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今のトレンドにドンピシャ!ユニクロのワイドストレートジーンズ

パンツ

太いパンツばかり穿いてしまう2024年

ここ数年でビッグシルエットなトップスやワイドシルエットなパンツが「定番」となってしまい、身体のラインが出るタイトシルエットな服を着ている人は見かけなくなりました。かく言う筆者も5年前まではSサイズのTシャツを好んで着ていましたが、今ではXLでも良いくらい笑。

またパンツにタックインするスタイリングが市民権を得たのもあり、誰でも上手くビッグサイズTシャツをコーデできるようになりました。すると合わせるパンツもトップスと同様にボリュームがないと上下がチグハグになるので、必然的にワイドシルエットを選ぶようになります。

そこで2024年に一番活躍してくれたのが過去記事にも登場した60sBIG MACのペインターパンツになります。ヴィンテージならではの雰囲気とワイドなシルエットが今っぽいのはもちろんのこと、ライトオンスのおかげで酷暑でも穿けたのもお気に入りのポイントです。

 

 

 

 

 

またヴィンスエとデニムジャケット以外のアメカジ古着はボリューム感のあるアイテムが多いので、ワイドシルエットのパンツとも好相性だったりします。画像1枚目のパンツはGUのスーパーバギースラックスですが、Mサイズのジャングルファティーグジャケットと違和感なくコーデできます。

そもそもビッグシルエットの服は着ていた楽チンなのもあり、大きなトレンドの変化がない限りタイトシルエットには戻れません。また昔は超極太に感じたM-65カーゴパンツも2024年現在では丁度良い太さに感じるんだから、世の中のトレンドの変化は本当に怖いです…。

と言うことで今回はテレビCMを見て気になっていたユニクロのワイドストレートジーンズを購入したので、アラフィフオヤジでも似合うのか検証していきます。ちなみにこのパンツめちゃくちゃ気に入ってしまい、現在ヘビーローテで穿いていることを最初に白状しておきます😅

 

 

 

 

 

 

 

新定番と呼べそうなワイドシルエット

出典:UNIQLO CM

読者の皆さんもご覧になったことがあるかもしれませんが、ユニクロのワイドストレートジーンズのCMは筆者にとって衝撃的でした。素敵な外国人がモデルになっているので輪をかけてカッコよく見えますが、ご年配の男性がジャケットにこのパンツを合わせているじゃないですか😳

個人的にワイドシルエットのパンツはカジュアル感が強いので、ドレス感のあるコーデに合わないと考えていたので目から鱗です。しかも50〜60代の男性が穿いて似合ってしまうんだから、ワイドパンツが合わせやすいアメカジコーデがメインのオヤジにも似合うはず!

このCMを見て自分も似合うと確信した筆者は(頭が少しおかしいのはここだけの話笑)、その日のうちに近所のユニクロへ向かいワイドストレートジーンズを買いに行ったのは言うまでもありません。

 

 

 

 

 

出典:UNIQLO official site

早速ユニクロ店内にあるワイドストレートジーンズのコーナーを発見しましたが、そこにも「CM放送中」のポップがありました笑。このパンツは全4色展開でデニム以外にもホワイトとブラック(画像2枚目)もあり、この2色はモノトーンコーデに使いやすそうです。

しかしテレビCMで気になっていたのは濃紺デニムバージョンだったので、ここは初志貫徹とばかりに濃紺デニムを3サイズほど持って試着室へ向かいます。やはり我々オヤジがワイドシルエットのパンツを穿くなら、濃紺やブラックのようなダーク系を選んだ方が無難にコーデできます

 

 

 

 

 

極太パンツはハーフクッションで穿きたい

今回も当ブログではお約束となっている3サイズ比較コーナーを開催します笑。基本ユニクロのパンツは178cm/67kgの筆者だとW30がジャストサイズなので、W30〜W32の3サイズを穿き比べてみました。

まずはジャストサイズと想定していたW30を穿いてみると、ウエストはきつくレングスもノークッションでツンツルテンな印象に…。やはりワイドかつストレートシルエットなパンツの場合ノークッションよりハーフクッションの方が熟れて見えます

続いてW31を試着したところウエストはジャストで穿いていくうちに緩くなりそうですが、レングスはハーフクッションで理想的なシルエットを描いてくれます。またシルエットはW30とW31ではほとんど変わらず、腰回りや太もも周辺がゆったりしているのが分かります。

 

 

 

 

 

左:W31、右:W32

こうなってくると最早W32を試着する必要はありませんが、ジャストより1サイズ上だとどうなるのか検証する為だけに穿いてみました笑。しかし、と言うか予想通りウエストは緩くなりベルト無しでは穿けないサイズ感で、レングスも1クッション以上入ってしまいダラシない印象に…。

今回ワイドストレートジーンズを試着して感じたのは、どのサイズでもシルエットは大きく変わらないけどレングスの長さで印象が大きく変わる点です。よってテーパードパンツのようにノークッションが良しとされていたレングスの概念を一度捨てて、ハーフクッションを狙うのをオススメしたいです。

感覚としては歩く時に裾がヒラヒラと動かないが、かと言って1クッションほど裾がもたつかない長さが個人的にはベストだと感じています。我々オヤジがワイドパンツをレングスもダボダボに穿いてしまうと、痛いオヤジB-BOYに見えてしまう危険性がありますしね😅

 

 

 

 

 

ドレープする生地とミニマルなディテール

今回購入したワイドストレートジーンズのディテールをレビューしていきますが、コットン100%かつペインターパンツほどの薄いオンスなのが特徴的です。これによりワイドシルエット特有のドレープ感を楽しめるだけでなく、デニムパンツほどのゴワゴワ感がないので穿きやすい!

