衰えることのない人気ジャケット
9月に入りグッと気温が下がって肌寒くなりましたね。そうなると気になるのが軽く羽織れるアウターですし、我々服好きとしてはやっとジャケット系が着られる嬉しい季節に突入です🍂
それを反映してか、当ブログのデイリー人気記事ランキングにジャングルファティーグジャケットの記事が参入してるじゃないですか!夏はラコステの記事が人気だったので、季節によってランキングが変わるのは面白いですね。
私も皆さんと同じようにジャングルファティーグジャケットが大好物で、実は今年に入って2着ほど追加購入してたりします。まさに記事の名前通りリピート買いしたくなるジャケットです笑。
そんな読者の方々も気になるジャングルファティーグジャケットですが、人気をキープしているので相場が下がるどころかやや上昇傾向にあります↗️
画像上はジャングルファティーグジャケット3rdモデルをヤフオクで検索した結果ですが、コンディションやサイズに関係なく最低でも3万円前後の値札が付いています。
今回は私が購入した2ndモデルのご紹介と手持ちの3rdモデルとの比較、さらにサイズ感やアメカジオヤジのコーディネートについてご紹介していきます。
ヴィンテージも扱うCROUT栄
私が名古屋に住んでいた頃は月に2回は訪問していたお気に入りの古着屋の一つがCROUT栄で、当ブログでは度々登場しているのでもはや説明不用かと😅
こちらの古着屋はセンスの良いレギュラー古着を中心に取り扱っていますが、実はゴリゴリのアメリカヴィンテージ古着もちょこちょこ買い付けてきているので、店の隅々までチェックが必要です。
今年のとある週日、いつも通りフラッと訪問するとセンターハンガーに何やらヴィンテージの雰囲気を醸し出しているジャングルファティーグジャケットが掛かっているじゃないですか。
しかも良く見ると肩にエポレットが付いているのでもしかして…と思ってスタッフさんに聞いたら案の定、「これは2ndモデルですよ!」との回答が返ってくるではないですか!
しかも3rdモデルに比べてレアな2ndモデルなのに、かなり綺麗なコンディションかつマイサイズのSMALL/REGULARが2着もあるときたら買わない選択肢はない😂
どちらも似たようなコンディションで色味の違いくらいしかないで迷いましたが、オーナーより「2ndはボタンにツヤ有りとツヤ無しがあるけどツヤ有りの方が前期なのでオススメですよ」とのアドバイスをいただきました。
と言うことで、今回は2着の2ndモデルのうちツヤ有りボタンの個体を購入しました。ちなみに気になる価格は4万円+TAXでしたが、2ndモデルの相場は4〜5万円なのでほど良い値段で買えたかなと。
2ndモデルのディテールチェック
折角なのでジャングルファティーグジャケット2ndモデルのディテールをチェックしていきます。まず見た目で一番特徴的なのは肩のエポレットになるかと思います。
このトレンチコートやM-65フィールドジャケットにも装備されるエポレットですが、このディテールが付くだけでかなりラギッドで男臭く見えるので私も敬遠してました😅
しかし先日購入したサファリジャケット(画像下)も2ndモデルと同様にエポレットが付いてますが、薄手の生地のジャケットであればそこまでイカつく見えないことが判明したのも購入の決め手の一つだったりします。
続いて見た目で特徴的なディテールとして2ndモデル以前にしか付かないサイドアジャスターがあります。3rdモデル以降は簡略化に伴い廃止されたディテールになります。
これ、背後から見た時に「おっ、ヴィンテージのジャングルファティーグじゃん!」だと判る人はかなりの変態かと思いますが笑、ミリタリー古着愛好家にとって自己満足度の高いディテールです😅
ただしサイドアジャスターは3rdモデルの初期ロットにも付いており、それを「2nd〜3rd移行モデル」なんて呼んだりもします。以前筑波の古着屋パラダイスバレーで購入したジャングルファティーグがまさに移行モデルでした。
2ndモデルと3rdモデルを比較
ではここからは手持ちの3rdモデルとの違いについて見ていきます。まずは先述した通り、2ndモデル以前にはエポレットが装備されます。また両モデルともボタンが見えない比翼仕立てになっており、見た目としてはエポレット以外に違いはありません。
ちなみに今となっては超レアな1stモデルは全てのボタンがむき出しになるので一目で1stだと判ります。個人的には比翼仕立ての方が上品に見えるので好みですが、1stモデルを来て古着屋に行ったら注目されるでしょうね😆
襟のサイズ表記タグに関してはどちらも全く同じ記載です。しかし右フロント内側のタグは2ndモデルはコントラクトラベルが独立している(画像下の赤マル)のに対し、3rdモデルはインストラクションラベルに纏めて記載している違いがあります。
更に見ていくと、2ndモデルの左フロント内側はガスフラップ(インナーフラップ)が装備されているのに対し、3rdモデルでは簡略化に伴い廃止されています。
続いて背面を見ていくと、こちらも先述した通り2ndモデルにはサイドアジャスターが付きますが、それ以外の違いとして3rdはモデル以降は背中にバックヨークが設定されます(画像下の赤枠)。
こうして見ると、エポレット以外にもサイドアジャスターやバックヨークなどいつくかディテールに差がありますが、それはミリタリー古着愛好家にしか分からないレベルかも笑。そこまで拘らない方には積極的に3rdモデルをオススメします!
