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ビッグシルエットのユニクロ1stタイプデニムジャケットと本家リーバイス1stを直接比較

トップス

復刻やレプリカでも大人気な1stタイプ

2022年現在、1stことリーバイス506XXのデニムジャケットがビックリするくらい高騰していることは、当ブログでも何度も書いてきました。そこでオリジナルに手が出ない人のニーズに応えるべく、本家リーバイスや数多くのレプリカブランドが1stタイプのデニムジャケットをリリースしています。

その中でも特に人気なのが本家リーバイスが今年発売したサイズ46の通称Tバック仕様の506XXと、ベルベルジン藤原氏が監修した「Levi’s VINTAGE DENIM JACKETS」というリーバイスのヴィンテージデニムジャケットを纏めた本の発売記念で506着だけ作られた506XXeになります。

やはり1stの中でもTバック仕様のビッグサイズがダントツで人気が高く、復刻やレプリカでも同様の傾向が見られます。ちなみにサイズ46の復刻506XXは定価41,600円のところプレ値で倍近く高騰し、506XXeに関しては定価61,600円に対しヴィンテージ同様の40万円台まで高騰しております💸

 

 

 

 

 

いくら本家リーバイスの復刻とは言えここまで高騰してしまうと、「そこまでお金を出すなら本物のヴィンテージリーバイスを買った方がいいのでは?」と率直に思ってしまいます笑。さらにリーバイスの復刻に拘らなければ、ウエアハウスやTCBジーンズなどのレプリカブランドなら3万円台で選べます。

これらのデニムジャケットは着込んでいけばタテ落ちも期待できるし、ヴィンテージさながらの味わいを楽しめるので大変魅力的ではあります。しかしデニムジャケットをリジッドから色落ちさせるのは長期間かかることは有名な話で、普段スーツを着るサラリーマンの筆者には至難の業です。。

そこで今回は、たまたまユニクロに行った時に見つけた1stタイプのデニムジャケットをお試しで購入しましたので、各サイズのフィット感やヴィンテージのリーバイス1stモデルとディテールの違いについてと、今っぽいサイズ感のデニムジャケットコーデについて書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

これから秋なのに値下げセール対象商品に

近所のユニクロにフラッと訪問してみると、何やらリーバイス1stのデザインを取り入れたデニムジャケットが置いてありました。しかもこれからデニムジャケットが楽しめる季節だと言うのに定価より1,000円安い3,990円に値下げされているじゃないですか!

このユニクロのデニムジャケットは濃紺のリジッド・フェードしたブルー・黒に近いダークグレーの3色展開されています。この中で筆者が選んだのは先述の通りデニムジャケットを着込んでいる時間はないので、初めから色落ちしているブルー(画像2枚目の右)をチョイスしました。

ただしこれからの季節に着るならリジッドやダークグレーの方が秋冬っぽく見えるので、私が購入したブルーよりコーデしやすいのでオススメです。それにしても税込み3,990円で購入できるのは嬉しいのですが、この価格で利益を出せるなんてユニクロは本当に凄い会社ですね💦

 

 

 

 

 

S・M・Lそれぞれのサイズ感をチェック

出典:UNIQLOオフィシャルページ

それではユニクロの1stタイプデニムジャケットのサイズ感について見ていきますがその前に、何故ユニクロのオフィシャルサイトのモデルは外国人なんでしょうかね?もちろんスタイルの良い外国人が着た方がカッコ良く見えますが、我々日本人とは骨格も手足の長さも違いすぎるので全然参考になりません。。

そこで純日本人オヤジで標準体型の筆者が着ることで、各サイズのフィット感や雰囲気をお伝えします。まず最初に着たのがSサイズになりますが、ユニクロのSサイズでリーバイス506XXの40〜42程度のゆったりとしたフィッティングになります。ちなみに上下デニムで吉田A作みたいなことはスルーしてください笑。

178cm/69kgの筆者がTシャツの上にユニクロSサイズを着ていますが、肩が落ちているのが画像から判ります。また着丈も506XXとは違い長めに設定されているので、インナーのTシャツを出して着ても違和感なくコーデできます。ただし私には袖丈がやや短いので、Sサイズは170cm台前半の方にジャストかと考えます。

 

 

 

 

 

続いてMサイズを試着してみましたが、肩の落ち具合や身幅のゆったり感が506XXeの雰囲気に一番近いのがMサイズだと感じました。このユニクロのデニムジャケットは肩幅を広めに取っている分袖丈は短めに設定して裄丈を調整していますが、この身幅に対して袖丈が短めなのも506XXeに似ています。

最後にLサイズを試着してみましたが、これは完全にオーバーサイズで若者向けのフィッティングになります。我々オヤジから見ると2000年代に流行ったB-BOYスタイルを思い出すサイズ感ですし(懐かしい〜)、オヤジがこのフィッティングのデニムジャケットをお洒落にコーデするのは至難の業かと考えます💦