正直リーバイスの14オンスデニムは穿き込まれた古着だと穿きやすいのですが、リジッド状態だと硬くて穿き辛いのが本音…。その点ワイドストレートジーンズは見た目が濃紺デニムでも、実際には軽いオンスと太いシルエットのおかげで脚にまとわりつかず軽快に穿けます。

またディテールをチェックしていくとステッチはボディ同色で縫われており、リベット等の装飾は一切なくミニマルな設定になっているのも好感が持てます。こうすることによってパッと見でユニクロだと分かりづらいだけでなく、デザイナーズブランドのような雰囲気を携えています。

 

 

 

 

 

読者の皆さんが最も気になっているであろう「ワイドストレートジーンズの太さ」について、筆者が所有するBIG MACのペインターパンツと比較してみました。すると驚くべきことに太さがほとんど変わらない結果となりました😳

よってこのパンツは、見た目が5ポケットジーンズでありなが実際にはオンスも低くペインターパンツのようなシルエットのパンツであることが判明しました。確かにペインターパンツはトリプルステッチやハンマーループ等のディテールがラギッドすぎて敬遠されがちなんです。。

その点定番デザインである5ポケットジーンズのデザインであれば誰でも簡単に取り入れられますし、見た目の癖もないのでコーデしやすいのも好ポイントです。ちなみにこのパンツはW31で股上31.5cm、股下74cm、裾幅23cmの極太セッティングとなっています。

 

 

 

 

 

今トレンドの細長レザーベルトを活用

極太シルエットのパンツはたいがい股上が深いので、ベルト無しで穿くとズリ落ちてきてしまいます。そこで今回ご提案したいのが、若者の間でも流行っているパンツをタックインした上で細長いレザーベルトを使ってウエストマークにアイポイントを作ることです。

我々オヤジ世代はジャストサイズの5ポケットデニムを穿く時ノーベルトこそ熟れていると考えているので、ベルトをすることに違和感がある人は多いかと思います。しかしトレンドを取り入れることでコーデが今っぽくなりますし、ずり落ちないので快適に穿くことができます!

参考までに筆者が購入したのは、富山の老舗ヴィンテージ古着屋FOREMOST富山で購入したUSA製ユケテン別注トリーレザー「スターラップベルト」になります。ベルト幅は2.5cmと細くW36インチを選んだので、剣先が長く出ることでアイポイントを作っております。

 

 

 

 

 

またワイドストレートジーンズに合わせる靴ですが、ローファーのような華奢なタイプよりJMウエストン・ゴルフのようなボリュームのあるタイプの方が合わせやすいです。他にはオールデンのプレーントゥやアメリカ軍サービスシューズ等の外羽根の革靴とも好相性です。

個人的には濃紺のワイドストレートジーンズとハイテク仕様のニューバランスとの組み合わせが、ボリューム感だけでなく色味の面でも相性がバツグンに良いと感じました。やはり濃紺パンツは見た目が重たくなってしまいますが、足元がグレーになることでその重さを軽減してくれます。

これまで出番の少なかった筆者のニューバランス990V2ですが、現在このパンツのおかげで大活躍中です(売らなくて良かった〜笑)。また靴の色味で考えると春秋はニューバランス、冬は黒の革靴を合わせてコーデしてみようかと考えております。

 

 

 

 

 

 

 

UNIQLOワイドストレートジーンズまとめ

と言うことで今回は現在定番のビッグシルエットスタイルにピッタリな、ユニクロのワイドストレートジーンズについてレビューしてきました。我々アラフィフオヤジにも似合うかについては、濃紺デニムを選択しハーフクッションで合わせればオヤジでも違和感なく穿けました

またこのパンツはトップスをタックアウトするよりタックインして着た方が、パンツ全体のゆったりとしたシルエットの良さを活かせると考えます。そしてタックインに合わせたいのが今トレンドの細長ベルトで、シンプルコーデの腰回りにアイポイントを作るのもアリかと考えます。

コットン100%の低オンス生地は穿き心地が良いだけでなくドレープ感が出るので、柔らかい印象のスタイリングになるのも特徴です。下手なデザイナーズブランドのワイドパンツに数万円出すなら、まずはこのパンツを3,990円で試してみることをオススメします。以上です!

コメント

  1. ハヤッチ より:

    いつも楽しく拝見させて頂いております。
    久しぶりの投稿ですね。
    私も気にユニクロのワイドデニムのあのおじさん気になってました笑
    あんな素敵なおじさんになりたいですね。
    次回はそろそろバブアーネタをお待ちしてます♩

    • masagonia masagonia より:

      ハヤッチさん、コメントありがとうございます!
      ブログの更新が滞ってしまい申し訳ございませんm(_ _)m

      CMのオジサン、カッコいいので気になりますよね笑
      そろそろバブアー記事書きますね(^^)

  2. k.o より:

    私もmasagoniaさんの記事に触発されて、同製品のダークグレーを購入しました。
    501先染め/後染めブラックが高騰していく中で、手ごろな価格で試せるのは楽しいですね。

    • masagonia masagonia より:

      k.oさん、コメントありがとうございます!
      ファッションはお手頃価格で楽しみたいですよね(^^)
      ダークグレーも使いやすそうです。

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