着丈が一番重要なファクター
以前リーバイス557ことサードを購入きた時に70505BigEと着丈の差を比較しましたが、改めて着丈が着こなしに与える影響について考察していきます。
と言うか単純に着丈が短いと着こなすのが難しくなりますよね😅
そんな理由からか、着丈の長いモデル71205が現在高騰しているという情報も入ってきてるほどロング丈がもてはやされています。
実際に着用したイメージを比較してみます。写真上が私の557で下がヴィンテージコレクターkousei氏の70505ですが如何でしょうか?70505の方が明らかに長くベルトまですっぽり隠れております。
557の場合はベルトに掛かるかどうかの長さしかないので、インナーの丈も慎重に選ぶ必要があります。そうしないと、ジャケットからインナーが大量にはみ出してダサくなってしまいますから(笑)
アラフォーオヤジの場合、若者の90sリバイバルファッションと違ってダボダボに着ることは御法度🙅🏻♂️ やはりジャストサイズを節度を持って着こなすのが大人のファッションかな、と。
リーバイス71205ロング丈の登場
kousei氏より71205Big Eを捕獲したと情報が入り、画像を提供してもらったので皆さんにも共有します。
元々着丈が長めで使いやすい70505を、ボディはそのままに着丈と袖丈だけを伸ばしたのが71205。私の所有する557に対する558と同じ関係になります。
71205の画像をよく見ると、コンディションが良いのは言うまでもなく紙パッチが大きい通称「デカパッチ」と呼ばれる初期モデルじゃないですか!流石はヴィンテージコレクターkousei氏のチョイス、素敵です👍
リーバイス71205着用イメージ
https://stellavintage.shopinfo.jp
https://ameblo.jp/times-are-changin3/
http://aeugo.blog59.fc2.com
今回はinstagramより素敵に着こなされている古着屋スタッフの商品紹介画像をお借りしました。着丈がしっかりあるので、インナーのシャツをタックアウトして着てもバランスが良いのが分かります。
また若干肩を落としたやや大きめなサイズを選んでも、71205は70505同様ボディがタイト目に作られているので、見た目もスマートに見えるのが我々おじさん達には嬉しいポイント!
しかし着丈と一緒に袖丈も長くなっているので、袖は折り返して着ないと長すぎてしまうかも…
ちなみに気になる相場はコンディションにもよりますがBig Eで20,000円前後から狙えます。70505に比べるとタマ数が少ないので多少高い傾向ですが、558の高騰に比べれば大したことないです(笑)
名品Lee100J「ウエスターナー」
続いてはLeeの名品、100Jことウエスターナーのlongバージョン。こちらは約2年前に豊橋の老舗古着屋ダウンタウンで購入した一品になります。
簡単にこの個体のディテールを紹介すると、MR無しの襟タグ・®️ピスネーム(黒タグ)から1962年〜63年に作られたモデルと推定。しかし1959年に発売されてから見た目の変化がほとんど無い為、初期モデルであってもリーバイスの同年代のモノに比べれば格安で購入できます!
ちなみにリーバイスだと501XXギャラ入りモデルや507XXから557XXへの移行期と同じ時期。Leeに比べ値段はゼロが一つ増える位違ってきますから、リーバイスの人気は改めて凄いと感じます。
こちらは襟にパンク(破れ)があったので20,000円程度で購入できましたが、それ以外にもダウンタウンではお買い得なヴィンテージ〜レギュラー古着が掘り出せますので、豊橋に行く機会があったら是非立ち寄ってみてください!
https://instagram.com/ezabinal?igshid=18vvmbk5a6901
このウエスターナーですが、レギュラー丈はリーバイス557と同じくらい着丈が短いので有名。instagramでジャストサイズを着ている方の写真をお借りしましたが、この短さだと着こなすのに難易度が高いのがよく分かります(写真上)
リーバイスが着丈の長い558を発売したのと同じようにLeeもLongバージョンを発売したと言うことは、おそらく1960年代当時の若者(=アイビーリーガー)達からの強いニーズに応えたのでないかと予想できます。
確かに我々アジア人が着ても短いと感じるウエスターナーのレギュラー丈ですから、骨格の大きいアメリカ人が着たら更に短く感じるでしょう😅
Lee 100J ロングの着用イメージ
こちらがウエスターナーlongバージョンを着用した画像になります。インナーにオルテガのチマヨベストを着てもはみ出ない余裕のある着丈なので、中に着るTシャツもあまり着丈を意識せずに選べます!
また画像をご覧の通り袖丈は長く設定されており、袖を折り返して着ないと借り物みたいになってしまいます(笑)。
まぁウエスターナーは春がよく似合う生成カラーなので、Longバージョンは袖まくりしても違和感ない季節に着るのをオススメします。
レギュラー着丈とLongバージョンを直接比較してみましたが、その差は歴然ですね…。
もちろん着る人の身長によって似合う似合わないが出てきますので、170cm台後半以降の方にLongバージョンを積極的にオススメします。
そうなると、身長178cmの私が所有する短丈のリーバイス557はどうなるんでしょうか…(笑)
https://instagram.com/hiroshi.fa?igshid=12hscjoypj8jz
先程レギュラー丈のウエスターナーは着こなすのが難しいと書きましたが、とても参考になる着こなしをされている方がいるので共有します。
インナーにウエスターナーと同系色の生成カラーTシャツを入れることで、レギュラー丈の短さが目立たないようコーディネートされています!
こちらのお方、私がお洒落だと思うファッショニスタ・トップ5に入る方で既にinstagramは更新されてませんが、とても参考になる着こなしが多いので、気になる方は是非のぞいて見てください!

着丈の長いデニムジャケットのまとめ
と言うことでデニムジャケットの着丈の重要性についてお届けしてきました。短い着丈が悪い訳ではなく着こなしの難易度が上がるだけで、上手く着こなせば長い着丈のデニムジャケットよりカッコよく見えますから!
私があえて短い着丈のリーバイス557に果敢にチャレンジしたかと言うと、トラッカージャケットのデザインなら視覚的に縦長に見えるので、短い着丈でも着こなせるかな?と思ったからです。
写真上のように、長い着丈のデニムジャケットは着こなしが容易ですが、短い着丈のジャケットの方が明らかに脚が長く見えます。要は一長一短な関係だったりします、デニムジャケットの着丈の長さは😅
結論:一つのパターンに縛られず、色々な丈やサイズ感を着こなせるとファッションの楽しみも増えますね。
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