良さそうなので、ここは鉄板のデニムジャケットを合わせてみました。

またパンツにボリュームがある分、上半身はコンパクトにまとめた方が全体のバランスが取れるかなと。ちなみに178cmの筆者でM47パンツの股下は73cmの個体を穿いていますのでご参考まで。

このM47は股上がめちゃくちゃ深いので、パンツにインするスタイルは似合わなそうです…。腰周りが長すぎてバカボンのパパの腹巻みたいな見た目になっちゃいますから笑😂

 

 

 

 

 

続いてはシンプルでクリーンなコーディネートを意識してみました。セントジェームスの無地ウェッソンにジョンロブのシャンボードを合わせて全身フランスブランドでまとめてみました🇫🇷

このパンツはアメリカ軍のカーゴパンツに比べると心なしか上品に見えますので、M47にはクリーンで品のあるコーディネートが似合います。やはり生地感やボタンの光沢感、作りの丁寧さが上品さに繋がっているのかもしれません。

ただしラギッドさを求めるのであればアメリカ軍のカーゴパンツを断然オススメします。私は長いことアメリカ製品を追い求めてきたのでM47の上品さは新鮮に感じましたが、やっぱりアメリカ軍の方が好みだな〜と改めて思いました😅

 

 

 

 

 

フランス軍M47前期のまとめ

と言うことで今の流行に乗っかって購入したフランス軍M47カーゴパンツについてお届けしましたが、感想としては丁寧な作りと土管のようなストレートシルエットによる比較的上品な雰囲気が印象的でした。

しかし個人的な好みは、ラギッド感が強いアメリカ軍のカーゴパンツに軍配が上がってしまうのが本音だったりします…。と言うことで、この試着しただけのM47を早速販売しちゃいます!

市場価格が3万円オーバーと高騰してますが、購入した価格と同じ24,800円(送料込み)でお譲りします。サイズは実寸は平置き採寸でウエスト40.5cm、股上38cm、股下73cm、裾幅27cmになります。

気になる方はいつものメールアドレスまでご連絡ください。
→SOLD

 

フランス軍 M47 M-47 45サイズ カーゴパンツ 前期 デッドストック フィールドパンツ DEADSTOCK 50s FRENCH ARMY M47 CARGO PANTS EARLY MODEL (M47-PT-45-EARLY)

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