流行のナイキスニーカーはオヤジに似合わず
出典:SNKRSアプリ
読者の皆さんの方が詳しいかと思いますが、ここ数年はスニーカーブームの真っ只中です。特にナイキのエアジョーダンの限定商品やデザイナーズブランドsacai(サカイ)とのコラボ商品にビックリするくらいのプレミアム価格が付いていたりします。
アメカジオヤジの筆者も25年前はナイキのスニーカーが大好きで、エアフォースIやエアジョーダンIなどのバスケットシューズはもちろんのこと、コルテッツやワッフルトレーナーなどソールにエアが入る前のヴィンテージランニングスニーカーにも手を出していました。
余談ですがナイキの中で特に好きだったのがアウトドア用のACG(All Conditions Gearの略)と呼ばれるラインで、所有していたスニーカーはラバドーム・リバデルチ・エアモックetc…と1990年代後半に発生したアウトドアファッションブームに合わせて履いていました。
出典:SNKRSアプリ
筆者がスニーカーに夢中だった頃から時は流れて2022年の今、気が付いたら40代も後半に突入していました。。現在のスニーカーブームに乗っかってナイキのシューズに手を出そうと思い、ナイキのSNRSKアプリでどんなモデルがあるのか調べてみました。
すると出てくるのはハイテクなデザインかつ派手な色使いをしたモデルが多くラインナップしていました。このスニーカー達は単体で見ても見た目のインパクトがかなりありますが、これをコーデに取り入れられる若者は本当に凄いと思います!
もちろん40代オヤジの筆者が履いたらどんな目で見られるか…笑。と言うことで今回は、読者の方からも要望されていた我々オヤジが履いてもオシャレに見える大人のスニーカーについて書いていきます。
アディダスのジャーマントレーナーBW ARMY
まず最初にご紹介するのはドイツ軍のトレーニングシューズをベースにしたアディダスのBW ARMYになります。ここ数年ユーロミリタリーが若者の間で流行っていますが、ドイツ軍のトレーニングシューズ=ジャーマントレーナーにも注目が集まっています。
この靴をオススメしたいポイントは、オヤジが履いても悪目立ちしないシンプルな見た目になります。真っ白なスニーカーと言えば同じアディダスのスタンスミスがありますが、定番モデルではヒールにグリーンが使われています(真っ白モデルもあります)。
またデザインの出自がミリタリーという点も、ミリタリー古着愛好家の筆者にとっては魅力的です!更にヴィンテージ品と同様に使われているベージュ色のガムラバーソールは、見た目にもラギッド感がありなが経年劣化にも強いので永く愛用できるのも嬉しいポイントです。
実はジャーマントレーナーは色々なスニーカーブランドだけでなく、セレクトショップでもオリジナル品を作るほど人気があります。その中で今回アディダスを選んだ理由はドイツのBW社がドイツ軍に納入していたトレーニングシューズを忠実に再現しているからです。
また復刻ジャーマントレーナーの価格帯はセレクトショップオリジナルで8,000円〜、靴ブランドだと15,000円します。しかしどうせ買うならネームバリューのあるスニーカーブランドにした方がリセールも良いのもあってアディダスを選択したわけです。
もし筆者がジャーマントレーナーをコーデに取り入れるなら、やはり出自がミリタリーアイテムなのでセージグリーンの軍パンと合わせたいところです。また靴全体がホワイトでクリーンな印象なので、軍パンと合わせてもラギッドになり過ぎず好相性かと思います。
転売されるコンバースのワンスターローファー
続いてご紹介するスニーカーは、ヴィンテージ古着愛好家の間でブレイクしているコンバースのワンスターローファー復刻版ブラックスエードです。このスニーカーはドメスティックブランドのネクサスVIIが創立20周年を記念して作られた限定品になります。
実はこのワンスターローファー、2018年にコンバースアディクトからネイビースエードで復刻されています。また今回のブラックスエード同様に即SOLD OUTしており、現在メルカリやヤフオクで新品状態なら4〜5万円のプレミアム価格で取引きされています。
そんな状況があったので、ネクサスVIIでは転売できないよう仕組み作りをして販売していました。しかし2022年5月28日現在にメルカリで検索すると、抽選で当選した転売ヤーたちが出品する大量のブラックスエードワンスターで溢れ返っています。。
実は私も二つのセレクトショップで抽選に参加しましたが、日頃の行いが悪いからなのか全く当たりませんでした笑。そこで悔しがりながらメルカリをチェックしてみると、ブラックスエードは前回のネイビースエードより相場が断然安くなっていることが判明しました!