アメカジオヤジのファティーグコーデ
アウター:ジャングルファティーグジャケット3rdモデル
シャツ:60s オーストラリア軍バンドカラーシャツ
パンツ:ビームス別注ジャブスアルキヴィオ マサッチョ1P
靴:UA別注オールデン オペラスリッポン
バッグ:イルミーチョ「BOHO」
40代アメカジオヤジがジャングルファティーグジャケットを着るなら、やはりドレス感のあるアイテムを合わせて綺麗めなコーデに纏めたいところ。ただでさえオッサンってだけで不潔感ありますからね笑。
若者ファッションでもトレンドのバンドカラーシャツをインナーに取り込んで、オヤジの大好物ジャブスのドロストパンツを合わせれば簡単にドレス感のあるアメカジコーデが完成します。
足元はいつも通りスニーカーではなくレザーシューズを持ってくることで大人の品格をキープできるかなと。ブランドは野暮ったいシルエットがアメカジと好相性な上、現在もMADE IN USAを貫いているオールデンがオススメです🇺🇸
アウター:ジャングルファティーグジャケット2ndモデル
インナー:キャンバー 8オンスポケットTシャツ
パンツ:90s リーバイス501 USA製カットオフデニム
靴:UA別注パラブーツ ビットデッキシューズ
バッグ:エディフィス別注YOUNG&OLSEN レザートート
先程の3rdモデルに続いて2ndモデルを着てみました。やはり肩のエポレットにラギッド感があるのでアメカジ寄りのコーデの方が似合うと感じました。逆にエポレットの無い3rdモデルの方が綺麗めなコーデとの親和性が高いと思います。
今回は思いっきりアメカジに寄せたタックインした白Tシャツ+色落ちしたジャストフィットデニムの吉田栄作コーデ笑に合わせましたが、特に違和感なくジャングルファティーグジャケットが溶け込んでいるように見えます。
このコーデではバッグや靴をブラックで纏めることでシックな印象を持たせて子供っぽく見せないように工夫しております。やはりバッグと靴の色は揃っている方が洒落て見えますからね。
また改めて別記事で書く予定ですが、この画像で使っているドメスティックブランドのYOUNG&OLSEN(ヤングアンドオルセン)のブラックレザートートは、安価な上に黒靴との相性バツグンな使えるバッグなのでオススメです!
ジャングルファティーグ2ndまとめ
と言うことで、ジャングルファティーグジャケット2ndモデルの購入から3rdモデルとの比較、アメカジオヤジのファティーグジャケットコーデまで書いてきました。
両モデルを比べてみると、エポレットやサイドアジャスターだけでなくガスフラップやバックヨークなど違いが多数あることに気付きました。改めて調べてみると意外と違いがあってビックリしてます😅
また私のようなヴィンテージ古着愛好家であれば相場の4〜5万円出して2ndモデルを購入するのもアリかと思いますが、ヴィンテージのファティーグジャケットが欲しいだけなら3rdモデルで充分満足できるかと思います。
更に3rdモデルは余計な装飾のないシンプルなルックスでドレス系アイテムとも好相性なので、「リラックス感のある大人の休日スタイル」に合わせるなら3rdモデルの方が相性が良いかと思います。
逆に2ndモデルは肩のエポレットが男臭くラギッドな印象が強いので、コーデに関してはドレス系アイテムよりカジュアルなアイテムを合わせた方が親和性が高いです。ただし「休日のお父さんスタイル」に見えないよう工夫が必要かもしれません💦
最後にミリタリー古着がどうしても苦手な方には色々なドメスティックブランドからレプリカが発売されているのでそちらをオススメします。
ただしほとんどのドメブラは見た目のラギッド感が強い1stモデルを復刻しているので、個人的にはドレス系アイテムとも相性の良い4thモデルを復刻したオアスロウを強くオススメします!
コメント
田舎なのでヴィンテージの球数が数少ないのでオアスロウ買いました、が!先週期待せずに行ったフリマで超絶ヴィンテージのコレクターがジャングルファティーグノンリップがアンダー2万で出品!そしてタイムリーなこの記事・・・買わなかったのを超後悔しています。
大峠ライオンさん、こんにちは。
2024年現在でノンリップがアンダー2万円なら間違いなく買いでしたね(^_^;)
でもオアスロウは拘り満載かつオシャレなブランドなので、全然アリだと思います!!