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人気も価格も高騰中、リーバイス501後染めブラックと先染めブラックを直接比較

パンツ

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古着業界で人気の高いブラックカラーアイテム

ここ数年若者の間でブラックをベースとしたモノトーンコーデがトレンドとなっていますが、その影響で古着もブラックカラーのアイテムが人気となっております。しかもヴィンテージ古着のブラックアイテムはタマ数も少なくレアな為、当然ながら価格も高騰していることは言うまでもありません💸

実際に筆者がこの夏に購入したブラックカラーの半袖スウェットは2万円と可愛くない価格でしたが、そもそもブラックの半袖スウェット自体がレアすぎるので仕方ありません。。ちなみにこの半袖スウェットは茨城県つくば市にある老舗古着屋パラダイスバレーで購入しましたが、名店なのでオススメです!

と言うことで今回は、古着業界で人気となっているブラックアイテムの中でも価格高騰中のリーバイス501後染めブラックを数年ぶりに購入したのでレビューしていきます。そして筆者が所有するリーバイス501先染めブラックと直接比較して、色味の違いや80sと90sのシルエットの違いもチェックしていきます。

 

 

 

 

 

静岡の名店プレイヤーアローで出会った後染め

当ブログの過去記事で何度か書きましたが、現在ハーレーダヴィッドソンでツーリングを兼ねた古着巡りにハマっております。実は都内をバイクで走っても渋滞してるわ景色もビルだらけで全然面白くないので、もっぱら郊外まで足を伸ばしたツーリングをして地方の古着に行っています🏍️

そして最近行ったのが静岡駅近くにある老舗古着屋PRAYER ARROW(プレイヤーアロー)になりますが、いつ訪問しても掘り出しアイテムが見つかる名店だと感じています。約2年ぶりにプレイヤーアローに訪問しましたが、店内に入るやいなや70sデッドストックのニュースペーパーバッグが3個もディスプレイされているじゃないですか!

ただでさえレアなニュースペーパーバッグなのに、その上デッドストックならお値段も高いのでは?と思い値札を見てみると、なんと1万円台前半の激安価格。。これはもう買わない選択肢はないので即決購入しました。まだ残ってるかもしれませんので、気になる方は是非プレイヤーアローに問い合わせしてみてください🤗

 

 

 

 

 

せっかく静岡まで遠征したので他にも良いアイテムがないか物色していくと、ヒゲ落ちしたリーバイス501後染めブラックデニムを発見!実は数年前に購入した90s後染めブラックは太いシルエットが気に入らず手放してしまったので、新たに後染めブラックが欲しいな〜と考えていました。

ウエストサイズは筆者がいつも穿いているW31ではなく1サイズ下のW30でしたが、試着だけでもしてみようと試したところ痩せたのもあってジャストサイズでした。そして1サイズ下げることでシルエットも細くなり筆者が求めるリーバイス501らしいスッキリとしたパンツのラインが出ております👖

そして気になるお値段は1.5万円と3年前に比べ約2倍近い価格ですが、ヒゲ落ち&シンデレラフィットの後染めブラックに出会える可能性は低いと考え即決購入しました。まぁ東京都内の古着屋だとリーバイス501ブラックデニムは2万円前後しますから、やはりプレイヤーアローはお買い得な価格設定だと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

先染めでは作れないヒゲ落ちブラックデニム

それでは筆者が所有するリーバイス501先染めブラックと今回購入した後染めブラックの色味の違いについてレビューしていきます。まず色味の前に古着屋で先染めと後染めを見極めるポイントをお伝えすると、デニム生地の内側がブラック染料で染まっていないのが先染めで染まっているのが後染めになります。

あと先染めブラックは全体的に色落ちしてグレーっぽい色目に変色していくのに対し、後染めブラックは黒っぽさを残したまま色落ちしていきます。よって古着屋でグレーっぽく色落ちした個体は先染めブラックの可能性が高く、黒がしっかり残った個体は後染めブラックの可能性が高いです。

また市場での価値は数年前まで先染めブラックの方が圧倒的に高かったのですが、ここ数年で後染めブラックの評価が高まったのもあり価値は同等になりました。よって相場は先染め・後染めに関わらず、USA製リーバイス501ブラックというだけで1.5〜2万円のプライスタグを付けております。

 

 

 

 

 

何故後染めブラックの評価が高くなったのかについては、恐らくUSA製リーバイス501自体が枯渇してきているのとブラックデニムのタマ数が少ないのが理由かと考察します。しかし後染めブラックには先染めブラックにはない魅力がありますが、それはブラックデニムなのにヒゲ落ちする点になります!

もちろんヒゲ落ちした個体は後染めブラックの中でも多くありませんが、探せば意外と見つかります。しかし先染めは色落ちが早いからなのか、今までヒゲ落ちした個体を見たことがありません。その点、後染めは色落ちが遅い=染料が残るので擦れる屈折部のみ色落ちが進みヒゲ落ちに繋がると推察します。

我々40〜50代オヤジにとって後染めブラックは30年前の価値観だと「ザコいアイテム」になりますが笑、2023年現在では立派なセミヴィンテージ扱いされるアイテムにまで昇格しました。確かにこの色落ちやUSA製90s古着ならではの雰囲気は現在では作り出せないですし、若者が魅力に感じるのも分かる気がします🇺🇸

 

 

 

 

 

ブルー501より太く感じるシルエットに注意

ここではリーバイス501ブラックのシルエットについてレビューしていきますが、結論からお伝えすると通常のインディゴ染めUSA製501レギュラーよりシルエットが太い個体が多い傾向があると感じました。もちろん乾燥機をガンガンに使うアメリカの古着ですから個体差もあるかと思いますが。。