S・M・Lの3サイズを試着してみましたが、個人的な感想としては170cm台前半の方はSサイズ、170cm台後半の方はMサイズがジャストなフィッティングになるかと思います。またどちらのサイズも身幅と袖丈の関係が506XXeに似ているのも特徴ですが、着丈だけは長めの設定なので本家よりコーデしやすそうです。

 

 

 

 

 

本家リーバイス506XXとディテールを比較

それではユニクロの1stタイプデニムジャケットのディテールチェックと、筆者が所有するリーバイス1stことヴィンテージの506XXを直接比較していきます。まずはユニクロのデニムですがコットン88%・ポリエステル11%・ポリウレタン1%のストレッチ生地を採用しているので、引っ張ると伸びます。

このフェードしたユニクロのブルーデニムですが、定価4,990円とは思えない良い感じのタテ落ちをしています!確かにオリジナルの506XXと比べたら人工的に色落ちさせたデニムに見えてしまいますが、ユニクロのデニムジャケット単体で見ると中々侮れない雰囲気を醸し出しています。

またデザインですが左胸の1ポケットとボックスステッチなど506XXを意識していることが分かります。そしてボタンは何と大戦モデルのようなドーナツボタンを採用しているのも特徴的です。ヴィンテージ古着愛好家から見ると、ボタンとボックスステッチの位置をズラしたらディテールとしては完璧なんですけどね笑。

 

 

 

 

 

続いてバック面のディテールをチェックしていきますが、残念ながら506XXの特徴であるバックルバックは装備されておりません。確かにバックルまで付けたらコストが上がってしまい4,990円で提供できなくなってしまうとは思いますが、せっかくここまで506XXを意識しているなら付けて欲しかったですね。

またバック面のプリーツの入れ方は506XXより2ndこと507XXに似ており、深めのプリーツが上下に4カ所入っております。ただし507XXにはサイドアジャスターが付いていて見た目にポイントがありますが、ユニクロのデニムジャケットは一切の飾りディテールが無いのでサッパリとしたルックスになっています。

今回ディテールをチェックしていく中で最も感動したのが、本家リーバイス506XXと同じように袖を真横に付けて縫製している点なんです!507XXにモデルチェンジした際に立体的な袖付けに変更されてしまいましたが、本家と同じ袖付けすることで肩の落ち方も本家に近い雰囲気を味わえます👌

 

 

 

 

 

ビッグサイズのデニムジャケットコーデ

本家リーバイスだとサイズ46〜48のフィット感に当たるユニクロのデニムジャケットMサイズをアメカジオヤジの筆者がコーデするなら、個人的にはインナーのカットソーはタックアウトして着丈のバランスを取るかと思います。やはりインナーをタックインすると、ユニクロの着丈の長さが悪目立ちしそうなので。。

またフロントボタンは開けて着るより、第1ボタンと第2ボタンを留めて着た方が今っぽい着こなしに見えます。実は筆者が所有する506XXでボタンを留めると少しキツく感じるのですが、その点ユニクロのデニムジャケットはユッタリとしたフィッティングなので留めて着てもストレスは全くありません!

さらに合わせるパンツですがボリュームのあるユニクロに合わせて太めのスラックスやチノパンを合わせた方が、上下のバランスが取れるのでコーデが纏まりやすいです。ちなみにインナーにはセントジェームスのウエッソンを着ていますが、スウェットの上に着ても余裕があるフィッティングです。

 

 

 

 

 

続いてはインナーとしてデニムジャケットを使った場合のコーデになりますが、アウターとして着るよりインナーとして着た時の方が露出する面積が少ないのでヴィンテージっぽく見えるから不思議です。またユニクロのデニムジャケットはビッグシルエットで設計されてますが、Mサイズであればインナー使いも可能です。

色々なレプリカブランドがユーズド加工を施した1stタイプのデニムジャケットをリリースしていますが、個人的にはユーズド加工はヴィンテージに近づくのに限界があると感じています。だったらユニクロのフェード加工でも充分にタテ落ちも楽しめるし、さらにお値段も10分の1で済むのでアリかと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

ユニクロの1stタイプデニムジャケットまとめ

と言うことで今回はビッグシルエットのユニクロ1stタイプデニムジャケットの各サイズのフィット感や、本家リーバイス506XXとのディテールの違いについて書いてきました。定価4,990円とは思えないストレッチデニムのタテ落ち感に驚くとともに、今っぽいビッグシルエットのサイズ感も使いやすいと感じました。

またディテールの項目で書き忘れていましたが、実はサイドに隠し(?)ポケットが付いており実用性が高まっているのもユニクロ独自の工夫が垣間見えます。鍵とか小物を入れるのにとても便利だとは思いますが、個人的にはポケットを作る工賃や材料費をバックルバックを付ける費用に回してほしいです🙏

とは言え今トレンドの方が落ちた1stタイプのデニムジャケットが気軽な価格で買えるのは、我々貧乏リーマンにとって朗報かと思います。仮にビッグサイズのヴィンテージリーバイス506XXが買えたとしても、高額すぎて気を遣ってしまい出番がないかもしれないですからね笑。以上です!

 

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