その理由はタマ数が予想以上に多く流通していたからなのか、はたまたブラックスエード自体がネイビースエードより人気がないだけなのかは不明です。しかし今回転売狙いで購入したとしても、サイズによっては3,000円程度しか利益が出ないでしょう。
転売せず普通に履きたかった筆者が抽選に外れて転売ヤーが当選するのは非常に悔しいですが、完売後でこの程度しかプレ値が付いていないので更に値崩れすると推測します。なので定価+2,000円=26,000円くらいまで値下がってきたら買うかもしれません。
ちなみに2枚目の画像は当選した筆者の友人が送ってきてくれた着用画像になります。これからの季節に素足風に履いたら爽やかに見えて素敵ですね!(やっぱり欲しい〜笑)。
夏に似合うバンズのオーセンティック白レザー
続いてご紹介するスニーカーは夏の定番、バンズ・オーセンティックのホワイトレザーバージョンになります。皆さんご存知の通り通称のオーセンティックはコットン製のキャンバス素材となっていますが、我々オヤジが履くなら大人っぽい雰囲気なレザーの方が合うと思います。
そこでバンズの国内総代理店であるABCマートのアプリで検索してみると、同じホワイトでもスムースレザー2カラーとシボレザーの3つのパターンが存在することが判明しました。ちなみにアプリ内のGRAND STAGEで検索すると店舗にないモデルまで探せるので大変便利です!
画像上のモデルは通常モデルとは違い、アナハイム・ファクトリー・コレクションと呼ばれる商品になります。説明によるとソールの作りやアッパーのキャンバス生地がバンズ創業当初のモデルに近づけているようですが、私はマニアじゃないのでよく分かりません笑。
その3つのホワイトレザーモデルの中で私が一番気になったのが、シボレザーをアッパーに使用したオーセンティックレザーパックになります。やはりスムースレザーに比べて見た目の高級感が上がっており、我々オヤジが履くスニーカーとしてマッチしていると感じました!
しかもこのシボレザー、面白いことに革靴で使われている丸紐も付属しているので、付け替えることで更にドレス感を高めて履くことも可能です。キャンバス素材のオーセンティックはアメリカ西海岸の香りがプンプンしますが、このモデルはヨーロッパ風に味付けされています。
なのでグレーのウールパンツはもちろんのこと、仮にセージグリーンの軍パンを合わせたとしてもカジュアルになり過ぎず上品に纏まります。しかも値段はシボレザーを使っているのに税込み9,900円と手を出しやすい価格帯なので、気軽に試せるのも嬉しいポイントです!
アップデートされたニューバランスM5740
出典:ニューバランスオフィシャルサイト
最後にご紹介するのはクラシックモデルの574を現代風にアップデートしたニューバランスM5740になります。ニューバランスといえば1300や996などの定番モデルが真っ先に思い浮かびますが、既にお持ちの読者の方も多いかと思いますので今回はスルーしました。
このM5740は1980年代に誕生したモデルですが、991や993など1990年代の流線的なデザインにブラッシュアップされています。991などのハイテク化されたモデルは個性的なデザインとボリュームのある作りなので、個人的にはコーデしづらいと感じていました。
そこに出てきたのが80sライクなアッパーのデザインと90sっぽいハイテクなソールを併せ持ったM5740だったのです。またミッドソールが日焼けしたようなクリーム色になっているので、ヴィンテージ古着との親和性が高い点も見逃せないポイントです!
このM5740をアメカジオヤジの筆者がコーデするなら、スニーカーのボリュームに合わせて太いシルエットのパンツを合わせるかと思います。今どきの若者はダボダボシルエットのパンツを2クッション以上させて穿いていますが、我々オヤジがそれをやったら厳しいかと。。
ここは同じ太めのパンツを穿いたとしても、スッキリ見えるノークッションで合わせたいところです。また画像のLLGと呼ばれる1300を彷彿とさせるブルーグレーは、合わせるパンツのカラーを選ばない秀逸な色合いなので、M5740を買うならLLGの一択で間違いないでしょう!
また気になる価格は税込み15,400円と、先程ご紹介したアディダスBW ARMYと変わらない一般的なスニーカーの価格帯になります。3万円を超えるUSA製ニューバランスのハイテクモデルも良いですが、ファッション性と履き心地とコスパの3点からM5740をプッシュします。
オヤジが履きたいスニーカー2022まとめ
と言うことで今回はアメカジオヤジの筆者が履いてもオシャレに見える大人のスニーカーについて書いてきました。このご紹介した4モデルに共通するのは、どんなスタイリングにも合うシンプルなデザインかつアッパーがレザー素材なので上品に見える点になります。
また昨今のスニーカーブームで特定のモデルは高騰しています。しかしスニーカーは履いてなんぼだし、グッドイヤーウエルトの革靴みたいにソールの貼り替えができない=使い捨てになってしまうので、出せても1〜2万円が限界かと。。
今回ご紹介した4モデルのうちワンスターローファー以外は15,000円で買えますので、気になる方はABCマートやセレクトショップで試着してみてください。ちなみにこの中から1モデルを既に購入していますので、また改めて記事にしたいと思いますのでお楽しみに!以上です。
コメント
ご無沙汰しております。念願の現行スニーカー特集ありがとうございます。この春、ショートパンツに素足履きしようと、バンズのオーセンティック(グレージュのスエード)を購入しました。購入されたのは、M5740ですかね?
ナイキさん、こんにちは。
ご希望に添えていた内容だったら幸いです(^^)
オーセンティックのグレージュスエードをチョイスされるとは、流石のセンスですね!
また私が購入したスニーカーは近いうちにブログ記事にしますのでお楽しみに(^_−)−☆