参考までにウエストが1サイズ違う501インディゴ染め(W31)と後染めブラック(W30)を並べて比較してみましたが、パンツの太さがほとんど同じなのが分かります。この2本のデニムパンツはどちらも同じ90sに作られた個体ですので、基本的にシルエットも同じハズなのにブラックは1サイズ下が穿けてしまいます。

これがもしインディゴ染め501でウエストが1サイズ下の場合、太ももがピタピタになるだけでなくお腹がキツくてウエストのボタンを留められません笑。その点ウエストが1サイズ下の後染めブラックは少しキツいながらもボタンを留めることができますし、太ももは丁度良いゆとりがあります。

 

 

 

 

 

続いて80sリーバイス501先染めブラック(W31)と今回購入した90s後染めブラックを比較してみると、先染めブラックは全体的にゆったりとしたシルエットでテーパードが少ないのが分かります。これではリーバイス501の代名詞であるテーパードストレートのシルエットが楽しめません。。

その点1サイズ下げた後染めブラックは膝から裾にかけてテーパードが効いているおかげで、脚のラインが綺麗に見えるだけでなく革靴との繋がりも良く熟れて見えます!もし筆者のようにブラックデニムを革靴と合わせたコーデをしたいと考えている場合、裾幅も是非チェックしてみてください。

何故なら今まで購入してきたリーバイス501ブラックデニムの中で太めの個体は必ずと言っていいほど裾幅も広いので、試着ができないオンライン購入の際にシルエットが太めかどうかの判断基準になる可能性があります。筆者とは逆に太めの個体が欲しい場合には、裾幅の広い個体を探すことをオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

品よく纏める大人のブラックデニムコーデ

せっかくUSA製リーバイス501ブラックデニムパンツを購入したとしても、上手くコーデできなければ宝の持ち腐れになってしまいます。。そこでアメカジオヤジの筆者が考える大人のブラックデニムパンツコーデについて、何パターンか組んでみましたので検証していきたいと思います。

まずはブラックデニムではお約束のモノトーンコーデですが、アメカジでもブラックのアイテムを合わせればクールに決めることができます。画像1枚目で合わせているのはUS ARMYのBDU357ブラックという1年間だけ作られたジャケットですが、レアな割に1万円未満で購入できるお買い得アイテムになります🇺🇸

また画像2枚目のようにブラック一色で纏めた1トーンコーデになると、Tシャツやスニーカーのようなアイテムを使っても子供っぽく見えない大人コーデに纏められます。ただしどちらのコーデでも、必ずどこかにレザーアイテムを入れて大人っぽい雰囲気を加えるテクニックを使っているのも重要なポイントです。

 

 

 

 

 

また読者の皆さんも大好物のインディゴブルーのデニムジャケットとブラックデニムパンツの相性ですが、上下の色が違うおかげで違和感なく合わせることができます。ちなみに画像で着ているジャケットは前回の記事で書いたLVC復刻506XX大戦モデルですが、実はヘビロテで着たいくらい気に入っています😍

このリーバイス501ブラックは、先染め・後染めに関わらずグレースラックス感覚で合わせられるのでどんなコーデにも合わせやすいと感じました。ただし後染めはブラック感が強くモノトーンっぽくなってしまうので、グレーに退色する先染めの方が更に合わせやすくコーデの難易度は低くなります。

ただしヒゲ落ちした後染めの方が先染めよりヴィンテージ感が出るので、もしヴィンテージのデニムジャケットに合わせるなら後染めの方が好相性だと思います。ちなみに後染めブラックはロールアップしても裏面も黒く染まっているので、良くも悪くも目立たずコーデのポイント作りには向いていません。

 

 

 

 

 

levi’s501ブラック先染め後染め比較まとめ

と言うことで今回は4年ぶりに購入したリーバイス501ブラック後染めと、所有している先染めの色味の違いやシルエットについて書いてきました。全体的に色落ちする先染めに対し後染めは退色が遅い影響でヒゲ落ちしやすいので、もしヒゲ落ちしたブラックデニムが欲しい場合は後染めしか選択肢はありません

また一昔前までは先染めの方が市場で評価が高かったですが、現在では後染めも先染めと同じ評価になっているので相場も全く変わりません。もし筆者が「先染めと後染めのどちらがオススメ?」と聞かれた場合は、コーデのし易さは先染めでヒゲ落ちした個体が欲しいなら後染めだと説明するかと思います。

最後に個人的に最も重要視しているパンツのシルエットですが、501ブラックは太い個体が多く散見されるので注意が必要です。501らしいテーパードストレートのシルエットを求める方には、試着できるなら1サイズ下もしくはネット購入の場合は裾幅の細い個体を探すことをオススメします。以上です!

 

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コメント

  1. 大峠ライオン より:

    ブラックデニムは今まで生きてきて一度も足を通したことはないですが、ホワイトのリーバイス501USA製はいつも通うセカストでなんともないその他大勢ゴミ寸前の雑魚いコーナーにW32というゴールデンサイズが1700円で、しかもそこからGWセール価格20%オフで放り投げられていました。

    ホワイトのパンツはピケなど所有しているのですが履いているとすぐ汚してしまったりするのと、取り寄せで結構な大物を買った後だったのでスルーしましたが、次に行くと棚卸と店の配置換えで行方不明になっており結構後悔しております・・・

    • masagonia masagonia より:

      大峠ライオンさん、こんにちは。
      リーバイス501ホワイトはブラックに比べると人気がないですよね(^_^;)
      それにしてもUSA製が1,700円だっとは格安でしたね〜、残念!!

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